TRPGシステムに依存しないGMテクニック。自己紹介を工夫しよう。セッション開始時にプレイヤーにPC紹介を行ってもらうことは多いと思う。この時に、プレイヤーをいじろうという話。
2010-12-30 23:13:09PCたちの自己紹介をしてもらう時に何を話してもらうかという話なんだけど。何も指定ない場合、名前、PCのデータについてごにゃごにゃで終わってしまうことも多いと思う。
2010-12-30 23:14:30というか、何を話していいか迷いますよね。決めてないことも多いかもしれないし。人間、訓練していないとただ話すのは難しいのです。そこで、呼び水をきちんといれてあげる。これだけでだいぶ変わります。
2010-12-30 23:16:48まず、GMは、このタイミング以降はPC名でしか呼ばないように注意しましょう。その上で、性別、年齢、髪型、髪色などについてきちんと聞きます。聞き込みをするようなイメージですかね。もちろん、高圧的なのはNGですがw
2010-12-30 23:20:17ロングなのかショートなのか、ポニーテイル? 三つ編み? など知っている単語をフル活用して説明していく。この時に、なんでそんな事聞くの? というリアクションが出ることもあると思います。
2010-12-30 23:28:23そんな時には自信をもって言い切りましょう「キャラクター性が変わります」と。黒髪ロング前髪パッツンと茶髪ゆるふわウェーブではキャラクター性は全然違います。
2010-12-30 23:30:46次は、服装。これはゲームやデータによって違うと思うので、簡単に。好きなファッションや特徴的な格好をしているかどうかの確認。現代ものだと、キャラクター性を大きく変えるけど、ファンタジーでは装備しているアーマーの影響がでかいですよね。
2010-12-30 23:33:56この時に、ちょっとしたトリビアを混ぜると場があったまります。ダウンジャケットの防具としての有用性とかw 自分が良くネタにするのは、かぼちゃパンツです。
2010-12-30 23:36:381人目でこれをやりますと、3人目あたりで、プレイヤーさんなりに決めていたり、考えていてくれたりしていますので、楽になります。
2010-12-30 23:40:03オッドアイのキャラクターが、出た時は、即座に瞳の色を突っ込みましょう。赤青、金銀、こちらの色でも、キャラクター性がことなりますので。
2010-12-30 23:47:24この先は、システム個別の要件にも入っていってしまうのだけど、とにかくプレイヤーさんに自分のPCについて考えてもらう、イメージしてもらうというのが重要です。
2010-12-30 23:52:15実は、この自己紹介を使ってプレイヤーをイジルの目的は、プレイヤーさんのイメージを抽出するところにあります。どういうことかというとTRPGとは共同幻想を現出させるゲームであり、そのためには、共通のイメージをもっている単語を見つけておく必要があります。
2010-12-30 23:57:36そのためには、PCのイメージについてお互いが会話するのは有効なんですね。たとえば、「化物語」に出てきた阿良々木くんみたいな感じという言葉が有効か無効かを相手が使う言葉から情報収集するのです。
2010-12-31 00:00:00結論、プレイヤーさんとたくさん会話しよう。つまるところ、目的はそこにあったりします。コンベンションで一見さんと遊ぶ場合などは理由があったほうが会話しやすいですから。プレイヤーさんひとりひとりが発話機会があり、個別にリアクションできる機会は逃せません。
2010-12-31 00:11:53