司法試験の一次試験と在日特権のデマについて。

ystk @lawkus

再掲1)在日特権を信じちゃう類の人に何を言っても無駄かもしれんが、一次試験免除のデマはときどき目にするので、一応解説しておくか。以下連ツイ。

ystk @lawkus

再掲2)まず「司法試験の一次試験」は、既に廃止になった旧司法試験について存在した試験で、現行司法試験には存在しない。 したがって、仮に過去に「在日は一次試験免除」という在日特権が存在したとしても、現在は存在しない。 そして、過去にもそのような在日特権が存在したことはない。

ystk @lawkus

再掲3)一次試験というのは法律ではなく一般教養の試験だった。 受験する場合は難関だが、大学・短大等で一定の単位を取得すれば免除された。 だから実際はほとんどの受験生が免除を受け、二次から受験していた。 俺は大学在籍5年間で計40単位しか取れずに中退してるが、それでも免除になった。

ystk @lawkus

再掲4)昔は、一部の外国大学、朝鮮大学校、テンプル大学日本校等を卒業しても、一次試験免除が認められなかった模様。 それを改正して、日本の大学や他の多くの外国大学同様に免除対象としたのが2005年。旧司廃止の僅か5年前である。 この改正を在日特権と言っている困った人がいるという話。

ystk @lawkus

再掲5)従来不利に扱われていた学校群をまとめて日本の大学と同様に扱うこととした。その中に朝鮮大学校もあった。これが「特権」なわけないわな。 しかも旧司末期（新司と並行して行われ定員を減らされていた）の数年間だけだから、仮に法曹界に在日が多いとしても、これの影響なはずない。

ystk @lawkus

再掲6)まとめ。 一次試験はもうない。 過去の一次試験も在日だけ免除されたわけではなく、ほとんど皆免除されていた。 朝大卒業者が免除を受け得た期間は僅か数年であり、その影響はきわめて微小である。 このように、在日特権としての一時免除説は、どの角度から見ても誤り。以上。

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(誰かtoggetterでまとめてくれないかな…)

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