- rainbow_solara
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76 『っぁ…もっと、ぉって…ぁ…イィ…イ、く…ッ』 恍惚の表情でピクンピクン震える彼女見て、頭は真っ白、でもチンコビンビンに勃っててわけわからんくて。 何やこれ…頭沸騰しそう。 『ッ…ハァ…こやってなんかいもイくの…』 ペロッて唇を舐める舌が異様に艶めかしい。
2015-09-02 04:37:0277 『…しょ、た、は…どうしてる、の?』 「…え?」 『…誰かに、してもらってる、の?』 「…は?」 何、言ってるん? 『だって…綺麗な…彼女、たくさん…いるんでしょ?』 「…な…に…?」 『その人たちにしてもらってるの…?』
2015-09-02 04:37:0878 何考えてるんかわからん表情でぼんやり俺を見上げる彼女。 そんな…そんなん…ちょっと…。 『声聞きたくても…会いたくても…他の人と一緒にいるかもしれないって思ったら、連絡しちゃ悪いかな…って…』 「…」
2015-09-02 04:37:1679 『だからこうやって…しょーたの、貰ったのでこうやって…ッ、いっぱい…』 手の動きに合わせて顔が歪む。 『いっぱいシて…寝る、の…』 また目から涙が零れた。 『…ね…ほかの人の写真も、撮るの?』 「ッ!ちがっ!」 『…い…の…わかってて好きになった、だも…』
2015-09-02 04:37:2380 「違うっ!」 遮るように叫んだ。 きょとんってした顔。 『しょーた…何で泣いてるの?』 手伸ばそうとして出来なくてもぞもぞしてる彼女の拘束を解く。 伸びた手が俺の頬に触れた。 手首が赤くなって小さく震えてる。
2015-09-02 04:37:2981 ごめん…ごめん…。 何も言えんくてただ力いっぱい抱き締める。 あんな風に始まった俺たち。 色々曖昧なまま誤魔化すようにここまで来た。 彼女の笑顔に甘えて俺のしたことなかったかのように振る舞って…あんな…あんな酷いことしてたのに…。
2015-09-02 04:37:3482 全部胸の中に隠したまま俺と一緒にいてくれたのかと思うと、浮かれて好き勝手してた俺を殴り倒したくなった。 そっか…いつでも会いに来て…って渡した新幹線の回数券、一回も使ってくれてないのは忙しかったからとかじゃなくて、俺の傍に他の誰かがいると思ったから…なんやな。
2015-09-02 04:37:4083 俺の隣に誰かいるかもしらんって思っていっつも一人で…ホンマ…ホンマごめん…。 『章大…苦し…』 身を捩るけどもっともっとぎゅーって…もっと、もっと…。 『んっ…』 君だけ…君だけが…。 「ごめ…ちゃうねん…他なんておらん…自分だけや…」 『…章大?』
2015-09-02 04:37:4884 「確かに前はいっぱいおった…けど…もうずっと自分だけ…好きなんも一緒にいたいのんも抱きたいのも全部自分だけ…』 『…』 「信じられへんかもしれんけど…あんなことしたし、ホンマ最低やけど、俺…でももう誰とも会ってへん…全部君だけや…」 『…しょ、た…』
2015-09-02 04:37:5285 「ずっと…ずっと…ごめん…ホンマ…どうしたらいい、俺…」 『…何で、私…?』 「…わからん…けど…」 気になってこっち向かせたくて色んな顔させたくて色んなことしたくて、いつの間にか目離せんくていっつも考えてて会いたくて触りたくて…。
2015-09-02 04:37:5786 手に入れてみたら恥ずかしがりで気強くて…でもめっちゃエロくて可愛くて…。 なんや上手いこと言われへんけど、全部好きやねん。 こんな歳してアホみたいやけど、それしか言われへん。 自分かて、何であんな酷いことされて俺のこと…。
2015-09-02 04:38:1787 『…優し…嬉しかった…嫌いだったのに、好きになってた…。私もわかんない…』 背中に手が回る。 「大好き…」 『うん…大好き…』 抱き合ったまま、二人でぐずぐず泣いてた。 「…なぁ…俺の部屋の鍵貰ってくれる?」 『へ?』
2015-09-02 04:38:2388 「いつ、来てもええから…誰もおらんし…あ、犬おるけど」 『…いいの?』 「うん…だって俺の彼女、やろ?」 『…彼女?』 「…ちゃう?」 真っ赤になって俯いてもーた。 そうや…言うてへんかったな。 両手持って顔覗き込んだ。
2015-09-02 04:38:2989 「あの…今更やけど…俺の…彼女になってください」 吃驚したようにこっち見て、目が合って。 『…はい』 涙いっぱい溜めて微笑みながら頷いた彼女がめっちゃ可愛くてそのままベッドに押し倒したった。 『きゃっ!』 「~~~っ!大好き!」
2015-09-02 04:38:4190 抱き締めたままベッドの上ゴロゴロ。 いっぱいキスして抱き合って、ようやく彼女の中へ。 ぴったりくっついたまま何度も何度も一緒に昇った。 長いこと待たせてごめん。 ずっと不安にさせててごめん。 ようやく本当に彼女を手に入れた。 俺も全部君のもん。
2015-09-02 04:38:5591 自信持ってええから。 全部全部大好きやから。 この俺をこんなんにさせた君、自分の魅力わかってないやろ? ホンマは不安なん俺の方なんやで? あんま会えん離れたとこで君を狙ってる男はきっとその辺にゴロゴロおる。
2015-09-02 04:39:0692 いつか我慢できんくて攫いに来てまうかもしれん。 そん時は…またいっぱい謝るから、許してな? 大好き。 君だけ。 ずっとずっと一緒にいてください。 お願いします。
2015-09-02 04:39:1693 『ねぇ…でも本当にどうしてるの?』 「どうって?」 『一人で…』 「…まあ…写真とか録音とか…」 『…何の?』 「…自分の、に決まってるやん」 『えっ…!?』 「内緒で撮ったやつ…観ながらオナってますよ…一人で…」 『…』
2015-09-02 04:39:2794 「…あかん、かな…やっぱ…」 『…あかん、く、ない…けど…』 「…」 『…恥ずかしい…』 「…」 『…』 「…お願いがあんねんけど…」 『え?』 「あかんくないんやったらちゃんと撮らせてくれへん?」 『えっ!?』
2015-09-02 04:39:3695 「一人でシてるとこちゃんと撮ってみたかってん」 『や…だ…』 「な、お願い」 『…やぁ』 「な?」 『…』 「…」 『…ん…///』 「やった!」
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