ポップンアンダーワールド

個人設定。
0
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

こんな語りから始まる六ちゃんによる神様の世界ぶっ壊すお話をさー!!!私はさー!!!見たくてさー!!!

2015-09-27 21:22:09
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

うちの六は破壊神。 うちのMZDは想像神。

2015-09-27 21:26:29
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

神「俺が一番キレーだろ!?」 六「黙ってろ」

2015-09-27 21:32:52
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

全部殺せば救われる、という妄想に駆られた六ちゃんの話はもう既に書き始めている訳でして

2015-09-27 22:11:14
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

間に合えばですけどね!!! プロローグ(不穏)→幸せな世界(春夏秋冬)→合間合間にノイズのような不穏な話→世界の終焉と創世、みたいななんかそんな話をですね、2月のフィルソにですね…

2015-09-28 16:56:02
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

うちの神様、純粋で子供でキラキラしてて現実逃避の天才で下衆でクズで最低だからな。好き。

2015-09-28 16:59:39
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

ポップンワールドダークサイド編的な話を僕は書きたい

2015-09-28 17:28:56
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

2Pって何なんだろうなぁ 用事が無けりゃ使わないただのサブ、はそうなんだろうけどさ。 人形みたいな扱いなのか、何処かに眠らされて閉じ込められてるのか、別世界の平行世界で生きてんのか。なんなんだろうなぁ

2015-09-28 17:38:12
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

さて皆様。月には魔力があると申します。科学的にも引力があるだとか。人を惹きつける魅力とは正に、引力に他ならないのやも知れませぬ。月に見惚れて魅入られるならば、それは正しく人は天にも昇るような気持ちでしょう。空へ落ちれば天にも昇る。空を飛べば天使にもなれる。ビルの屋上で考える次第。

2015-09-28 20:23:36
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

神「月が綺麗だな」 六「明日の月も綺麗だろうな」 神「ああ」 六「なァ、神様よ。俺は此処に来てから、満月以外の月を見た事ねェんだが…これは一体、どういう事だ」 神「俺と同じで、目立ちたがりなんだよ」 六「ふぅん…」 神「月ってさ。真っ暗な紙に、穴開けたみてーだろ?」 六「あぁ」

2015-09-28 20:59:05
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

神「深淵を覗く時、深淵もまた、此方を覗いている」 六「…気に入らねェな」 神「月ってのは、世界の穴なのさ。たまに、彼処から人が落ちてくる」 赤々と点滅するビルの屋上で、二人は語る。 神「世界は表裏だ。仮にこのビルから飛び降りて、下の川面に写る月に飛び込んだとするだろ?」

2015-09-28 21:01:39
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

軽い弾みを付けて、ビルの縁を踏み切って空へと飛び出す少年。 神「理由は人それぞれさ。人生が嫌、世界が嫌。そんな奴等は、月に魅入られて、月へ飛び込む」 少年はふわふわと浮かぶ。背後には丸く輝く月。 神「そんな奴等は、世界の下へ飛び込んだ筈が、別世界の空へ飛び降りちまうのさ。」

2015-09-28 21:05:13
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

そう呟く少年の頬を、涙が伝う。逆光に遮られ、表情までは伺えない。 神「悲しいね。人間ってのは、脆い。俺が救ってやらねーと」 六「偉く残酷だな。死にたい奴を、死なせねェとは」 神「俺は神だからな」 ふわりと振り向く神。後ろの月からは、落ちてくる人影が段々と大きくなる。

2015-09-28 21:11:08
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

目を瞑り、まるで眠っているかのような、人影。神は両手を差し伸べ、唄うように呟く。 神「ようこそ、この世界へ」 六「終わらない世界に来ちまって、ご苦労なこった」 神「お前は一々うるせーな」 六「誰の所為で死ねねェと思ってる」 神「幸せだろ?」 六「真実に気付かなきゃ、な」

2015-09-28 21:22:58
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

また一人、新たな住人が増える。 朧げな記憶と、仮初めの姿で。 神「今度こそ、成功させる」 六「どうだかな」 神「失敗したら、また作れば良いのさ」 六「なんつー傲慢だよ」 神「知らなかったのか?だって俺はさ」 神だから、と呟いて、少年は人影に寄り添う。 神「ようこそ、幸せな世界へ」

2015-09-28 21:27:29
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

私のポップンワールドダークサイド、設定としてはこれだからね。今日お月様出てるからこのお話。

2015-09-28 21:30:34
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

「さとむつ」 「ねえ、眠っている世界での君は、幸せかい?」 そう、愛しい人に問いかける。毎回毎回夕方5時の時間になって帰ってきては、彼は眠れないんだ、とこぼし、白い薬を飲んで、寝る。 「僕の夢を見ているのかな」 それとも、全て忘れているのだろうか。

2016-02-24 23:59:17
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

以前、彼の乗るバスに乗り込んで後をつけた事がある。何をしているのか気になって。朝8時に家を出て毎晩毎晩疲れて帰ってきて、何をしているんだろうと。 彼は、何もしていなかった。大きなビルのエレベーターに乗り、ただ広い部屋にぽつんと置かれた机に座り、何もせず虚空を見つめる。

2016-02-25 00:00:24
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

声をかけても、背を叩いても、揺らしても、何も反応はなかった。不意に、背後から声をかけられる。 「あーもーお仕事の邪魔しちゃダメっしょー。俺様の世界が何か変だなーと思ったらお前さんか」 「・・・かみさま」

2016-02-25 00:00:47
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

「俺様子供だからさー、大人が毎朝ビルに行くのは知ってるけど後は何してるか知らないんだよねー。ちゃんと夕方になれば家に戻るしさ、それまで大人しく待っててくれねーか?」 じゃないと、お前をまた猫に戻す事になるぜ。神様はそう言って消えた。

2016-02-25 00:01:21
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

「ねえ、起きないの?」 あの後、膝を抱いて部屋の隅で待っていると時間が来た。彼はまるでこっちが見えていないようにふらふらとビルを出て、家に帰って、睡眠薬をいつも通り飲んで、寝た。

2016-02-25 00:02:04
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

「僕らは、神様に活かされているねえ」 そう言って、愛しい人の頭を撫でる。せめて夢の中では、幸せに生きているだろうか。 君は、仕事、楽しいのかな。仕事って僕も猫だからよく分かんないや。 少し眠くなり、彼の隣で丸くなる。

2016-02-25 00:02:31
苺ソーダ@ロク @whitesoda69

もしこの世界が間違っていたとしても、僕は幸せだ。 この夢の様な世界の中で、生きていたい。

2016-02-25 00:02:42