女性の社会進出と男性の考え方

砂鉄 @satetu4401

そもそも社会の中核に居る男性が「家庭を持ったら夢を追わず家族を養っていくべき」って状態で生きてんのに女性の自由を応援するわけねーじゃん。男性のほうは女性のように家庭に入る自由もパートの自由も無く「堅実な正社員」「公務員」「勝ち組」になるしかないわけよ。

砂鉄 @satetu4401

女性が自由を手に入れたいなら、当然男性も自由を手に入れたい。「良い年こいて夢を追いたい」し「女は３～４人欲しいし」し「責任ある仕事になんか就きたくない」し「家族サービスなんか止めて１年くらい一人旅したい」わけ、でもそれは全部駄目でしょ？

砂鉄 @satetu4401

そこがさー「女性に自由を」って言う人間の欺瞞なんだよ。男性を男性的不自由から開放する気は一切ないわけ。俺は「人間に自由を」以外は絶対に認めない。女性を社会的な圧力から開放するなら、当然、男性も社会的な圧力から開放するべきなんだよ。

砂鉄 @satetu4401

女性が性的な役割「母親」を捨てて夢を追うなら、当然男性も性的な役割「父親」を捨てるわけ。女性が自分の人生を取り戻していくのなら、男性も当然自分の人生を取り戻している。「気ままなその日暮らし」「自由な旅」「やぶれかぶれの挑戦」「ハーレム作り」そらもう諦めたものは山ほどあるからね

砂鉄 @satetu4401

結局「結婚して家に入る女性が居るから」オス鳥がメス鳥を迎え入れる家をせっせと作るように、男は家庭を作ってたわけ。女性が家に入らなくなるんだったら家庭なんかいらない。職場という男性共同体を作って所属し、女性は外で適当に引っ掛けて子供を産ませて放置すれば十分足りてしまう。

砂鉄 @satetu4401

そこまでの勝ち組でない男性も、１人女性に大量のコストを吸われるよりは「シェア女性」である風俗などを利用した方が、コストパフォーマンスが良いので別に家庭を作る必要性はない。家庭は男性にとって「必需品」ではなく「贅沢品」だからね。

砂鉄 @satetu4401

以前は絶妙な男女のパワーバランスで家庭が維持されてきた。男性は「そこそこ不自由になる」が、そもそも昔は「自由があんまりない時代」でもあった。バンドをやろうにもギターが無いし、海外に行こうにも飛行機や船が無い時代なのだ。だから家庭を持っても、別にそこまで不自由にはならなかった

砂鉄 @satetu4401

しかし現代テクノロジーは自由を大幅に増やしてしまった。男性にとって挑戦しがいのあるものが山ほどある「スポーツ」「芸術」「海外へ冒険旅行」「コンピュータ」もちろん全部やりたい。１０年２０年突っ込みたい。でも家庭を持とうとすると出来ない。これはもう凄いストレスなわけ。

砂鉄 @satetu4401

それでも昔は「いや女性だって色々我慢してるんだ俺も我慢しなきゃ」というブレーキが掛かっていた。相互ブレーキ。女性側の「良い年してフラフラせず私のように振る舞いなさい」というブレーキだ。でも今はそれが無くなってしまったわけで、男性はメンタル的に性的役割から開放されている。

砂鉄 @satetu4401

両性の性的役割が無くなったら当然、男性が「両性が暮らしやすい社会を作る義務」からも開放されるわけで男性側は「ほーん？　女性に住みやすい社会？　女性が政治進出して作れば良いんじゃないの？」みたいな状態に当然なる。男女平等なのだから女性の面倒をみてやる理由は無いという発想が自然になる

砂鉄 @satetu4401

ここがなー、性的役割を無くすときの難しい所で、男女平等になってゆくに連れて徐々に「女性の住み良い社会が欲しいなら女性が作れよ」という状態になっていくわけ。この作れよは「改善案を出せ」という事ではなく「男女ともに納得する政策を１から考え選挙に勝て」という一般プロセスを経ろという意味

砂鉄 @satetu4401

男女平等を進めていくなら、男性側の「女性を保護する」という意識が消滅する前に、女性側が自助努力で政治参加しないといけない。もし参加できないと中国のように女性が毎年大量に自殺する、男性が堂々と自分達の利益を主張する国になってしまう。

砂鉄 @satetu4401

逆に、女性の社会進出に比較的成功している国というのはまず女性側が「エリート男性と同じだけ勉強した」わけ。そらもう絶望的な差があったんだけど、それを何とか乗り越えて「男性と対等かそれ以上の女性」を生み出して「女性も社会に参加させる価値がある」事を証明してから始めたからね

