ブラック本丸・ヘイト創作の人気作品まとめ

白 @num1201

これって現実で言えば、ダンサー・イン・ザ・ダークみたいな展開かなと思います。(あれはすごい鬱映画ですしちゃんとした名作なので鬱展開が嫌いじゃないならぜひご覧くださいね、ここから先ちょっとネタバレ）どうしようもない理由で罪を犯した者が断罪される系、という感じです。

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現実で言えばって言いながら映画だった！　犬なのでたまに知能が少なくなります。ごめん。万引きしたって言われて手を斬りおとされた子が実は無実だったみたいなものかな…(昔は実際にそういう刑罰があったんですよ)

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何にしろ本当に誰も幸せにならない作品でした。こういうものが好きな方もいるんでしょうが…、一般的な嗜好ではないと思います。コメント欄もあまり読まないほうがいいです。

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刀剣乱舞未プレイを1ページ目に記載してある点には好感が持てます。ついでにタグにも入れておいていただけると嬉しいです。現在連載中で5作品UPされているので、キャプションとタグをご紹介します。 pic.twitter.com/8AvmENJE9e

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段々キャプションが長くなっています。個人の希望ですが、できればキャプションにはお友達との会話よりも作品の具体的な内容を書いてほしいです。 pic.twitter.com/O421KgBpBT

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またキャプションからも分かる通り、審神者が中心の作品です。刀剣男士を幸せにしてあげたいのではなく、審神者を幸せにしてあげたい作品なので、この時点で嫌な予感がした方はそのままブラウザバックなさるのがよいでしょう。そもそも未プレイの作者さんなので原作ファン向きではないです。

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こちらの作品は主人公が突如として訪れた政府職員に無理やり審神者にさせられてしまう…というところから物語が始まります。主人公は女子高生、原作ゲームでは審神者にはなれない年齢ですが創作物ですのでそこは構わないです。ただ刀剣はやはり酷い描かれ方をしています。

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主人公＝心優しい性格、刀剣男士＝そんな優しい主人公をいじめる悪いやつら、という図式の作品なのでこの時点でもう無理だと思った方はそのままブラウザバック推奨です。ここから先はネタバレを含む感想になりますのでお気を付けください。

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最初に主人公に暴力を振るうのは三日月宗近です。他にも暴力を振るわれて傷だらけだという描写は出てきますが、殴るシーン初登場は三日月でした。ただ鞘で殴る程度なので過度の暴力描写というほどではありません。和泉守兼定も悪役側です。三日月も和泉守もこういうものでは悪役にされがちですね。

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主人公は自分で資源を集めに行きます。(これはブラック本丸もののテンプレ的展開です)その帰りに暴言をはかれて傷つき、ちゃんねる的な匿名掲示板に逃げ込むわけです。そこでは皆が主人公を慰め、優しくしてくれるからです。ただ彼らはアドバイスをするわけでもなく、特に解決の糸口はつかめません。

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その際に刀剣男士のことを責めるような発言が数多く出てきます。口汚い罵りというほどではありませんが、その点でも好き嫌いは別れます。

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主人公の味方になるのは加州清光。ちゃんねる系掲示板に書き込む匿名たちと同じように現在本丸にいる刀剣男士たちについて馬鹿だ、と罵ります。いえ実際に酷い審神者から虐待されていたとはいえ主人公に暴言を吐き暴行を繰り返すのは馬鹿だとしか言いようがないのですが、悪口が続くので好みは別れます

白 @num1201

作者さんは3話目のキャプションで「刀剣男士を愛している」と書いていますが、未プレイだそうなのでどの辺りへの愛かについてはわかりません。もし好きな子をいじめる・いじめられたい性癖であれば、ヘイト創作というよりはもう少し別の性癖のような気がしますね。不憫萌えとか。作者がどMだとか。

白 @num1201

次に鍛刀されて味方になるのは次郎太刀です。いじめは傍観している側も加害者だ、それはその通りだと私も考えます。が、刀剣によるいじめ描写は作者のしているものなので、刀剣が加害者として描かれることに抵抗がある方からするとあまり嬉しくない発言かなとは思います。

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またPixivのブラック本丸ものではよくある展開である、刀剣が主人公に斬りかかる描写もあります。今剣・三日月宗近・岩融が襲い掛かってきます。そして4話へ。4話のキャプションでもご友人との会話が出てきますが、作者さんは「主人公の幸せ」には興味があるようですが刀剣には言及されません。

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また先を読んでいくと今剣は実は主人公の味方になりたいということが明かされます。捨てられるのを恐れるあまり斬りかかってしまったようです。(私には動機がよくつかみきれないので解釈が間違っているのかも) 他の刀たちから強く言われて逆らえず…で、今剣は傍観していたそうです。

白 @num1201

傷ついた加州・次郎のためにボロボロになって資源を持って来ますが、主人公は主になってくれという今剣を拒みます。お話から始めてくれ、とのこと。罵倒がないだけマシですが…、少し可哀想になってくる展開ではあります。

白 @num1201

また最後は主人公が三日月に殺されて終わります。作者さんによればこれはバッドエンドルートなのでハッピーエンドルートもあるそうなのですが、4月の更新を最後にこの作品の続きは更新されていません。コメント欄は例のごとく酷い罵倒の言葉が連なっているので、刀剣好きは読まないようにしましょう。

白 @num1201

ところでこれは読後の雑感ですが、こういった創作物を楽しまれる皆さんはやはり「いじめ」に対して思うところがあるのだろうな、と推測しています。いえ私も思うところはあるんですけどね。どちらかというと、今いじめられていて辛いとか、いじめられていた過去が辛いとかそういうのを感じますね。

白 @num1201

もしもそういう動機でブラック本丸ものを読んでいて、現在進行形でストレスを解消している方がいるのだとしたら…、ちょっと余計なことかもしれませんが、自分の身を守る一番の武器は間違いなく“知恵”だと思います。人の弱点を突くにも、敵わない相手を見極めるのも、知恵が必要です。

白 @num1201

自分を客観的に見つめる目と、相手を客観的に見つめる目と、正しく身に着けた知恵があればだいたいの相手と戦えます。(もちろんこれは日本国内のごく普通のイジメに関してです。過度のものは大人を巻き込みましょうね。親や先生や警察や、そこは誰でもいいですよ。誰か大人を頼りましょう)

白 @num1201

ただこれは「ひとりで戦う場合」の話です。もしひとりで勝てないと思ったら仲間を作ろう、皆で戦おう、その考え方はとても正しいと思います。ブラック本丸もののテンプレートもその意味では馬鹿にしたものじゃないと思います。でもそのときに烏合の衆ではダメなんですね。ちゃんと考えてやらないと…

白 @num1201

だから客観性を身に着けるのはとても大事です。自分がどう見られているのか、相手は客観的にどう見えるのか。ちなみにこれは「いじめられる側に原因がある話」ではありません。いじめなんてホクロの位置が気に食わないとか自分より身長が1センチ高いからとかでも起きますからね。

白 @num1201

それがなんで作品のレビューと関係あるんだよ？と思われるでしょうが、「この公開方法で大丈夫なのか」「この作品を原作ファンはどう思うのか」くらいの視点はあると、いいんじゃないかなあと思っています。嫌なら読むな、は嫌な人の目につかないようにができてからですよ。さて、余談失礼しました。