遙HAPPY BIRTHDAY【宗遙編】

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「あそこに座って少し休憩するか」 遙「ああ」 宗「何か飲むか？」 遙「俺が買ってくる」 宗「いいから。何がいいんだ？」 遙「水」 宗「ミネラルウォーターでいいのか？」 遙「ああ」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「待たせたな」 遙「今日は日曜だからな。混んでたんだろ」 宗「まぁな。ほら、水」 遙「お前は…かき氷か？」 宗「ああ。熱くてな。レモン味だが、食べるか？」 遙「食べる」 パクッ

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「………」 遙「うん。美味いな」 宗「お前は…」 遙「どうした？」 宗「なんで俺が掬ったやつを食うんだ」 遙「だめだったか？ 宗「だめじゃねぇけど…」 遙「ならいいだろう」 宗「はぁ…」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「そろそろだな」 遙「何がだ？」 宗「ここ、誕生日特典があってな。入る時に予約しといたんだ」 遙「誕生日特典？何があるんだ？」 宗「さあな」 遙「は？」 宗「まぁ、行ってみたらわかるだろ」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

『本日は誠にありがとうございます。お誕生日特典につきまして、夕方より夕日や星空をご覧にいただける灯台を貸し切りでお使いいただけます』 遙「灯台？」 宗「行ってみようぜ」 『それでは、こちらへ』

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「灯台の中ってこんな風になってるんだな」 遙「雰囲気がいいな。中で泊まれそうだ」 宗「ベッドもあるぞ。今から3時間貸し切りらしいし…昼寝でもするか」 遙「もう夕方だ」 宗「細かいこと気にしてんじゃねぇよ」 遙「ふ。窓から吹きこんでくる風が気持ちいいな」 宗「ああ」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「ベッド一つしかないぞ」 遙「一緒に寝ればいいだろ」 宗「んな簡単に…」 遙「たまに一緒に寝てるじゃないか」 宗「いやまぁそうだが…」 遙「先に寝るぞ」 宗「あ、おい！ったく…」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

こんな暑いのにくっついてきやがって…しかも熟睡かよ…まぁ3日続けて連れまわされたらそりゃ疲れるよな(宗介)

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

誕生日だからって、例えこいつの行きたいとこだったとしても、連れ回したのは…俺たちの傲慢かもしんねぇな(宗介)

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

熟睡してるな…休めるところがあって良かった。それにしても…こいつの寝てる時、胸に頭を擦り付けてくる癖は治してもらわねぇと俺らの理性がもたねぇ…(宗介)

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

いい加減俺も寝るか。あと2時間もあるし…(宗介)

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「ん……すっかり寝てしまってたな。宗介は…」 宗「……ん、ハル、もっとこっちに来い」 遙「！っ…」 宗「ハル……」 遙「寝ぼけてるのか？」 宗「……好きだ…」 遙「……っ！？」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「離れるな」 遙「宗介、寝ぼけてないで起きろ」 宗「ハル」 遙「……んっ…」 宗「愛してる」 遙「……！！！宗介！！起きろ！！」 宗「……？あ？なんだ、どうしたんだ？」 遙「ふぅ…」 宗「？悪い。抱き枕がわりにしてたみたいだな」 遙「っ、もういい」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「もうすっかり暗くなったな」 遙「ああ。……っ！宗介、外見てみろ」 宗「……すごいな」 遙「ああ。こんなに星が出てるなんて、地元以来だ」 宗「……この辺りは、綺麗に星空が見えるんだな」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「そういやさっき俺が起きた時、何ジタバタしてたんだ？」 遙「それは聞かない方がいい」 宗「はぁ？……まさか俺にああされんの、嫌だったのか？」 遙「違う」 宗「じゃあなんだよ」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「……お前、さっき寝ぼけてた」 宗「は？…悪い、何か変な事したか？」 遙「…いや……」 宗「なんだはっきり言え」 遙「……好き、とか…愛してる、とか…」 宗「っ！嘘だろっ」 遙「こんな嘘つかない」 宗「……悪い。完全に寝ぼけてた」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「……」 宗「七瀬？」 遙「また七瀬呼びか？」 宗「悪い…つい」 遙「もういい。好きに呼べ」 宗「……遙」 遙「！な、なんでそうなるんだっ」 宗「たまにはいいだろ」 遙「……好きにしろ」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「ハル」 遙「…なんだ？」 宗「ほら」 遙「プレゼント…開けていいか？」 宗「ああ」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「リュック…」 宗「欲しかったんだろ？」 遙「なんでわかったんだ？」 宗「この前テレビを食い入るようにして見てたからな」 遙「……ありがとう。明日から学校に持っていく」 宗「使い心地がいいといいな」 遙「ああ」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「そろそろ帰るか」 遙「そうだな」 (先に歩く宗介の手を遙が掴む) 宗「……？」 遙「駅近くぐらいまではいいだろ」 宗「…しょうがねぇな」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

真「ただいま～」 凛「おお、おかえり」 真「ハルたちはまだ？」 凛「ああ」 真「ハル疲れただろうね～」 凛「３日も連れましたからな」 真「明日学校だから心配だな…念のために貴澄に連絡しとこ」 凛「頼む。俺は朝飯の下ごしらえしとくわ」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「ハル、眠いんだろ？寝ていいぞ」 遙「さっきまで寝てたのにな…」 宗「3日も連れまわされたんだ仕方ねえよ」 遙「でも楽しかった」 宗「なら良かった」 遙「………」 宗「ハル？……もう寝ちまったのか」 (コクコクしてる遙の頭を自分の肩に乗せる)

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗遙「ただいま」 真「おかえり、二人とも」 凛「遅かったな」 遙「途中寝てた」 凛「あ？」 宗「休憩するとこがあってな」 真「へぇ。あ、お風呂沸いてるよ」 宗「ハル、お前先に入れ」 遙「いや…」 宗「先に入れ」 遙「わかった」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

凛「で、さぞかし楽しかったみてぇだな」 宗「なんだ急に」 真「一枚も写真送ってきてくれなかったよね？」 宗「あ」 凛「ったく、そんだけいい写真撮れてんだろな？」 宗「悪かった…とりあえずこれを見てくれ」 真「うわぁ！」 凛「…ハルが花に囲まれてる」 真「綺麗…」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「宗介、風呂いいぞ」 宗「ああ」 真「ハル、ここ座って。今日は俺が乾かすから」 遙「頼む」 凛「ハルー。明日何食いてぇ？」 遙「鯖」 凛「だよな」