衛星の箱庭

ツイノベのまとめですー長くなって申し訳ないです・・・・・
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九八九四 @Q8Q4

そこには箱があった、あるのが当たり前といった風情の、桜色で一m四方の箱が地面から30センチの位置に浮かんでいた#twinovel

2010-12-18 19:44:15
九八九四 @Q8Q4

そんな箱にバイトの帰りで遅くなった少年、星野はわかりやすく困っているようで「邪魔で邪魔で仕方ないんだけどなにこれ?浮いてんの可笑しくない?」もうちょっとあわてたらどうだとかつっこみたくなりますが、しかし困っていました#twinovel

2010-12-18 19:50:15
九八九四 @Q8Q4

なにせその箱は道のど真ん中に浮かんでいて全く通れない状態でした、星野はあるものを見るために家に帰らずわざわざ町外れまで来たのにこんなものが浮いていては目的地にはたどり着けません、他に道はないし恐らく今日が一番きれいに見える日なので彼は立ち止まっていました。#twinovel

2010-12-18 19:55:57
九八九四 @Q8Q4

彼は箱をどかそうと触れてみますが「・・・・・動かないな、それになんだこれは?」その箱は堅いわけでも柔らかいわけでもなく、そこにあるのか疑わしくなるようなモノでした、どうしたものかと思っていると「?」メールがきました #twinovel

2010-12-18 19:59:49
九八九四 @Q8Q4

「誰かわからない貴方へ、貴方がその箱にであったことが幸福であるか不幸であるか私にはわかりません、それを利用するのも理解しないのも貴方次第です、だけど貴方が望めばそれは箱庭のすべてを教えてくれます、その玩具箱は貴方だけの玩具箱、遊ぶも壊すも貴方次第」 #twinovel

2010-12-18 23:29:46
九八九四 @Q8Q4

星野はわけがわかりません、箱庭?利用?理解?玩具箱?意味不明なことだらけです、もう一度箱を見てみると「・・・・・・・TOY BOX?まんま玩具箱だなこれ」よく見てみれば確かにTOY BOX、玩具箱と書いています「じゃあ玩具箱なんだなこれ」それでいいのか主人公 #twinovel

2010-12-18 23:36:36
九八九四 @Q8Q4

だけど星野は思いました全てを教えてくれる玩具箱、ならあれがなにもわかるんじゃないかと、これから見に行く、名前も分らないあれのことも、もしわかるなら、この箱を受け入れるのも悪くないと、星野は箱に手を伸ばしました #twinovel

2010-12-18 23:43:36
九八九四 @Q8Q4

そして物語は始まります、星野が知りたいあれとは?玩具箱とは?そして箱庭とは?メールを出した人物は?たぶん全部明らかにはなりませんがお付き合いどうぞよろしくお願いします、されでは「衛星の箱庭」はじまりはじまりー #twinovel

2010-12-18 23:46:56
九八九四 @Q8Q4

【1】気づくと星野は殺風景な場所で椅子に座っていました、右を見れども左を見れども、なにも見当たらない、やたらめったら広い場所で、しかし目の前には「・・・クマ?」ぬいぐるみが浮いていました。#twnobel

2010-12-24 23:18:49
九八九四 @Q8Q4

【2】わけがわからないのでしばらく黙ってると突然「にゃはははははは!」クマのぬいぐるみが突然高笑いし始めて「ようこそ、ようこそ玩具箱へようこそ!僕が案内役のクマたろがっ」この主人公ぬいぐるみの顔の形が変わるぐらい強く握ってますよひどいですね? #twnobel

2010-12-24 23:25:00
九八九四 @Q8Q4

【3】「ちょ、ぎぶぎぶぎぶ!出ちゃう!綿とか出ちゃう!」とクマのぬいぐるみのクマ太郎が星野の手を必死にタップしてますが星野は冷たく「出せ」「は?」「さっさと外に出せ、あれが見れなくなるだろうが夜にしか見れないんだぞ早く出せ」「ちょっと待ってお願い説明を聞いて!?」#twnobel

2010-12-24 23:31:29
九八九四 @Q8Q4

【4】クマ太郎は必死な様子をみて渋々星野はクマ太郎から手を離して「・・・五分な、五分以内で済ませるように」「ちょっと無理か、待って!腕をちぎろうとしないで!」クマ太郎は必死に逃げながら説明を始めました「えーと、じゃあとりあえず君はあれがなにかを知りたいんだよね?」#twnobel

2010-12-24 23:38:25
九八九四 @Q8Q4

【5】うなずく星野を見て「じゃあ君は玩具箱の所有権を得る資格があるよ、箱の中には真実が入ってるからね」クマ太郎は続けて「それじゃあ君にはこれから試験を受けてもらうよ、それに合格できれば君は玩具箱の所有権を得ます!」「いらん」この主人公ノリ悪いですね#twnobel

