円卓騎士(創作)世界での魔法・まとめ

創作円卓世界での魔法についての説明。 基礎魔法学の授業を始めます。
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リウリーフ @Riuleaf_02

【円卓・どうでも良い設定】 ケイとフローレンスは剣術が弱い代わりにマーリンから魔法を習ったり独学で強化したりしてます。他に剣術弱い騎士もいるけど、ブルーノは暗殺、ディナダンは陽動、サフィアは研究、アグロヴァルは武器管理……のように特技を活かしてます。夫々のコンセプトはいずれまた。

2015-09-05 00:47:55
リウリーフ @Riuleaf_02

この世界の魔法は、イメージとしては 世界に充満している魔素(マナ的なもの)を取り込む →体内で魔力に変換(これが体から溢れ出して光っているものをオーラという) →式や合図を用いて何らかの形で体現させる →魔法発動 ……という流れ。

2015-09-05 00:55:16
リウリーフ @Riuleaf_02

次に魔法を体現させる4つの方法について。一つは最も単純な方法で、オーラをエネルギーとしてそのままイメージで操る魔法。これを「オーラ系」といいます。 二つ目は、空中や物質にオーラで呪文を刻んで操る魔法。これを「呪文(スペル)系」といいます。書くものや杖を使うのが一般的。

2015-09-05 01:02:35
リウリーフ @Riuleaf_02

三つ目は、呪文で出来た詩や歌を唱えてオーラを自在に変化させる魔法。これを「詠唱系」といいます。杖で大地を突いたり靴のヒールで音を鳴らして発動させる罠魔法も、この一種です。 四つ目は最も複雑な方法で、オーラで描かれた陣を使って発動させる魔法。これを「陣系」といいます。

2015-09-05 01:11:21
リウリーフ @Riuleaf_02

「呪文(スペル)系」とは異なり、「陣系」魔法のオーラは物質にしか描けません。魔法陣は複雑で構築に時間がかかるので、空中に描いている間にオーラが霧散してしまいます。 「呪文(スペル)系」で魔石に魔法を仕掛けて、杖を突く音を発動の合図とした場合、「呪文・詠唱複合系」と呼べます。

2015-09-05 01:18:22
リウリーフ @Riuleaf_02

で、こっからが本題っぽいの。 ケイとフローレンスはそれぞれ得意な魔法が異なります。個性って大事ですよね!← ケイは「呪文(スペル)系」と「陣系」が得意なのに対し、フローレンスは「オーラ系」と「詠唱系」が得意です。ここで二人の特徴がよく表れています。

2015-09-05 01:30:04
リウリーフ @Riuleaf_02

ケイの使う魔法は、呪文を暗記したり陣の性質を把握したりと、長くて過酷な下積みが必要になります。アーサーを護る強さを得る為に、相当努力したのでしょうね。また、先人の技術が礎となっているので、型に嵌りつつも安定した魔法が使えるというのも特徴です。呪文を刻むのにはレイピアを使います。

2015-09-05 01:37:03
リウリーフ @Riuleaf_02

対して、フローレンスの使う魔法にはオーラを変換・操作する才能が重視されています。「詠唱系」には先人から伝わる詩も含まれますが、主に即興での詠唱から魔法操作のイメージを膨らませる事が多いようです。そのセンスを活かして、その場に応じて機転を効かせるのが彼の戦い方なのでしょう。

2015-09-05 01:42:44
リウリーフ @Riuleaf_02

魔法からして性質が違うケイとフローレンスは相入れません。勿論、4種類どの形式でも使える事は変わらないでしょうが、お互いの理論を認める訳にはいかないようです。二人が組んだら最強なのでは?しかし、魔力の質で反発し合ったり、魔法式(魔法を構成する化学式みたいなもの)が弾き合うようです。

2015-09-05 01:50:00
リウリーフ @Riuleaf_02

扱える魔力の量には差があります。しかし特に修行や勉学に励まなければ、使えても最も単純な「オーラ系」のみでしょう。生来センスがなくてその状態の人もいます。妖精や魔物の中には、魔法を扱う才能が高い者が比較的多いです。精霊は体が世界に漂うオーラで出来ているようなもので言わずもがな。

2015-09-05 01:55:01
リウリーフ @Riuleaf_02

4つの形式は、妖精世界アヴァロンでの魔法を参考にマーリンと弟子のヴィヴィアンが作りました。 マーリンや妖精の女王モルガンといった存在は、魔法世界の中でもマスタークラスとも言えるでしょう。扱える魔力が多く、オーラも純粋で才能があり、4つの形式全てを難なく扱えます。

2015-09-05 01:59:42
リウリーフ @Riuleaf_02

魔法が使える人間の女性を「魔女」といいます。ログレスか妖精世界アヴァロンか、どちらに味方するかは彼女たち次第です。獣を従えるアリージュ嬢や、治療魔法が得意なイゾルデ姫や、記憶を操るミネルヴァ嬢のように、ある程度使える魔法が制限されている事もあります。

