病弱妄想まとめ

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ユメコ @y_sanatorium

結核の悪化で血を吐き倒れた青年がサナトリウムに運び込まれてくるんだけど、金がなくて入院とかできないので治療だけしてもらって帰らないとなんだけど、そこにもはや歩行すら困難な患者がやってきて、自分の目障りな遺産を全部生きてるうちにそいつにつぎ込む

2014-11-07 21:38:52
ユメコ @y_sanatorium

患者の男は遠い親戚たちがいまから誰が金を譲り受けるのかで不穏な空気を漂わせていて、わざわざ今から恩を売ろうといろんな人が面倒を見に来ているんだけど、そんなやつらにたかられるのが嫌で、でももう長くはなくて、金をつぎ込めるほどもう自分の体には施せる治療なんてなくて、っていう

2014-11-07 21:40:43
ユメコ @y_sanatorium

最初は人助けですよって顔して、善人のふりして青年に投資する男だけど、その目的はただ腹いせに金を全部使って、親戚たちをあとでがっかりさせたいっていうただそれだけで、でもみるみる回復していく青年にだんだん羨ましさとともに眩しさと希望がわいてきて、

2014-11-07 21:44:36
ユメコ @y_sanatorium

こいつを残して死にたくない、自分が死んだらその時点で金は親戚にもぎ取られてしまうと、末期になって突然死ぬのが怖くなった男とかおいどうすんだよ

2014-11-07 21:45:50
ユメコ @y_sanatorium

@kuukyoseijou 深呼吸して、と言われても病んだ胸では満足に息を吸うことすら出来ず、途中でひぃぃぃ…と甲高い音を喉から漏らして胸をのけぞらせてしまうのですね…陥没呼吸エロいです

2014-11-14 22:09:16
ユメコ @y_sanatorium

体の弱い兄と、兄依存性の弟を別々の部屋に監禁して、弟には二十四時間兄の心電図の音を聞かせて、時折不整脈や動悸、発作で暴れる心音で弟を精神崩壊へと追いやる小説なら描いたことある

2014-11-14 22:21:21
ユメコ @y_sanatorium

@siwabukilover 低音とか押すと痰が絡んだぜぼぜぼと重苦しい咳で、高温だとか細く甲高い窒息性の席とか、黒鍵はうっ、あ、みたいな呻きとか、そういう高性能なピアノがほしいです

2014-11-14 23:21:31
ユメコ @y_sanatorium

そのピアノで音楽を奏でたら、荘厳な低音の曲は水っぽいゴボゴボ系の発作、高音の切ない戦慄は呼吸すらままならない重篤発作みたいなそんな、イメージが膨らむ

2014-11-14 23:24:14
ユメコ @y_sanatorium

@kuukyoseijou ホァァァァァァァァ!!なんと、なんという発想…!マスターの命令に逆らう余地すらない機械の咳… もうマイクの前に立っていることすらままならないのに、「歌えるか」と聞かれると息も絶え絶えに「歌え、ます…ッ」と答える健気な咳ロイド…

2014-11-14 23:31:35
ユメコ @y_sanatorium

@kuukyoseijou 歌えなくなった咳ロイドさんたちがどうなっていったのか、分かっているからこそ喉がつぶれても歌うのですね…どんなに血を吐きもがき苦しもうとも、倒れ伏しながら、まさしく壊れた機械のようにまだ歌えます、まだ歌えますと繰り返す…

2014-11-14 23:46:49
ユメコ @y_sanatorium

年の離れた兄弟二人きりで生きてて、兄は昔から剣の達人だったんだけど、親を失ってから弟を養うために弟に内緒で人斬りになって、でもからだが生まれつき弱かったのでついに無理が祟って働けなくなってしまい、今度は弟が必死で働くんだけど、働いても働いても生活が厳しくなる

2014-11-17 23:39:19
ユメコ @y_sanatorium

そんな頃、兄がかつて人斬りに手を染めてまで自分を養ってくれていたことを知り、今度は自分がと、兄と二人村を出て町に移り住み、そこで人斬りを生業にする。兄を一人長屋に残し、夜な夜な働きに出る生活。ある時ヤクザの用心棒になってからは、殺し屋のような生活になる。

