英国製無反動砲:Ordnance RCL 3.45in

殆ど引用が多いですけど一応まとめます。
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みりたん @Military_tan

私「ここまで変態銃を見てきたんだ もう私に兵器でビビる要素は無いわね」 姉「ほんとに?ほれ。」 私「ひええええええ!pic.twitter.com/Y1coM87joN

2015-08-12 22:31:09
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みりたん @Military_tan

見た途端に大笑いしました。形が面白すぎる。 ザクバズーカではありません。

2015-08-12 22:32:13
みりたん @Military_tan

@Military_tan お気付きの方もいるでしょう。です。 緩衝装置やマズルブレーキとは違い、無反動砲の原理によって反動を打ち消そうとした無反動砲(大口径ライフル)、Ordnance RCL 3.45 inです。

2015-08-12 22:40:15
みりたん @Military_tan

さて、無反動砲の原理だと弾薬が高初速を得る事が出来ず、戦車の装甲を貫通しえない、と言う欠点がありました。それをどうにかするため、口径3.45インチ(87.6mm)にし、肩でなんとか担げる程度の重量(34kg。十分重いわ。)にしました。

2015-08-12 22:42:55
みりたん @Military_tan

ですがそれでは初速が遅いのをどうしようもありません。そのため開発者は多分こう考えました…速度に関係無くすればいいんじゃね?ということで開発されたのがHESH、つまりは粘着榴弾です。なぜ既存の物を使わなかったのかは……英国ですから。

2015-08-12 22:44:53
みりたん @Military_tan

HESHは装甲用ではありましたが、本当にその性能があるのかは分かりません。そのため軍は最初、この弾薬を「Mk1ウォールバスター」と名づけました。……が、予想に反して(?)装甲にも効果があることが分かり専用チームも立てられました。

2015-08-12 22:46:46
みりたん @Military_tan

という訳で軍にも一目置かれたこのプロジェクト、初期案の大口径砲を改良した物がこちらです。 クロムスキット式と言う、えーと…発射ガスを一時的に筒でストップし、十分初速が高まった後にリリースするシステムを採用しました。外見がアホです。 pic.twitter.com/VEvSE83RNz

2015-08-12 22:49:02
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みりたん @Military_tan

もろにザクバズーカになったこの砲。欠陥がありました。後ろの管が燃焼ガスで腐食し、反動が変化してしまうと言う欠点です。 これの解消に向け努力し1945年に……終戦しました。結局、135丁作られたはいいですけど実戦経験無しで終わりました。

2015-08-12 22:52:28
みりたん @Military_tan

最終的に実戦経験こそなかった物の、HESHは生き残りL6ウォンバットなどの無反動砲に使われる事になりました。ちなみに口径120mmです。 何だかんだ言って英国面の中では実用化に成功した段階の物があるだけマシかもしれません。 pic.twitter.com/QV6r0F0w8C

2015-08-12 22:54:28
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