小ネタまとめ

i7で思い付いた小ネタを纏めてみました。 本編・ラビチャのネタバレがあるので注意してください。 環壮多めの壮五さん受け好きによる腐向けですのでその点もご留意ください。 誰かこの妄想を形にしてくれたら泣いて喜びます(-人-)
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茶倉怜 @lotv_tea

多分壮五さん的には「どっちでもいい」というより「どっちもいい」から皆の好きな方にして欲しいって本心から思ってるんだろうけど、綺麗に割れてるから責められるパターンなんやろな……

2015-09-06 22:28:34

大和お兄さんと壮五さん

茶倉怜 @lotv_tea

「大和さんは、コンタクトにはしないんですか?」 「ん? まーアイデンティティみたいなもんだし。……何? 眼鏡取ったとこ見たいの、ソウ?」 「あはは。正直、興味が無いと言えば嘘になります」 「ふーん……」 「……大和さん?」 「じゃあさ、俺が眼鏡取ったら、ソウは何見せてくれる?」

2015-09-07 14:13:39
茶倉怜 @lotv_tea

そして悪ーい笑顔する大和さん。ください。

2015-09-07 14:14:01
茶倉怜 @lotv_tea

「ええっ……」 「俺だけ晒すのはフェアじゃないっしょ。だから、ソウもお兄さんに何か見せてくれないと」 「ううん……。急に言われても……僕に晒せるようなものは……」 「んー。じゃあさ、」 そこまで言って言葉を切る。徐ろに近付いてくる大和の顔を、呆然と見つめる壮五さん。

2015-09-07 14:18:56
茶倉怜 @lotv_tea

気付くとコツン、と額を合わせられていた。 壮五が我に返った時にはもう、大和は眼鏡をかけ直していた。 「はい、おしまい」 「や……大和さん! 狡いですよ!」 「ちゃんと眼鏡外しただろー。ぼーっとしてたソウが悪い」 悪びれない大和さん。

2015-09-07 14:22:24
茶倉怜 @lotv_tea

「ソウの可愛いおデコも見られたし、お兄さんは大満足」 「うう……」 「普段前髪でガードされてるから、ちょっと気になってたんだよね。うん、同じように白かったわ」 「からかってますよね……」 「いんや? 全然」

2015-09-07 14:24:38
茶倉怜 @lotv_tea

「ま、またチャレンジしたくなったらいつでも付き合うぜ」 ひらひらと手を振って去っていく大和さん。

2015-09-07 14:27:40
茶倉怜 @lotv_tea

その後。 「あ、壮五さ……壮五さん? どうしました?」 「あ……陸くん」 「おでこ押さえて……ぶつけたんですか!?」 「い、いや、大丈夫」 「でも顔真っ赤ですよ!」 「ち、違うんだ、本当。大丈夫だから」 「そう……ですか?」 「うん……」

2015-09-07 14:29:08
茶倉怜 @lotv_tea

いつか絶対リベンジしてやると誓った壮五さんなのでした。

2015-09-07 14:29:32
茶倉怜 @lotv_tea

大和さんは単にからかってるんでも美味しいし、半分本気でも面白いと思う。罪深いおにーさんやで!

2015-09-07 14:30:21

文字で会話する(環壮)

茶倉怜 @lotv_tea

楽屋で待機中のMEZZO"ちゃん。 壮五さんは文庫本持ち歩いてて空き時間はそれ読んだり台本や進行チェックしたりして過ごしてる。 環くんはおやつ食べたりお昼寝したり。 ……なんだけど、今日は読書中何故か壮五さんの携帯が鳴る。マナーモードで。

2015-09-07 23:42:56
茶倉怜 @lotv_tea

開いて見てみると、メッセージアプリにスタンプが。 「……環くん?」 差出人に呼び掛けるが、返ってきたのは『なに』という文字。 「環くん……目の前に居るんだから、喋った方が早いと思うけど?」 『最近そればっか読んでる』 「……喋る気は無いのか」 溜息をつく壮五さん。

2015-09-07 23:46:05
茶倉怜 @lotv_tea

『何の話?』諦めて付き合う壮五さん。 『本』 「ああ、これか」今さっき、栞を挟んで閉じた本を見遣る。 『こないだもそれだった』 『よく見てるね』 『暇だったから』 ちょっと口元を綻ばせる壮五さん。 『もうすぐシリーズの新刊が出るから、読み直してたんだ』 『面白い?』

2015-09-07 23:51:52
茶倉怜 @lotv_tea

『面白いけど、環くんの趣味では無いかも』 送信すると、返信まで少し間があった。 『そうじゃない』 「何が?」思わず声に出して問う壮五さん。環くんは相変わらずそっぽ向いて携帯見てるので表情も分からない。 『何が?』画面に打ち直して送信する。返事はすぐに来た。

2015-09-07 23:54:59
茶倉怜 @lotv_tea

『俺より面白い?』 瞬間、壮五は固まった。それはどういう意味だろう。 『どういう意味?』結局壮五は文字に起こしていた。 『最近、話しかけても読んでる』 ……そうだっただろうか。 『これなら』行動を思い出していると途切れ途切れのメッセージが届く。

2015-09-07 23:58:14
茶倉怜 @lotv_tea

『読まない』 『本』 ぶつ切れ過ぎる単語に首を傾げて居ると、多分入力していたのだろう間があって、文章が届いた。 『携帯見ながら、本は読めないでしょ』 「環くん!」 思わず声を出していた。ついでに立ち上がって背を向ける環に近付く。

2015-09-08 00:01:02
茶倉怜 @lotv_tea

「君との会話を蔑ろにしていたつもりは無かったんだけど……ああ、いや。これじゃ言い訳みたいだ。ごめんね」 「別に、謝って欲しいわけじゃない」やっと環が口を開いた。 「単に気になっただけ。俺と喋ってるより面白い本なのかなーって」 「……そう」 壮五は環の手から携帯を取り上げた。

2015-09-08 00:03:34
茶倉怜 @lotv_tea

「こんな事しなくても、環くんの話はいつでも聞くよ」 環が座って居ると、普段見上げる側の壮五には新鮮に思える。いつもより幼げに見えて、諭すようにそう言った。 「そーちゃん、機嫌良い?」

2015-09-08 00:08:05
茶倉怜 @lotv_tea

「まぁね」 本番開始までの時間をちらりと時計で確認してから、 「環くん、学校の事とか、聞かせて」 そう話題を振ったのだった。

2015-09-08 00:09:37
茶倉怜 @lotv_tea

待機中あんまり会話無いイメージだけど、こんな事があっても面白いかなって思った。 「その本、俺より面白い?」って言わせたいだけでした。すみません。

2015-09-08 00:10:49

環くんのジャージと壮五さん

茶倉怜 @lotv_tea

@tos 「……。」 「……何してんのそーちゃん」 「うわぁっ! た、環くん!! おはよう!!」 「おはよ。何してんの」 「い、いや、これは……」 「それ俺のジャージじゃね?」 「う、うん……」 「そーちゃんのは白い奴だろ」 「……そうだね」

2015-09-08 07:41:46
茶倉怜 @lotv_tea

@tos 無言でジャージ畳む。 「……俺よりりっくんとかいおりんの方が体型近いんじゃない?」 「え?」 「ジャージ。借りたかったんじゃなくて?」 「ああ……、いや。そういうわけじゃないんだ」 「じゃあ何で羽織ってたの?」 「みっ……見てたのか!?」

2015-09-08 07:44:26