2014-11-17 23:41:34
ユメコ @y_sanatorium

で、そのヤクザでであったしたっぱの男と親しくなって、自分が働きに出てる間の兄の世話をそいつに頼んでおく。したっぱは気のいいあんちゃんで、快くそれを引き受けてくれたので弟は安心して働きに出られるようになる。

2014-11-17 23:43:25
ユメコ @y_sanatorium

でも、兄と同じく実は弟もあまり体が丈夫な方ではなく、次第に体に異変が。そんな弟に、なにかを感じとりながらも、満足に出歩くこともできない兄はなにもしてあげられない。

2014-11-17 23:45:02
ユメコ @y_sanatorium

弟のからだのことを知るのはしたっぱさんだけで、したっぱさんは弟のこともよく面倒を見てくれる。したっぱさんは昔体の弱い兄弟がいて、看病に慣れてる。でももう弟くんに人殺しとかさせたくない。

2014-11-17 23:46:28
ユメコ @y_sanatorium

そんなとき、ついに弟の素性が奉行所にばれてしまう。長屋にやってきた奉行たちは兄としたっぱさんを引っ捕らえる。兄は弟の居場所を問い詰められ、拷問にかけられる。よわった兄はそれに耐えられるはずもなく、すぐに衰弱してしまう。

2014-11-17 23:48:34
ユメコ @y_sanatorium

命からがらどうにか脱獄したしたっぱさんは、同じく拷問でボロボロの体で弟くんのもとへ向かう。弟くんはやくざたちを連れ奉行所にカチコミかけて、兄を救出しようとする。拷問部屋の片隅、そこでは凌辱と暴力でぐったりとしたまま繋がれる兄の姿が。

2014-11-17 23:51:06
ユメコ @y_sanatorium

兄をつれてヤクザの屋敷に戻るんだけど、兄はもうほとんど手遅れでなすすべもない。泣きじゃくる弟に、兄はすべてを告げる。自分が人斬りだったこと、弟が人斬りだとわかっていたこと、そして、弟の体もまた限界が近いこと。すべてに気づいていた兄は、か細い息の下「好きなように生きなさい」と告げる

2014-11-17 23:53:17
ユメコ @y_sanatorium

はんべうつくしかったです

2014-11-22 14:02:06
ユメコ @y_sanatorium

結核を病んだ兄弟と、そんな兄弟の面倒を見ている男の話。男はもともと二人の面倒を見るのは嫌だったんだけど、兄弟を受け入れた兄が事故死してしまいどうしていいやらわからないまま仕方なく家に置いている。みたいなやつです

2014-11-24 01:35:05
ユメコ @y_sanatorium

まだ多少無理が許される状態なら、僕の命は秀吉に捧げたからって言って最後の火を一気に燃やすように戦って一気にぱっと散るんだろうけど、はんべは頭いいからな…もはや起き上がることすらって状態で秀吉が死んで、意思を継ぐことができないって悟った瞬間が彼の自我の崩壊だよね。

2014-11-27 21:45:21
ユメコ @y_sanatorium

個人的には半兵衛は幼少時代はわりと気弱な男の子で、秀吉と慶次に出会って自信が持てて今の状態になってて、でも秀吉の死と自分の病気で崩壊した半兵衛は幼児退行してしまい、三成を秀吉と思い込んで、気弱な少年として三成にすがりながら…とかね

2014-11-27 21:48:23
ユメコ @y_sanatorium

三成はあれだけ気高く美しかった半兵衛の知られざる過去の姿だとか、窶れていく姿だとかを痛々しいほど見せつけられて、それでも彼にしてやれることは秀吉のふりをして寄り添うことだけで、その歯痒さがよりいっそう家康に対する怒りに油を注ぐ…とか

2014-11-27 21:49:48
ユメコ @y_sanatorium

@kuukyoseijou 「○○、今日週末だし飲みいこうぜ」「悪い、今日はちょっと」「なんだよ彼女か?」「いや、兄さん、今日はあまりよくないんだ…」「あ、そっか…じゃ仕方ねーな。」みたいなやつですかね

2014-11-29 00:45:00
ユメコ @y_sanatorium

@kuukyoseijou 外回りから帰ってきた同僚が「今いきなり雨降ってきたぞ。お前の兄貴だいじょぶか?」とか教えてくれて兄さんに電話かけて安否確認できたり、兄の不調時には突然の欠勤も大目に見てくれる素敵な職場…弟くんもその職場では力を大いに発揮できるでしょう…

2014-11-29 00:53:20
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