2010-12-24 23:46:12
九八九四 @Q8Q4

【6】「ちょっと待って!?箱の所有権がないと真実わかんないよ!わかんないまま終わっちゃうよ!」クマ太郎は必死で説得しようとしてます「だって箱ができてから初めて来た人が君だから君逃がすともう誰も来そうにないし!」人気ないんですかね玩具箱は#twnobel

2010-12-24 23:50:34
九八九四 @Q8Q4

【7】星野は退屈そうに腕を組みながら、「時間は?」「え?」「時間はどれくらいかかるんだ?」「あ、それはそれは大丈夫、この箱の中では時間経つのが遅いから、精神と時の部屋みたいなものだから」星野はクマ太郎の言葉に反応しました「精神と時の部屋?それってなんだ?」#twnobel

2010-12-24 23:56:46
九八九四 @Q8Q4

【8】クマ太郎は腕組みしながら「うーん、そこらへんの説明は長くなるからはしょるけど、まあ時間に関しては安心していいよ」たぶん最初にそれを言っていればこのクマ握り潰されなかったんじゃないでしょうか?「じゃあ逃がす気はないけど確認するよ?君はこの試験を受けるかい?」#twnobel

2010-12-25 00:03:03
九八九四 @Q8Q4

【9】星野は間髪入れずに「受ける、俺はあれが何か、何なのかを知りたい」星野目に迷いはありませんでした「だから早く始めよう、外では時間が流れなくても、俺は早くあれを見に行きたいんだ、まだ名前もしらないあれを」それを聞いてクマ太郎は満足そうに頷きました#twnobel

2010-12-25 00:09:22
九八九四 @Q8Q4

【10】クマ太郎は「じゃあ早速始めよっか!緊張も余計な力も必要ないよ!だってここは玩具箱!子供の夢と希望が詰まってる!試験と言っても要がただただ遊ぶのこと!君は心の底から楽しめばいい!」腕を振り上げて「それでは!第一の試験開始!」振り下ろしました#twnobel

2010-12-25 00:15:12
九八九四 @Q8Q4

【11】クマ太郎が腕を振り下ろすのと同時に、星野の目の前に「…黒ひげ?」誰もが知ってる黒ひげ危機一髪が出現していました「じゃあ最初はこれを飛ばした方が負けってことで」「ちょっと待てそんなのが試験なでいいのか?」「そうだよ?何も問題ないよ?」#twnobel

2010-12-26 00:21:09
九八九四 @Q8Q4

【12】クマ太郎と星野は黒ひげを始めましたが、まあ地味ですね、さすがの星野もさすがに「・・・・なあ」「ん?」「ホントにこれでいいのかなんつーか地味すぎないか?」「全然大丈夫だよ?多分もうすぐわかるし」「よくわからないけど、まあいぐぎゃあ!?」#twnobel

2010-12-27 00:04:55
九八九四 @Q8Q4

【13】哀れ星野は黒ひげが上に飛ぶのと同時に座っていた椅子と一緒に上に発射されい天井に激突してしまいました、うわあ痛そう、星野はしばらく頭を押さえてゴロゴロした後、涙目でクマ太郎に「・・・・おいクマ」「うん?」「聞いてないぞこれ」「そりゃあ言ってなかったもん」#twnobel

2010-12-27 00:11:55
九八九四 @Q8Q4

【14】クマ太郎は続けて、「こういうのは言わない方が面白いじゃん?」このクマ意外と黒いですね?主に腹が「じゃあ次の試験に移ろ」「もう一回」「え?」「もう一回するぞぬいぐるみ、負けたままで終われるか」「ええと、でも次の」「やるぞ」「・・・・はい」#twnovel

2010-12-27 00:34:26
九八九四 @Q8Q4

【15】~1時間後~二人?は互いに荒い息で睨み合っていました、様子を見る限りお互い何度も天井に叩きつけられたようです、途中で回転はいってましたし、星野は「・・・・次で最後な」「そうですねいい加減次行かないとダメですし」さっさと次行けばいいのに二人ともバカですねえ#twnovel

2010-12-27 00:43:50
九八九四 @Q8Q4

【16】~10分後~星野は地面に蹲ってました、最後のは特にすごいのがきました、縦は普通ありませんよねえ、そんなに星野にクマ太郎は「・・・・じゃ次行こうか?まだまだ沢山あるし」「・・・・ちなみに次は何だ?」「ジェンガ」「負けたら?」「電気ショック」バラエティ番組?#twnovel

2010-12-27 00:49:13
九八九四 @Q8Q4

【17】そんなこんなでその後もいくつも試験なのかバラエティ番組なのか分らないことが続いていたら星野がキレました「じゃあ次のしけ、うお危な!?」星野手には先ほどのサバゲーで使われたぬいぐるみくらいなら余裕で貫通しそうなエアガンが握られていました、照準はきっちり眉間#twnovel

2010-12-27 00:55:57
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