氷の麗姫、榛の剣士

エルフリーデ卿とイクスの模擬戦。導入RP、終了後RPもあわせて。
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エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 【ほぉ、中々の剛の者よの】 心の中でもう一人の【わたし】の声が響く。 【我も仕合うてみたい】 【さあ、行こうか。尋常ならざる剛の者。余裕など】 うん、ないね。 向こうが礼儀として頭を下げてくれただけ。実際は私の方が弱い。 でも、だからこそ。

2015-09-11 01:46:12
エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 【全てを見て】 色鮮やかな世界を収縮。視界の全てが灰色に変わっていく。 【一つのみ見極める】 唯一つ、目の前にいるイクスを除いて。 刀を振りぬいて、体勢を戻す前に、右足を軸に円を描くように真横に、ただし刀身を横に当てるように振りぬいた。 「やれ、飛んでゆけ」

2015-09-11 01:51:13
ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 疾い。 得物を引き戻すより、体勢を整えるより早く、反撃の刃が振るわれた。 速さに重きを置いた己と、同じような所作、体運び。 しかし、邪紋の励起により速さを倍加している自身と同じか、それ以上の速さ!

2015-09-11 02:05:36
ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 咄嗟に左腕で腰の鞘を持ち上げ、軌道を逸らす。 大剣が臓腑を深く抉ることこそ回避できたものの、その斬撃は、確かに左腕と、胴を薙いで通り過ぎていった。 HP100→84

2015-09-11 02:07:22
ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 大剣が通り過ぎていく軌道に合わせ、鞘を持ち上げていた左腕を再び刀に沿わせる。 大丈夫、まだ動く。胴の傷も浅くはないが、戦意を喪失するほどではない。 …否。 これまでに経験した戦いで、戦意を喪失したことなどあっただろうか。 ただの一度とて、ない。

2015-09-17 23:16:40
ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 この身体動く限り、この意識続く限り。前に踏み込み、得物を揮う。 それこそが、その身に邪紋の宿す者の、フォルモーレを護ると誓った己に課した使命!

2015-09-17 23:24:34
ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 脚の邪紋を励起。 ぐっ、と一度踏み込んだ後、引き戻されようとする大剣を、渾身の力で蹴り上げる。 半歩踏み込み。空いた鳩尾に、刀の柄頭を叩き込む。 @diceda4 5d6(2ラウンド目ダメージロール)

2015-09-17 23:28:40
エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 我の灰色の中でそなたは何色に輝くだろうな。 そなたは我自身よりつわものなれど、勝つかどうかはまた別。 《何色》を魅せるかはさらにまた別の話。 己に何かを課して、それを全うするべく己を燃やす者よ。 その焔で己を燃やし他者を暖めるか、篝火となるか、業火となるのか。

2015-09-17 23:43:28
エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 美しく、まっすぐな想い。 我から見える《灰色の世界》の中で、唯一つの 何故であろうな。 金色に輝いてもおかしくない気高さ。 蒼色に輝くに相応しい清廉さ。 赤色に輝くべき熱き想い。 すべてを凌駕して見えるそなたの色は

2015-09-17 23:44:24
エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 大剣の大きな振りの後にできる隙を見逃す訳がなく縮地を使って踏み込んでくる。 強い、強い、早い。 逃げてはいけない、逃げるわけにはいかない。 確実にくらうのならば被弾する場所を最小限に。 気絶しないように呼吸と位置を、本当に僅か、身体を捻ってずらす。

2015-09-17 23:47:04
エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 それでもなお、鍛えられた身体、邪紋を最大限に生かしたその、一撃。 「---っ」 息が一瞬止まる。 みしみしみし、と鳩尾からずれた右胸の肋骨が悲鳴をあげる。 【ねえ、正直に鳩尾に被弾したほうが良かったんじゃない?】 やかましいの。 金槌で殴られた様に痛みが走る

2015-09-17 23:51:43
エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 この感触は。何本か肋骨が折れたようだった。 【HP82→59】

