2015/08 月末ボードゲーム会 番外編(古代Ⅱ インペリアル2030)
- antonioyosida
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旅行会でのボードゲーム雑感。まず「古代2」初の5人プレイ。担当国家はローマのひきょー独裁官、バルバリアのRuno族長、ヘラス同盟の盟主哀帝陛下、ペルシアのザキ夫王、エジプトの山田王。
2015-08-16 21:35:54序盤は、ローマとバルバリアはお互いを牽制し、軍拡に邁進。ヘラス同盟はローマを警戒しつつキプロスを足掛かりにアナトリア半島をうかがう。エジプトはヘラスに対する野心がないことを表明しつつ、金資源獲得を狙い北上。それに自領侵害の意図を感じたペルシアが警戒して南に戦力を配備。
2015-08-16 21:43:18中盤、ローマ、バルバリアはお互いを警戒しつつ、それぞれイタリア半島とバルカン半島に版図を広げる。ヘラス同盟は海軍を拡張し、来るべきローマとの戦いに備える。ペルシアはエジプトへの警戒を解かず。エジプトはペルシアの警戒心を煽りつつも国境線を確定させ、経済力を背景に技術開発を推進する。
2015-08-16 21:49:31このまま当面は膠着状態が続くかと思われたが、技術開発を続けるエジプトに危機感を抱いたローマとバルバリアは和解。共にエジプト殲滅へと行軍を開始。その途上、ローマはイオニア海でヘラスへ攻撃を仕掛けて勝利する。ヘラス同盟はこの敗戦により、東地中海の覇権をうかがう立場から転落する。
2015-08-16 21:55:17一方ペルシアは、エジプトへの警戒を緩め、技術開発へと資源を向けるが、アナトリア半島から侵入してくるバルバリアへの対応を迫られる。エジプトはヘラス同盟敗戦により対ローマ戦を準備せざるを得なくなり、国の要、アレキサンドリアへ兵力を集中させる。
2015-08-16 21:59:31ローマ、バルバリアともに最終目標はエジプトを叩くことにあり、エジプトはそれまでに勝利条件を満たすべく技術開発を急ぐ必要があった。しかし対ローマ戦準備のために開発進行速度が落ちる。その間隙を縫ってペルシアが開発を進める。そうこうしている間にバルバリアとペルシアが開戦。
2015-08-16 22:04:04バルバリアは順調に南下していくものと思われたが、ペルシアの予想外の善戦により進行速度が鈍る。そこで、ペルシアへエジプトへの進出をけしかける。それに了承したペルシアは再び軍を南下させる。
2015-08-16 22:06:43ローマとエジプトはアレキサンドリアで開戦。さすがのローマ大艦隊も要塞化したアレキサンドリアを落とすことはかなわず、2度にわたって撃退される。ここでほぼ事態の趨勢は決した。
2015-08-16 22:08:56バルバリアはエジプト本土に届かず、ローマはアレキサンドリア会戦での損害を回復させる時間もなく、ペルシアはエジプトへ侵入するも時遅く、ヘラス同盟は失った国力を回復できぬまま。結局エジプトが勝利を収める結果となった。
2015-08-16 22:12:00ローマ、バルバリアはお互いを警戒し過ぎた結果、展開を鈍らせることとなったのが敗因であろう。ヘラス同盟は、アナトリア半島への侵入が遅れた結果、敗戦からの回復ができなかった。ペルシアは序盤にエジプトを警戒し過ぎたため、後の対応がすべて中途半端になってしまった。
2015-08-16 22:15:41エジプトの勝因は、最初から技術勝利しか考えてなかった点であり、ペルシアやヘラスから早々に狙われれば、最も中途半端な結果になっていたであろう。
2015-08-16 22:17:46「Imperial2030」担当国家は、哀帝陛下がロシア、インドがRuno氏、ブラジル・中国が俺、アメリカがザキ夫氏、EUがひきょー氏。
2015-08-16 22:22:04開始当初から最も国庫に金がなかった中国債をだれも買わないので、中国は最序盤からほぼ何もできないまま、ロシアにいいようにされるのみ。ロシアは中国が何もできないことをいいことに、中央アジア及び極東アジアへ進出する。
2015-08-16 22:25:39インドも、北からの中国の脅威がほぼ無視できる状態なので安心して東南アジア、オセアニアへ進出する。EU、アメリカ、ブラジルはそれぞれ順調に国内を開発していく序盤となった。
2015-08-16 22:27:26序盤からインドとロシア両国の債権は、優良であると判断され、アメリカとブラジルも、将来伸びる銘柄とみられていた。EUは序盤ではまだ未知数、中国は、その国庫が山田の財布と化すのみであった。
2015-08-16 22:31:11中盤、アフリカへと進出したブラジルは世界一の強国となる。インドは順調にオセアニアを支配し、ブラジルに次ぐ強国となった。ロシアも順調に中央アジアからアラブを支配していく。EUは軍備を整え大西洋からアフリカ北部へと進出。アメリカは海軍を増強して北大西洋と太平洋を支配地域とする。
2015-08-16 22:35:12インド担当るの氏、ロシア担当哀帝陛下、ブラジル・中国担当山田はそれぞれ自分の財布を太らせる。その中で評価が上がる3か国の債権。しかし、周囲はそれぞれの担当者から国家経営権を奪うほどの債権を買おうとまで行かなかった。
2015-08-16 22:38:37そんな中、南北アメリカ大陸利権を欲した俺が遂にザキ夫氏からアメリカの経営権を奪う。ザキ夫氏はこれ以後、国家経営に携わることなく、スイス銀行を担当するのみとなった。
2015-08-16 22:41:43この状況に及んで、るの氏はインド、哀帝陛下はロシアの債権を買い増す。ひきょー氏、ザキ夫氏もそれぞれインド、ロシア、ブラジル債権を買う。
2015-08-16 22:42:05国家状況はといえば、アフリカに進出したブラジルに対して警戒心を強めたロシア、インド、EUがアフリカを侵攻。特にインドとEUがブラジル領を食い荒らし、ブラジルはアフリカを失う。新たに山田が担当となったアメリカは当然のごとくブラジルを支援、北大西洋からEU艦隊を駆逐する。
2015-08-16 22:44:46そんな中、不動の人気を誇るインド、ロシア債権。そしてついにひきょー氏のブラジル債権買い増しにより、山田はブラジルの経営権を奪われる。しかし、南北アメリカを担当していた時期にとにかく財布を太らせていた山田は、インドとロシアの高額債権を購入していった。
2015-08-16 22:47:31結果的には、山田86点、るの氏77点、ザキ夫氏64点、哀帝陛下61点、ひきょー氏53点ということになり、俺が勝利した。
2015-08-16 22:52:31いまいち勝因が解り辛いゲームだけど、ひとつ言えるのは、徴税のタイミングで経営担当者に支払われるボーナスが意外と侮れないということ。国庫の金を狙うばかりでなく、きちんと国家経営することでボーナスを貰うことをが、案外勝利への近道となりそうだ。
2015-08-16 22:56:35