これからの「人間」の話をしよう
- ceno_sougou
- 1500
- 0
- 0
- 0
近代から現代にかけて、非常に大きなレベルでのパラダイムシフト(常識の革命)が起こっているのは確か。それは科学の世界では反証可能性、言語学ではポスト構造主義、数学では不完全性定理、哲学では脱構築と呼ばれている。その特徴を一言で表すと「絶対的に正しい規範など存在しない」に集約される。
2011-01-03 18:27:50規範という表現は我ながらいまいちだったが、まあいい。法則も公理も言語も倫理も、人間達が自主的に定めたメソッドにすぎない、というニュアンスね。
2011-01-03 18:34:07おっと、サンデル教授は哲学の側面からしか切り込んでないけどね。反証可能性だの不完全性定理だのポスト構造主義だのは、僕なりの解釈および補足説明。
2011-01-03 18:43:12ちょうどいいので http://twitter.com/ceno_souhatsu/status/21860273715421185 の続きー 「絶対的に正しい規範など存在しない」──ならばどうすればいいのだろうか? 答えは、差し当たって有用な規範を探す(作る)ことである。
2011-01-04 07:39:18規範は時代や地域によって常に変化しつづけていく。例えば、ニュートンの古典力学からアインシュタインの現代物理学へといった具合に。その事が徐々に明らかになってきのが近代から現代にかけての時代だった。
2011-01-04 07:41:09現代では数学者達は様々な数学体系を作って研究しているし、国際法はすべての国を従わせるのではなく同意した国のみに適用されるようになっている。より身近な例としては、常に更新され続ける新しいタイプの辞典(wikipedia)が百科事典よりも実用的なツールとして、近年登場した。
2011-01-04 07:47:55先にあげた例は、すべて“絶対的なシステム”を作ろう、というのではなく、“現状のものよりよいシステム”を作ろう、というスタンスから行われているものである。絶対性から相対性(非絶対性)への移行が、近現代という時代における人類のもっとも根源的な変化なのである。
2011-01-04 07:55:26誰かに影響を及ぼす以上、それは誰かにとっては悪であり、誰かにとっては正義だ。結局、絶対的な正義なんて幻想は、自分の立場からしか外を解釈できなかった人間達が作り出した世界最大のフィクションに過ぎなかった。それは、絶対的な悪というこれまた世界最大のフィクション大作を記述した。
2011-01-08 01:02:10@ceno_souhatsu 素直にってのがミソですな。つまり、感情につけられたラベルや装飾がいかにそれっぽいか(絶対性を持つようにみせかけられるか)合戦でしかなかった。
2011-01-08 01:11:03正義も悪も紙一重・表裏一体・もしくは正義=悪なのかもしれないですね。犠牲の上に成り立つ正義も結局は悪も同然。軽々しく使う・響きがいいから使うと薄っぺらい言葉に成り下がりますね。好きか嫌いで良さそう。
2011-01-08 01:22:58人間は、自分の為にしか行動することができない。無償は不可能だ。心が備わっているという前提の段階で。欲望があらゆる行動の根底の土台に組み込まれる。――だけど、自分の為に人を助けることはできる。自分の為に相手を大事な側に意識した瞬間、欲は美徳の皮を被る。
2011-01-08 01:24:48@ceno_souhatsu 「人間とは**である」⇔「**でないものは人間でない」(対偶条件)。ではではおやすみんさい(o´ω`o)
2011-01-08 01:42:50@ceno_souhatsu おやすみこさんノシ 俺の持論は「人間は猿の一種」です。どんな道具を持ってどんな社会を作ってもやってることは猿と大差ないからです。
2011-01-08 01:42:54@ceno_souhatsu 人間らしいってどういうことかっていうと…結局まずは人間がどういうものかってとこか。やはり思考だよね。幸せになろうとする思考かな…幸せって(r
2011-01-08 01:53:22@ceno_souhatsu さんへ。こちらが寝る前に疑問を投げかけておきますね。人間を「定義=型」にはめてよいのでしょうか?(反対意見というよりはただの質問ですね。)答えによって、定義するかどうかを決めていきたいと思います。@yukitomasiro #somosomo
2011-01-08 03:25:25