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綾
@dullchild
パラ見して「やばい、ジャンプ全然わかんね」「俺もだった」「読んでいい？」「うん」とささやかな会話の後、彼らは静かに笑い合う。パンを食べ終えた彼は文庫本を読む。ふたりは並んで本とジャンプを読んでいた。結局、終点まで日よけはずっと下ろされたままだった 《鈍行列車、十二時、隣席の情景》
2015-08-24 12:32:28【夏の旅、ツワブキ座訪問記】
綾
@dullchild
夏の始まりに受け取った手紙の場所へ夏の終わりに辿り着いた。停滞した秋雨前線がしとしととやわらかく降り注ぎ、空は灰色で、すすきが少し穂をつけてひやりとする風に揺れている。まだ青さの残る無花果や道端の草のみどりが生き生きしている twitter.com/dullchild/stat…
2015-08-30 10:09:48
綾
@dullchild
「大正時代の古民家で私設図書館をはじめました」その手紙を受け取ったのは、じめじめとした雨が数日降り続いた梅雨の合間、貴重な晴天の日。今年はじめての蝉の声と入道雲のなりかけのようなもくもくとした雲の広がる青空の日に届いた。そのことを、とてもたいせつなことだからずっとずっと覚えておく
2015-07-10 19:57:17
綾
@dullchild
最近ずっと人に会ったり遊んだりする遠出ばかりしてたけど、今日は久々に旅してる…とてもたのしい… pic.twitter.com/UuxdAM7r3K
2015-08-30 14:21:55
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綾
@dullchild
大正時代の古民家の私設図書室、ツワブキ座。家の方々にある本棚から読みたい本を選び、読みたい場所に座る。頁を捲る音の合間に秋雨前線のしずかな雨が庭に落ちる音、猫の気配で満ちる 図書室詳細→ tsuwabukiza.tumblr.com pic.twitter.com/TOult3gVBw
2015-08-30 17:52:23
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綾
@dullchild
旅をすると物語の境界と思う場所に時々出会う。佇まいに呑まれて思考が日常に帰ってこない場所。そんな場所をいつも外側から見るだけだったけど私設図書室・ツワブキ座に入って物語の境界でも日常は営まれてるのだと知った。でもその空間で紡がれる日常はとてもしずかで、包まれるように心地よかった
2015-08-30 21:45:14【夏の旅、浦々散策】
綾
@dullchild
直島、護王神社。地上の本殿・地下の石室。昼間でも地中のように暗い地下の石室を進んで本殿の真下に行くと、地上の本殿へ続く硝子の階が曙光の神々しさで輝く。再び石室の暗路を通って外へ出ると黄泉還りの心地。地上の本殿は清らかに白く、まばゆい pic.twitter.com/r7OLO58BxU
2015-07-29 17:38:26
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綾
@dullchild
朝の虹を越えた西方、琵琶湖は快晴。雨上がりの今日は水が少し濁っている反面、空はツンと澄んでいる。波立った水面は空の青を反射させつつ、気まぐれに水飛沫の銀色の光を添える。うろこ雲とトンボが踊る青空の中で、飛行機雲の直線の白が目に眩しい pic.twitter.com/Ay8B4ImfQd
2015-09-02 11:57:42
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綾
@dullchild
竹生島。琵琶湖湖畔の長浜から船で30分。湖の風は爽やかで透明。潮風との違いを肌で感じる。竹生島は蝉時雨と鳶の鳴き声と波音で満ちた島。火照るような夏の熱を失った、きらきら眩いばかりの秋の陽光の中で聴く蝉時雨は騒々しいのに寂寞としている pic.twitter.com/wufAQqHvw6
2015-09-02 13:16:47
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綾
@dullchild
琵琶湖で一緒に遊んでくれた子たち。トンビを2,3メートルの距離で見たの初めてだよ… pic.twitter.com/qyEtgZieuE
2015-09-02 13:37:33
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