インカレ原村合宿での常岡浩介さんのゲスト講演

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OKADA Tomoyuqui @iTomoyuqui

原村インカレ合同合宿での常岡浩介さんゲスト講演にHangOutで繋いでもらう。3G環境だけど、状況は良好。 pic.twitter.com/P1Y7oAg3Tc

2015-08-25 13:14:41
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インカレ常岡氏講演。やはり3Gでは限界があるようで、音声だけにしたらよく聞こえるようになった。最初はISの日本人拘束殺害事件で、日本政府の対策本部は結局ネットサーフィンしかやってなかったという話。

2015-08-25 13:21:54
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常岡氏:殺害された後藤さんは、シリア市民がISによって虐殺されているという話ではなく、アサド政権の虐殺で大きな被害が出ている話を伝えていたにもかかわらず、日本のメディアではその部分が何故かカットされている。

2015-08-25 13:25:20
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常岡氏:国境なき医師団、国際赤十字のスタッフは、違法入国によって支援活動をしている。戦争状態の中ではなくなる人も少なくない。でもそれで撤退するということはない。企業活動ならリスクを避けるのが常識だが、NGOはその中でも活動を続けている。

2015-08-25 13:30:15
OKADA Tomoyuqui @iTomoyuqui

常岡氏:外務省が退避勧告を出すと、マスメディアは一斉に引き上げてしまい、惨状を伝える者がいなくなってしまう。そこでも入っていこうとするジャーナリストには、さまざまな妨害をしてくる。これは世界的に見れば非常識。結果としてアサド政権の側からの報道しかされていないという異常事態。

2015-08-25 13:34:00
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常岡:アフガニスタンで日本大使館がタリバンから誤爆される事件があったが、後にタリバンは正式に謝罪。そんな国は日本しかない。理由は、タリバン支配時代に各国NGOが一斉に撤退する中、日本とノルウェーのNGOだけが残って活動を続けた恩義があるからだという。

2015-08-25 13:48:18
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常岡:雲仙普賢岳の噴火、イラクでの拘束事件などを経て、自己責任論が高まり、日本では危険なところにジャーナリズムが入っていくことに対して批判的な空気が蔓延してしまった。メディアも政府もその空気を読みながら対応している。これは世界の常識から見て異常。

2015-08-25 14:15:16
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常岡氏:安保法制について。軍事介入が必要な場合もある。シリアではロシアイランの支援を受けてアサド政権が虐殺を続けている以上、実力でそれを阻止する必要があったが、それをしなかったために今の状況がある。だが日本がそれに加わるべきかというと話は別。

2015-08-25 14:32:38
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常岡氏:アフガニスタンやイラクで米国が軍事介入してきたが、その後民政移行において米国が支援しようとしても現地では誰も信用しない。今後五十年百年は無理だろう。でも70年間軍事行動をせず、人道支援を行ってきた日本はそれができるし信頼もある。そのメリットを捨てるのではなく生かすべき。

2015-08-25 14:34:58
OKADA Tomoyuqui @iTomoyuqui

常岡氏:サッカーW杯予選で日本はシリアと同組だが、シリア代表はアサド政権の代表で反体制派は全くいない。W杯にしろ五輪にしろ、今ではその陰で行われている残虐行為を隠すためのものになってしまっているので即刻廃止すべき。巨額の利権の温床にもなっている問題もある。

2015-08-25 14:38:34
OKADA Tomoyuqui @iTomoyuqui

以上、インカレ原村合宿での常岡浩介さんのゲスト講演から紹介しました。湯川さん後藤さんの人質事件をめぐる話は、すでに各所で伝えられているところなので、ここでは飛ばしています。ぜひこれまでの著作などをご覧下さい。常岡さんありがとうございました。

2015-08-25 14:40:27