長野電波技術研究所が提案するきのこ栽培技術による放射性物質の除去、濃縮方法についてのツイートまとめ

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「ゆくふむ」と猫秘書「はしろ」で運営中 @yukufumu

うちの除染技術の話。2011年に書きました。個人企業ですがダイオキシン汚染土壌のキノコを利用した浄化技術特許を取得しており、それをもとに考えました。関連ツイート続きます>「キノコ栽培技術を用いた汚染土壌の浄化と放射性物質の回収」  i-apple.jp/applev1//

2015-09-14 06:48:34
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除染技術は国の後ろ盾がないと成立しない事業ですので、当初は環境省。農水省。福島県等の除染技術公募に参加しておりましたが、生物浄化は信頼が不足しており、研究できずにおります。ただ、ほかに有効な解決手段も見出されていないので、こんな話題もあるということでご紹介します。

2015-09-14 06:55:55
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キノコが放射性物質を吸収していることが知られています。栽培キノコは、1ビンで約600gの培地しか処理できませんが、大手のキノコ工場は400万本、一日に10万本以上、毎日キノコを生産します。理論上ではこの工場で年間8000tの汚染物と土壌を処理することができます。

2015-09-14 07:10:24
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高濃度汚染土壌であっても、繰り返し、培地として使用することで 完全な土壌の浄化が期待できます。土壌が浄化されれば、その土を戻すことで、最終処分場の面積を大幅に軽減できると考えます。また、汚染土壌の採取直後に浄化された土壌を返すことで、少しでも植生への影響を減らすことにつながります

2015-09-14 07:14:58
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キノコにもいろいろな種類がありますが、大きく分類すると、土に菌糸を広げる菌根菌と、木に根を広げる腐朽菌の二種類に分けられます。放射性物質で話題になるキノコは菌根菌で周囲の放射性物質を集めていると考えられますが、人工栽培されるキノコは、腐朽菌だけで吸収能力が低いと考えられています

2015-09-14 07:21:21
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しかし、腐朽菌であるシイタケ(販売されているシイタケは、管理と測定により安全なものしかないですが)も、限られた範囲でも濃縮していることから、腐朽菌にも放射性物質を集める能力が十分にあるものと推定します。

2015-09-14 07:24:42
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除染は予算の関係上、居住区を中心に行われ、山林は手つかずの場所が多いですが、立ち入り禁止区域の西側から、特に放射性物質を運ぶ水系を中心に、ローラー作戦で処理するしか、安心は得られないのではないかと考えます

2015-09-14 07:36:02
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処理する土は環境省の推測で5mSv以下でも2800万m3。これだけの膨大な量を処理するには持続して運用可能なシステムの開発が必要で、新技術はあまり適さないと考えます。本技術は農業として長年培ったシステムを活用し、併せてコストの削減を図っています。基礎実験後すぐに実用可能です

2015-09-15 07:36:22
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キノコ栽培技術による浄化システムは、生物浄化であるにもかかわらず環境を制御できるため、定量的に試算することができます。10年で処理したい場合には220箇所の大型プラントに建築コスト4400億円、10年の運用コスト約二兆円で大部分の浄化し、容量を1/30にできると推定します。

2015-09-15 07:42:34
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キノコの人工栽培を利用した除染技術のメリットは、土だけでなく、培地として木材・植物残さ・汚染水も培地に使い処理することができます。山林の浄化には、土以外にも様々な汚染物がでます。土の除去だけでも、問題は解決しないと考えます。

2015-09-15 07:26:38
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近々の植物工場は、海上コンテナを改造したコンパクトで低コストなものが提案されています。キノコ栽培による除染技術ではコンテナを活用し、現地にプラントを構築することで移動コストを大幅に軽減します。大型のフォークリフトで移動可能で直接近づかないので安全性を高め、1万人の雇用を生みます

2015-09-15 07:48:23
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浄化プラントは、処理後、キノコ栽培を一つの産業にすることや、ロシア・アメリカ・EUなど、原発のリスクを持つ国々に基礎プラントとして売却することで、高額な建設費用を一部回収するなど考えています。

2015-09-15 07:52:23
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耐放射線ゴムで作った袋です。原発用のパッキンに使う素材で作ったサンプル。仮置きされた汚染土壌は、内部からの放射線により、袋が劣化し、すでに移動出来ないと報道でみました。理論所は100年耐久で、高濃度に濃縮し圧縮したキノコを保存します pic.twitter.com/bZHMVrKJ57

2015-09-15 09:55:55
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