- Eric_Ridel
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ガッツ星人のツイートを見ましたが、なにやら反対派の行儀の悪さを嘆いておられる知識人がいるようで。頭の良い人によくある話ですが、ある志向の集団がみな均一にお行儀のよい発言をする人ばかりと思う方こそ傲慢だと思いますよ。
2011-01-03 08:59:00それをあげつらって「反対派はこれだからw」とか言うのは、規制派の個人や言動をあげつらうのとかわりない。反対派でもまともな言い方をする人はいる、ぐらいにとどめておくのが大人じゃないのかな。個人攻撃に辟易するのは当然でしょうが、だからといってそれを全てと思うのは単なるレッテル貼り
2011-01-03 09:03:51反対派はすべて足並みを揃えて、お行儀よく。というのはもちろん理想なんですが、ブログやツイッターで個人が発言すること全てをそれで統一しようなんて無理な話だし、その発想自体が危ないと思ってしまいます。意見は意見として存在して、その上で冷静な意見を広げていくぐらいしか出来ない。
2011-01-03 09:11:16自分には、反対「過激派」の意見を取り上げてこれだから規制に反対する奴はダメなんだ、というのと、反対派がよくやってしまう一部の識者の発言に噛み付く行為は同じようなものに見えてしまう。
2011-01-03 09:16:01規制側は綺麗なものだけがあればいいと思ってるのでしょうが、規制に反対する側は綺麗な物、汚いものどちらもあっていいと言わざるをえないスタンスですから…。だからといって世論を敵にまわすような声ばかり大きくなっても困るので、冷静な意見、まっとうな語り口を広げていくことしか出来ない。
2011-01-03 09:22:34漫画ってのは元々お行儀の悪いものです。嘘はあるし誇張はあるし、言葉遣いだって決してよろしくない(^^; 正しいこと、間違っていないことだけしか信じない人にとっては許せない存在でしょう。漫画に限ったことではなく、表現ってそういうもの。
2011-01-03 09:27:26よりによってポル・ポト扱いかorz ミリタリの方は厳しい方が多いようで。どうすりゃ満足していただけるんですかね。
2011-01-03 12:19:31その認知が徹底していなかった、というツッコミでありましたら同意です。しかしそれはまず販売・流通のレベルで語られるべきであって、作家の創作活動に踏み込むのはやはり飛躍があると言わざるをえないと思っております。
2011-01-03 12:41:13都には「コミケは対面頒布です」ということで説明していて、サークルもそれを実行しているのだから大丈夫だと考えているし、実際現状を説明して現場も見てもらっている(コミケ委員会市川氏の発言より)
2011-01-03 13:29:57表現を「選別」するという考え方自体あまり気持ちのいいものではありませんが、自分はそれを行うならば行政と出版側が個別にクレームがついたものに関して交渉で決めるのが最も現実的ではないかと考えています。さらにそれを公開することも必要でしょう。
2011-01-03 13:42:38規制の話をするといつも18禁関連に話題が移ってしまうけど、世の中の作家が気にしているのは「18禁以外にも適用される」っていう部分なんですよね。しかもそれが、見た目だけではなく内容にまで踏み込んでいる。
2011-01-03 16:33:27見た目なら、色々回避する術ってのはあるんです。むしろ見せないほうがその表現が際立つということもあります。それはどちらかというと作家の腕の見せ所。でも内容にまで踏み込まれると、描けないことが急激に増える。あからさまな表現よりも、そうでない表現に与える影響のほうが大きい。
2011-01-03 16:36:31だから、見た目をもうちょっとどうにかしろという意見には交渉の余地があると考えています。販売ルートや展示の仕方をかんがえろという意見も改善の余地はある。ただそれに乗っかる形で内容をコントロールしようとするなら、それは抵抗せざるをえない。
2011-01-03 16:38:52自分用メモ:自主規制の歴史 http://bit.ly/bU8xCD そういや、コンビニのテープ止めは最初一箇所だったっけ。
2011-01-03 17:17:38色んな人をフォローしていて、その中にはうなずけない意見や発言もあったりする。でもそれは勉強になるし、意外な視点を見せてくれるキッカケにもなる。ただ一つ、自分がフォローした人のツイートを見るときに気を付けているのは「他人の好き嫌いに口を出さないこと」これだけです。
2011-01-03 17:44:55なぜそう考えるようになったかというと、何回かそういう真似をして懲りた、というのもある。人の好惡を他人が干渉しようなんて話は思い上がりだと思い知らされました。仮に成功したところで、その後すっきりしないこともわかりましたし。
2011-01-03 17:51:00もう一つ、こちらの方が重要だと思うけど、そういった「個人の価値観」を叩きつけられて凹んだ経験がそうさせるのだと思います。自分の作品に他人の好き嫌いをぶつけられる初めての出来事でした。
2011-01-03 17:53:02自費出版しているアンリミテッド・ウィングスの続編「UW2 絶対記録大戦」に寄稿していただいていたある方から突然メールが来まして「あなたの本にはもう協力できない」「他人に見せるのも恥ずかしい本だ」と言われたわけです。
2011-01-03 17:55:38ウチのUW2本は見事なまでにエロス要素が欠けている本だと自覚しておりますが、それでも、アニメ絵の女の子が出ているというだけで嫌悪し、言葉を投げつけられたことに深いショックを受けました。
2011-01-03 17:57:21表現を否定することのハードルの低さと、それを食らったときの作り手のダメージを両方体験したのです。どんな作品であろうが嫌悪という個人的な価値観にさらされることは回避できず、世に出すには相応の覚悟が求められる、ということも学びました。
2011-01-03 18:13:44その時のダメージから立ち直れたのはひとえに周囲の理解と、ある程度の運、そしてほんのちょっとの意地でした。でもそれがたまたま揃っていただけで、作家が皆こういった僥倖に恵まれるとは限らない。
2011-01-03 18:16:10もしこの出来事が法の後ろ盾を持って襲ってきたら、耐え切る自信は正直ありません。だからこそ、柄にもなく政治的な問題に色々つぶやくようになったとも言えます。過激(とされている)ものだけが嫌悪感にさらされるとは限らない、のです。規制派も反対派も忘れがちなことですが。
2011-01-03 18:21:28ホントは「イカちゃん可愛すぎる」とか「三式戦の機首萌え」とか言うお気楽なことばかり呟きたいんですけどね。人生かかっていますので言いたいことは言っとくべきかなと。
2011-01-03 18:28:26何時まで経っても連載が獲れなかった新人時代、「やりたくないことを描いて後悔するより、やりたいものを描いて後悔するほうがいい」をモットーにしてここまで来ましたので、今更生き方も変えられません。
2011-01-03 18:29:39