６月企画（大太刀長谷部さんとショタ忠くんbot）まとめ

へし燭bot @hsXsk_bot

今回の本丸の設定： 審神者の手違いで、大太刀時代の長谷部さんと織田時代の無銘光忠くんが鍛刀で呼び出された本丸。通常のへし切長谷部くんと燭台切光忠くんも居ます。むしろみんな違和感なく馴染んでいます。呼び分けの都合上大太刀長谷部さんは国重さん、無銘光忠くんは光くんとさせていただきます

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国重さん： 大太刀時代の長谷部くん。通常のへし切長谷部くんよりも大らかで豪快でよく笑う。悪く言えばやや大雑把。悪戯の類が好きな結構お茶目な人で、鶴丸とは気が合う様子。大体いつも光くんと一緒に居るか抱っこしている。光くんは国重さんにとっての安心毛布。

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光くん： 織田時代の無銘光忠くん。ショタだけど、わりと言動は大人っぽい。基本的に無表情でやや人見知りだが、無口ではない。燭台切光忠くんよりも格好に気を遣っていない（というよりも、着飾られるのが好きではない様子）。大体いつも国重さんの後ろをついて歩いている。

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光忠「やあ、国重さん。おはよう」国重「ああ、おはよう燭台切」光忠「光くんはまだ起きてないの？」国重「ああ、まだ気持ちよさそうに眠っていたので、起こすのが忍びなくてな…」長谷部「お前は光を甘やかしすぎではないか？」国重「打刀の…、お前がそれを言うのか？」長谷部「う…」

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光「くにしげさん…」国重「ああ、自分で起きて来たのか、光。おはよう」光「おはよう…（腕を広げる）」国重「何だ、朝から甘えただなあ、我が姫は（抱き上げる）」光「だって…おきたら国重さんいなくて…国重さん、ぼくがいなくて、さみしがってるかなって…」国重「ははっ、違いない」

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石切丸「国重、光。おはよう」光「おはよう、ございます。石切丸さん」国重「おはよう」石切丸「おやおや、やっぱり光は恥ずかしがり屋だね。国重の後ろに隠れていないで、顔を見せておくれ」光「う…はい…」国重「あまり見ないでくれ、光が減ってしまう」石切丸「おや、それはすまないね」

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国重「光、おいで」光「…？」国重「この前、リボンタイがほつれていただろう？新しいのを買ってきたんだが、貰ってくれるか？」光忠「ぼくに…？」国重「燭台切と揃いで黒にしたんだが、駄目だったか？」光忠「ううん…でもこれ国重さんとお揃いで気に入ってるから…」国重「…光忠に繕ってもらうか」

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光忠「あれ？珍しいね。光くん、今は国重さんじゃなくて長谷部くんに抱っこして貰ってるんだ」光「国重さん、鶴ちゃんとどっか行っちゃった…」長谷部「子守りは性に合わん」光忠「（そう言いつつ、嬉しそうだなあ）」光「でも、はせべくんの腕の中も、落ち着く」長谷部「…っ」光忠「妬けちゃうなあ」

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光「あ、国重さんおかえり」国重「ああ。…それよりも、浮気とは酷いなあ、光」光「はせべくんは国重さんだし、浮気じゃないよ？」国重「…まあいい。ほら、いいからおいで（座って膝ぽんぽん）」光「うん」光忠「フられちゃったね」長谷部「じゃあ、代わりにお前が来るか？」光忠「ぼ、僕はいいよ！」

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歌仙「今日は皆で梅の実を収穫しようか。沢山実っているようだから、今年は梅酒と梅干しの他に梅のジュースも作ろうか」光「国重さん、毛虫いる…もさもさ…」国重「光、触っては駄目だよ。危ないからお前はそこで待っておいで」光「梅のジュース…」歌仙「過保護は雅じゃないねえ、国重…」

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国重「燭台切、光を見なかったか？」光忠「光くん？うん、居るけど…静かにね」国重「ん？何だ、光は寝ているのか」光忠「洗濯物を畳むの手伝って貰ってたんだけど、いつの間にか国重さんの服握りしめて寝ちゃってて」国重「…そうか」光忠「（やっぱり、こういう穏やかな表情は長谷部くんそっくり）」

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光「ん…くにしげさん…？」国重「うん、おはよう、光」光「ごめん…ぼく、国重さんの洗濯物の上で、寝ちゃって…」国重「そんなことはいい。むしろ俺のものを選んでくれていたようで嬉しいよ」光「うん…やっぱり、国重さんの匂いがして、落ち着く」国重「では、次は本物の匂いはいかがかな、姫？」

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光「燭台切…」光忠「どうしたの、光くん？」光「ぼくも、晩ご飯一緒に作ってもいい…？」光忠「ＯＫ、今日は国重さんと長谷部くんの大好物のオムライスだもんね」光「うん」光忠「じゃあ2人で格好良く作ろう！」 国重「打刀の…見ろ、天使が居るぞ…」長谷部「（昔の俺はこんな奴だったのか…？）」

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国重「なあ、打刀の」長谷部「（嫌な予感しかしない）」国重「燭台切と光は、本当に天女のようだな…」長谷部「…ひ、否定はしないが」国重「多くの光忠を見てきたが、あれほど俺を惹き付けるのは光だけだ。光が居れば何も要らない。愛している。ふにふにの頬最高」長谷部「最後で台無しだな」

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光「…国重さん、どう、かな？」国重「ああ、とても美味しいよ」光「光くん一生懸命作ったもんね」国重「本当に美味しい。今すぐにでも嫁に欲しいくらいだ」光「え？」国重「え？」光「…まだ国重さんのお嫁さんじゃなかったの…？」鶴丸「こりゃ驚きの爆弾だなあ、国重」鶯丸「駄目だ、固まっている」

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次郎「国重、ほら今夜こそ宴会に付き合ってくれるんだろうねえ？」国重「ん？ああ、そうだな。ずっと断り続けているし、たまには…」光「国重さん、お酒？飲み過ぎちゃ駄目だよ？」国重「そうだな、やめておこうか」光「でも、お酒に強い国重さんも格好いいよ」国重「飲もうか」次郎「単純だねあんた」

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国重「おかえり、光。風呂に入っていたのか？」光「うん…短刀達と岩融さんと一緒に」国重「そうか。石鹸のいい香りがするな」光「国重さんは、お酒の香りがするね」国重「嫌か？」光「ううん…でも、今度は、一緒にお風呂入ろうね」国重「お前が望むなら」歌仙「…雅じゃないが強い酒が欲しい気分だ」

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国重「…さて、そろそろ俺はお暇するかな」和泉守「あ？何だ、もう寝るのか？」国重「ああ。もうそろそろ…」光「国重さん…」国重「今行こう。…というわけでな」次郎「おひいさんのご指名なら、行かないわけにはいかないだろうねえ」光忠「まあとりあえず僕達もお開きにしようか」長谷部「そうだな」

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国重「というわけで、俺はもう寝させてもらうぞ。早く行かないと俺の姫が愚図ってしまう」光「…ぼくそんな我が侭言わないよ…ぼくが先に寝てたら、国重さん、起こすんだもん」国重「…はて、そうだったかな？」光「…そうだよ。いいから寝よう？…おやすみなさい、主」国重「おやすみ、主殿」

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国重「俺達の会話は、これで終了させてもらう。長々と付き合わせてしまってすまなかったな。俺達は今日限りの存在だが、まあ、打刀のが居るから問題はないだろう。たまの機会に思い出して貰えると有り難いがな」光「銘のある僕は、幸せそうだから、見守っていて貰えると嬉しいかな」「おやすみなさい」