砂鉄 @satetu4401

日本の女性の能力は全然大したこと無くて、あくまで「公平な戦いが保証されている場所」つまりスポーツとか製造業とかなら活躍できるんだけど、会社役員のように「不公平なパワーゲームの中で生き延びる」能力については全く駄目。圧力掛けられただけでゲロ吐くのしかいない

砂鉄 @satetu4401

でも取引の現場というのは、親会社と子会社の間でパワーバランスが違うし、だからといって子会社側が一方的に折れていたら搾取されるだけだから何とか親会社の担当者の弱みを握っていかないと駄目だったり、まあそういう政治的駆け引きが必要なんだけど、そこの政治ゲームが絶望的に駄目

砂鉄 @satetu4401

日本女性の強さっていうのはあくまで「作られた強さ」であり「与えられた強さ」なんだよ。だから取引先から「おらもっと安くしろよ」って要求される一方で会社から「おらもっと高く売れよ」って板挟みにされ、部下から「早く帰らせろ」上司から「早く仕事終わらせろ」ってなるとゲロゲロになる。

砂鉄 @satetu4401

いやまあ、男性でもゲロゲロになるんだけどね。なるんだけど、なる比率から言ったら女性はほぼ全員がなる。個人的な視点になるけど女性は「クオリティを上げる」「相手の感情に訴える」ことは凄く得意なんだけど「感情ではなく利害でメンタルを攻撃してくる相手」にすげー弱い。

砂鉄 @satetu4401

利害でメンタル攻撃してくる相手っていうのは、物凄く単純な例だと「こんなクオリティとか仕事舐めてんの？（この路線で値切ろう）」という意図で喋ってるのに、それに対して「いいえ我が社の製品はクオリティ高いんですよ（製品の良さ分かってもらおう）」という視点で接して、メンタル壊される

砂鉄 @satetu4401

そらもう、相手は値切るために攻撃してるんだから、どんだけ良さを説明してものらりくらり避けて欠点を叩きまくるわけ。それを理解せずに延々と良さを説明した結果「分かってもらえなかった…自分はなんて説明能力のない駄目人間なんだ…製品を開発した人たちに合わせる顔がない…」みたいになる

砂鉄 @satetu4401

こんなん鬱病直行ですわ。出先でボッコボコに叩かれて、会社に戻ってきたら「製品の良さを分かって貰えなかった」って報告するから社内でも無能扱いされてボッコボコに叩かれる。という悪循環。他人の話を素直に聞いて真面目に生きてきた人がぶちあたる最初の壁やね。最後になる事も多いけど。

砂鉄 @satetu4401

なお正しい対応は「相手の家庭環境や生活を調査する」ことから初めて、女に弱そうなら風俗接待、相手が会社の鼻つまみものなら相手の上司に相手の失敗を報告する、野球が好きそうなら贔屓のチームが勝ったときに応対する、あたりの個人攻撃が楽、ただ弱点があるとは限らなくて

砂鉄 @satetu4401

そうなってくると、今度は「この弱点のない強敵を丸め込んだときの利益はどのくらいだろう？」から考えて、苦労の割に利益が少ないなら「さっさと他を新規開拓する」というのが正しいし、それが出来るように、今のポジションに付く２～３年前から「新規開拓」も手がけておくのがなお正しい

砂鉄 @satetu4401

女性の２つめの弱さとして「出世した後の自分の立ち位置が全部会社任せ」というのがある。男性役員が出世しながら足場を固めていくのに対して、女性役員は足場固めをせず会社に言われるまま出世して、自分を守る派閥を持たないまま、無理難題に振り回されてゲロるパターンがかなり多い

砂鉄 @satetu4401

有能だからといって自分の思い通りに、正しいと思う意見を全部通していたら、ミスった時に尻拭いしてくれる人間なんて１人も居ないわけ。それどころか全員棒持って叩きにくるからね。男性だと地位の低い段階でボコボコに叩かれて死ぬけど、女性だと「気が強いなぁ」くらいで許されちゃう事があって

砂鉄 @satetu4401

それはそれで不幸な結末になるんだよね。「女性を幹部にしようキャンペーン」とか、訴えてる方は楽しいだろうけど、自分を守る派閥も持たないまま急に幹部にされるってことが、どれだけ残酷なことか、飛んでくる矢の中を全裸で歩くようなもんだよ。隣のおっさんは攻城櫓で悠々と進んでるのに。