なベアダーさんの『佐世保オジさんと行くぶらり種子島』に関するつぶやき
なベアダーの厄介とは。とても青臭く恥ずかしい呟きを連投する行為です。被害報告もさることながら、自身翌朝恥ずかしくなる黒歴史を書きつづる推し事です。
2015-07-18 03:27:10ノフ歴三年を共にした兄貴分はこの日に限り僕をリムります。友達はTLをスッとしやがります。父親のような人はトゥギャリます。ファボ魔する心の友もいます。リツする優しい奴らもいます。僕のまわりには、ももクロのおかげでそんな奴らが溢れているんです。
2015-07-18 03:27:50※今回はあえていろんな回りくどい言葉を多用しています。何故かは想像にお任せします。真実の全てを書いてはいません。真実が知りたい人は、どうか一度『種子島』に行ってみてください。後悔はしないですよ。お力になります。 pic.twitter.com/qFmGx2e1fJ
2015-07-18 03:29:12モノノフが過ごす推しの生誕は面白い。深夜の日付変更と共に祝う人もいれば、推しの産まれた正確な時刻に祝う人もいる。一人で生誕会や仲間のモノノフみんなで祝う人もいる。わざわざ遠征する人もいる程で、その活動に際限は無い。
2015-07-18 03:30:40よく考えれば奇妙な話ではある。誕生日の本人はいない、そもそも赤の他人であり、元も子も無く言えば正確な生誕なのかも不確かだ。それなのにみな必死に、推しの生誕を祝いあげる。これが楽しくて仕方がない。
2015-07-18 03:31:21初めの年は知り合いのバーで生誕祭を盛大に。二年目は国立でさらに盛大に。そして今年は自宅で静かに。いろいろ考えた末、一人で生誕への厄介な呟きをした。
2015-07-18 03:32:18僕にとって有安杏果と言う人間は恩人だ。だから生誕はイベントなんかではない。彼女への感謝を返すための大切な一日なのだ。2015年、僕の推し事は報われた。彼女の優しさに、またたくさんのものを得た。その感謝を厄介として夜な夜な綴った。
2015-07-18 03:33:00『推し事』とは、言わば推しへの想いを何かしらの形や行動に昇華させる事を差すと思う。いろんな形があるけれど、その根底は自己満足だ。それは推しとの関係にも言える。タレントとファンの関係は覆る事は無い。この二人の関係も、やはり自己満足だ。
2015-07-18 03:33:42自己満足の『推し事』は本来その当人にとって特別なものになる事がほとんどなのだけれども、人の『推し事』が度々胸を打つのはいったいなんなのだろうか。共感し、そしてその人の想いが成就する事を心から願うあの気持ちが何なのか。ちょっとだけ、今回の生誕でそれが分かった様な気がした。
2015-07-18 03:34:17玉井詩織も今年成人を迎えた。彼女を推す黄推しの方々には特別な生誕に違いわないのだろうけれど、今回はとある佐世保の黄推しオジサンの『推し事』について語りたい。
2015-07-18 03:34:54「しおりちゃんの二十歳を産まれた地で祝いたい」彼がそう言いだしたのはまだ肌寒い春先の事だった。僕はすぐに快諾した。彼には個人的に恩義もあるけれど、彼との旅行なら行きたいと素直に思えたからである。これが『佐世保オジサンと行く ぶらり種子島』の始まりだった。
2015-07-18 03:35:43佐世保オジサンの構想は昨年から始まっていたらしかった。彼は舞台挨拶にて推し事が報われた事もあり、黄推しとしてまた一つ深みにハマったばかりだった。年を跨いだ構想を実行に移そうと心に決めたのも、玉井詩織がまた彼を救ったからだった。
2015-07-18 03:36:09玉井詩織生誕の地が種子島だと言う事はモノノフであるなら周知の事だ。玉井詩織特集のクイックジャパンで大々的に取り上げられてからは、黄推しとしての基礎知識となった。でも、ほとんどの黄推しがこの地を訪れた事が無いだろう。理由は行きにくいからだと思われる。
2015-07-18 03:36:36種子島は鹿児島県の港から舟、または空港より飛行機で向かう離島である。そう、簡単には行けない。お金ももちろんだが、何より時間がかかるのだ。時間に追われる現代人であるからこそ時は金成と言う言葉の重さを噛み締める我々には、やはり種子島は遠い。
2015-07-18 03:37:00そんな果てしなく遠い黄推しの聖地に、現代社会人のオジサンが四人、海を渡った。それも平日に三日かけて。。。それは光りの様に早い推し事であり、そして気の遠くなるような推し事でもあった。 pic.twitter.com/UiupvngxZS
2015-07-18 03:37:54六月二日。鹿児島駅の改札で四人のオジサンは合流した。互いにどんたく以来だ。佐世保オジサンと僕は既に新幹線で黄金水を補給していたのでご機嫌だ。そのまま虫オジサンの車に乗り鹿児島のももクロ聖地巡礼に向った。
2015-07-18 03:38:34生誕二日前に鹿児島に入る理由は高速船の出航時間に合わせての事だった。満喫するためには早朝7時の船に乗る必要があるため、前日入りして早朝から行動する運びとなった。いい機会だしと言う事で鹿児島のちょろオジサンを呼び出して鹿児島聖地巡礼と前前夜祭となった。
2015-07-18 03:39:02鹿児島は雨で、せっかくの桜島も鈍色にくすんでいた。灰が舞わないからいいと言う県民の日頃の苦労には頭が下がるが、やはり晴れて欲しくもあった。梅雨入りの報は覚悟していた事ではあるが、やはり落胆は隠せない一行は雨粒から目を逸らしながら深夜のホテルに帰った。
2015-07-18 03:39:32早朝起床するや僕は窓の外を見あげた。怪しげな雲が空を隠している。佐世保オジサンは既に起きていて、と言うより緊張で眠れなかったようだが、寝不足とは裏腹にまるで天候の事など気にしていない様子だった。彼にとって大切なのは推しの生誕の地に赴く事なのだ。
2015-07-18 03:40:00簡単な朝食を済ませ、オジサン四人はついに海を渡った。一時間と少しの船旅を経てついた念願の種子島は、鹿児島に比べいくらか明るく雲が薄い。雨は降っていなかった。予想よりも随分と穏やかな玉井詩織の産まれた島は、モノノフ四人を快く迎えてくれた pic.twitter.com/UkdHbllkLx
2015-07-18 03:41:18浮足立つオジサン四人にはやらねばならないことがたくさんある。わざわざ種子島にまで訪れたのだから、聖地巡礼をしなければいけない。佐世保オジサンの持参したクイックジャパンを四人で見比べ、玉井詩織が立った場所を、寸分の狂いもなくめぐるのだ。 pic.twitter.com/bv7Yxn0oSV
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