2015-09-05 02:04:28
リウリーフ @Riuleaf_02

得意な形式の他にも、個人で特徴が見られます。ケイは一度に複数の魔法が扱えるようです。頭の中で魔法陣のイメージを描いて、一瞬で描ける強みを持っています。記憶力の賜物ですね。フローレンスは喰らった魔法のオーラを分析して、即席ながらも魔法を複製出来るようです。魔法センスの賜物ですね。

2015-09-05 02:10:57
リウリーフ @Riuleaf_02

アーサー王は人間世界と妖精世界含めて特別な存在です。何の因果がそうさせているのでしょうか、彼にはログレスの魔法部隊2000人並の魔力が備わっています。これはマーリンやモルガン、一部の神々にも匹敵すると言われています。オーラ系の魔法一つ使っただけでも、大袈裟な威力が発揮されます。

2015-09-05 02:17:15
リウリーフ @Riuleaf_02

聖剣を振るえる上に桁外れな魔力を持つアーサー王は、制覇を目指すモルガン女王にとって邪魔な存在です。しかし好敵手・義弟としては愛しているようですから、殺すというよりかは無力化or利用したいようです。精霊の存在も争奪戦中ではありますが、アーサー王は従えた精霊を騎士に授けています。

2015-09-05 02:27:11
リウリーフ @Riuleaf_02

アーサーは魔力を扱う事はマーリンやケイに任せています。よって、あまり複雑な魔法は使えません。ランスロットは妖精に育てられた事もあって、水属性オーラ系の簡単な魔法までは使えます。ガウェインに至っては魔法が使えませんが、人間の体から発される「気(エクシード)」には達者なようです。

2015-09-05 02:32:53
リウリーフ @Riuleaf_02

グィネヴィア王妃には、幼少の頃から幸運を引き寄せるという不思議な噂がありました。特に魔力が強いという訳でもありません。しかし、自らに向けられた悪しき魔法を一瞥するだけで跳ね返してしまうというのです。故に幼い頃から、高貴な身分の男性から結婚の申し出が多数ありました。

2015-09-05 02:38:29
リウリーフ @Riuleaf_02

自由のない生活に諦観の念がある中、王になる前の幼いアーサーと、義兄のケイと出会います。仲良くなった末にアーサーは「なら将来、自分がグウェンをお嫁さんに貰って幸せにしてあげる」と彼女に約束します。まさかアーサーが後のログレス王になるとは、誰も思っていませんでした。

2015-09-05 02:45:33
リウリーフ @Riuleaf_02

因みに、グィネヴィアと出会った時には既にケイは女性が苦手だった。父エクターと義弟アーサーとの男所帯だったからかな?女は男を惑わせるものだって思い込んでる。幼少時にアーサーとグィネヴィアと三人で行動してる時も、年長者だからってしがみつかれたりしてたけど悲鳴上げてた。

2015-09-05 02:51:12
リウリーフ @Riuleaf_02

申し込み相手がログレスの王という事で、グィネヴィアの父は結婚を二つ返事で承認。数々の妨害を退けながらも二人は再会、約束は果たされます。後に義兄のケイは、グィネヴィアの災厄を跳ね返す目のことを、古代の魔道書の後になぞらえて「吉眼」と呼ぶことにします。

2015-09-05 03:00:00
リウリーフ @Riuleaf_02

グィネヴィア王妃の他にも不思議な能力を持っている者が報告されていますが、魔法の話に戻りましょうか。マスター級の話でオーラの清濁について少し触れましたが、濁りがないほどオーラは円滑に変換・操作出来ます。オーラの濁りとは、その者と自然との繋がり具合や心の迷い、呪いの存在が関わります。

2015-09-05 03:06:19
リウリーフ @Riuleaf_02

ガウェインやボードウィン、ラモラックが使役する気(エクシード)の性質と同様に、オーラを使って個人を特定・追跡する事はある程度可能です。オーラの色には個人差があります。具体的に挙げるとキリがありませんが、大抵は瞳の色と同じです。性格が分かるという噂もあり、占いはその応用だそうです。

2015-09-05 03:12:00
リウリーフ @Riuleaf_02

魔法の総力はアヴァロン側に劣りますが、ログレス国内やそこへ続く街道には魔物除けの結界が張ってあり、一般人の安全がある程度確保されています。但し万全万能ではないので、騎士や戦士たちの活躍が期待されますね。結界を管理しているのは、マーリンの優秀な弟子たちや部下たちです。

2015-09-05 03:33:08
リウリーフ @Riuleaf_02

余談ですが、魔物除けの結界は陣系魔法の一種で、交代で魔術師を付けて継続的に魔力を注ぎ込む形式です。万全万能ではないのは、古い魔法であることと、一人一人のオーラの性質が異なることも原因となっており、安全確保を目的に改善の要求が出されています。

2015-09-05 03:38:06
リウリーフ @Riuleaf_02

世界を漂うオーラ=魔素であり、魔素を体内で凝縮したもの=魔力、体内から溢れ出している光る魔力エネルギー=オーラです。所々書き損ねてすみません。 魔力(MP)の回復方法は、精霊からオーラを分けてもらう、魔石などの特殊な魔法道具から吸収する、よく眠ることが効率良いとされています。

2015-09-05 03:49:20