2015-09-17 23:53:16
エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 膝をつくな。膝をまげるな。 まげてはならない、ついてはならない。 何故なら我は我である。 君主である。 君主として彼の者と向き合っている。 ただの女でも、人でもない。 君主として。 肋骨が折れた?だからどうした。 苦痛を見せてはならぬ。

2015-09-17 23:58:14
エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 笑えぬ顔ならせめて不敵に。 口の端を上げて 「流石、だな」 剣を落とさず、跳ね上げられた剣を離さず。 上げたら、落とせばいい。 虚を撃つ事は得意ではない。 ならば、ただ真直ぐに。

2015-09-17 23:59:22
エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 近距離だから、刃ではなく、柄が当たるかもしれないけれど。 力は弱まっているかもしれないけれど。 膝を屈する事など出来はしない。 真直ぐ、そのまま右手を振り下ろした。 @diceda4 5d6

2015-09-18 00:00:39
ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 そう来ることは、十二分に予想できた。 相手の懐に踏み込んだということは、取りも直さず。相手もまた、こちらの懐にいるということだ。 大剣の自重も加味された、重厚な一撃。如何に混沌由来の得物と言えど、正面から喰らえばただでは済むまい。

2015-09-18 00:07:21
ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 さりとて、頭に喰らえばその時点で戦闘は終わる。場合によりては生命すらも。 なれば、利き手ではない方の腕が盾となるのは当然の帰結となろう。 「……っ」 骨が砕ける音と感触を知覚しながら後方に飛び退り、幾許か威力を削ぎ落とすことに努めた。 HP:84→60

2015-09-18 00:12:39
ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 跳びながら、咄嗟に左腕の感覚を確かめる。 ……さすがに酷使過ぎたか。斬られ、砕かれ。感覚が心許ない。それでもいい。 元より、勝つ目的で挑んだ戦いではない。己を、より高みへと押し上げるための戦いだ。 ならば、後先を考えず、己の全てを出し切るのみ。

2015-09-18 00:30:16
ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 着地と同時に再び跳躍し、突撃を仕掛ける。 呼吸を整え、刀を構える。 相手との距離を詰める、秒にも満たない刹那が引き延ばされ、長い長い時間であるかのように感じる。 一瞬の瞑目。思い描くは、凪ぐ水面。全身の邪紋を、静かに励起させる。

2015-09-18 00:38:50
ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 謳え、菊一文字。 そしてーー。 右手の甲、そこに刻まれた邪紋を励起。 「疾(はし)れ、星よ」 彼女は、視る。榛色の光を帯びて、その身目掛け、突きを放つ剣士の姿を。 @diceda4 7d6(ダメージロール) イクス残りHP:60

2015-09-18 00:45:46
エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 距離を 取って また 飛び込み 空間の流れが変わる。 力の収縮、世界がぶれて揺らいで つつつつ突き刺す 灰色ののののの世界に 優しくくくくくく 残    酷      に謳う 剣  が

2015-09-18 00:52:17
エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 そのはしばみいろの 邪紋の そなたの 星が 祈りが 一瞬の流れ星となって 【「それほしい」】 なんて綺麗な純粋な殺意。 斃して上りあがるという崇高な殺意。 避けるのは勿体無い。 はしばみいろの星をそのまま。 大剣を心臓の盾として受け入れた。

2015-09-18 00:57:29
エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 大剣は心臓を守った。 星屑のように砕け散る剣の破片が突き刺さる。 心臓を逸れて身を抉る。 一瞬の空白。 今度こそ、一面に血潮が飛び散った。 星への祝福のように。 【HP59→29】

2015-09-18 01:00:24
エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 「イクス・フォルモーレ」 言葉と共に口から血が流れ出る。 「心からの」 「礼を」 「貴殿程の強者はおらぬ」 「恐らく貴殿の敵は貴殿のみ」 「ご指南感謝する」

2015-09-18 01:07:09