さて、ロボとーちゃんに代わりましてDTエイトロンの視聴感想をようやく書きます。さわりの1~4話までについて
2015-08-11 23:15:57名前しか知らない作品だったが、ロボットとしてはエイトロンが一応該当するのかもしれないが何となくヒーローマンのようなポジションに近い。 pic.twitter.com/4p67Sc7gKm
2015-08-11 23:16:45ただ、そのエイトロンが今の時点で見る限り……弱い(汗)第3話で初戦闘だがまともに戦えずに先に敗北してしまっている。
2015-08-11 23:17:50またそれとは別に主人公のシュウではなくチーム一行の弟分の少年ドリーが主役ロボのはずのエイトロンを操るという設定は珍しい。過去の作品では超人戦隊バラタックでも主人公が何もしないで、リーダーの少年が主役ロボのバラタックを操るという前例があったにしろ……
2015-08-11 23:18:38こっちの場合主役でもなくリーダー格でもない子供(とはいえ天才少年なのでチームへの貢献度は高い)が主役ロボットを操るというのもちょっと珍しいものである。その立ち位置からヒーローというよりもツールに近いような存在として描かれているかと。
2015-08-11 23:19:26そして肝心のストーリーだが、はるか未来でデータニアという政府主導の人類をデータとして管理・統括していく社会に属していた主人公の少年シュウが、ふとした衝動からデータニアの世界からの脱走を試み、外の世界で生きるリターナーとして生きるという pic.twitter.com/bGmE97ki0u
2015-08-11 23:20:47そんなデータによる管理社会から脱走して、管理社会からつまはじきにされた外の世界で生きるリターナーの一員としてシュウがレジスタンスを挑む……というのが大まかなストーリーになるのだと思う。
2015-08-11 23:21:41ただ、ちょっと面白いキャラ付けとしてシュウがいざ脱走してみたのは良かったとしても、そこから先一人で生きていくには何をすればよいのか分からない?というそんな気弱でナヨナヨした少年として描かれている所。
2015-08-11 23:23:42ならば君は何故脱走したんだと突っ込むのかもしれないが、まぁそれはシュウが無意識にみてしまった海が見える夢から、海をこの目で見てみたいという突発的な感情。いうなれば拘束された社会からふとした衝動にかられてしまったものとして解釈しようと思えば出来なくもない。
2015-08-11 23:24:33また、人とは本能的に縛られた世界に対して外の世界へと飛び出したくなる本能もあるのではないだろうか?という事で考えることにする。また、シュウが第2話で一度その記憶を消されても脱走の衝動に駆られて飛び出した訳だが、それもまた人の本能か、それともDTによるものか……は今後次第
2015-08-11 23:25:51そんな衝動で脱走をしたのは良いが、シュウはデータで教わった事以外の方法、早い話外の世界で生きていく事が全く分からないというガルガンティアでいうレドと似たような立ち位置になっているかも。
2015-08-11 23:27:09ただ、こちらはナヨナヨとした性格になっており天然というよりも引っ込み思案の印象が出ている為人によっては若干好みが分かれるかもしれない。ただこの頃の保志さんの演技はハマリ役だなぁとは確かに。
2015-08-11 23:28:08関係ないけど、キャラデザもリヴァイアスの頃の平井デザインと微妙に似ている、データニアの住人として遺伝子操作されて生まれた境遇など、ついキラ・ヤマトっぽいキャラにも見えてしまうのはご愛敬。
2015-08-11 23:29:25ロスト・ユニバースやバイファム13でも主演だった訳で、この頃の保志さんはブレイクし始めの時期だったというべきか。DTエイトロンは川澄綾子さんや諏訪部順一さん共々現在も第一線の方が新人としてレギュラー出演されている事が多いのはちょっと初々しい。
2015-08-11 23:30:36そして、話が逸れたがリターナーの面々はレジスタンスとしてデータニアを破壊するのではなく、データニアの政策に支配されている子供たちを解放する事が目的として活動しているという設定がキャラクターの描写からして上手く活かされているなぁと感じる。
2015-08-11 23:31:33いうなればリターナーの面々が”偽善”ではないと感じられるような描写が見られ、早い話大人としての役割を果たしているようにも(メイとアインが該当するが彼らはまだ15、17歳と考えると人が出来ている)
2015-08-11 23:32:57特にメイさんについては、なかなか美味しいキャラクターだなぁと思いつつ……1話のサービスシーンも良いよね(下心) pic.twitter.com/tkRt3Qf1Cw
2015-08-11 23:34:14それはそうと、メイさんがいわばシュウの相手役となるリターナーの人物だが性格描写が面白い。異性に対するツンデレ属性と弟に対するお姉さん属性が上手く混じりあっている。あんまり似たようなキャラがいないのでちょっと新鮮である。
2015-08-11 23:35:37ここについては、第1話でシュウに水浴びを見られて有無を言わさず殴り飛ばす荒々しさを見せる一方で、意識を取り戻したら特に遺恨をもたずあっけらかんと彼と接する描写にもあるのだけれども……
2015-08-11 23:36:47第3話が特に印象的だったが、共に逃げるシュウがもたついていると「後ろがつかえているのよ!」と強引に彼の尻を押し倒したり、その後シュウが怪我をしていると知ると愚痴ることなくすぐさま応急手当てをして彼をおぶさって逃げる。 pic.twitter.com/x7O9bjqtTR
2015-08-11 23:38:25また、戦わざるを得なくなった状態で、メイが「こういう時男は女を守るべきなのよ!」と所謂フラグを立てるような誘いをシュウにするも、彼が良く分からない様子をしていれば、「もういい!」とツン状態になって自分が戦うと言い出してしまう訳だが……
2015-08-11 23:39:48だがメイが一人で戦おうとする姿勢に対してシュウが無意識に武器を取って戦う事を選んだ際には、彼女が自然とたたかえるじゃんって喜んで、あなたが自分の仲間になって良かったと思うと素直な感情を示していたリ……
2015-08-11 23:41:35このキャラ付けのメリハリが気持ちいい。メイからすればシュウは自分が解放すべきデータニアの子供として守り、導く対象として自覚しており、その自覚と余裕からツンとデレを使い分けているなぁと。
2015-08-11 23:43:25いわゆる、彼女のツンは余裕があるものでシュウを信じているからという安心感の元に行われているような。恋愛対象というより姉、親代わりとして彼を導く関係が恋愛対象のツンデレと違う印象を与えているのかもしれない。
2015-08-11 23:44:48