旅とくらし文化研究所*佐渡・金島記*

旅とくらし文化研究所は2015年夏、新潟県佐渡島を訪れました。佐渡はかつて配流(島流し)の地であった歴史や、金銀の一大採掘場としての発展、能や鬼太鼓をはじめ多種多様な伝統芸能、豊かな自然と海の恵みなど、魅力がつまった「黄金の島」。その一端にふれた旅の記録をお伝えします。
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旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

*佐渡・金島記*食事処 海鮮横丁の刺身定食。新鮮なお刺身の盛り合わせに、おかわり自由のごはん(佐渡トキ認証米)&漁場汁、そして小鉢1皿が付いてボリュームたっぷり。小鉢は「ながも」や佐渡の郷土食「いごねり」などから自由に選べます。 pic.twitter.com/1Bsi18lkG0

2015-09-07 21:41:57
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*佐渡・金島記*食事処 海鮮横丁のもうひとつの名物・おかわり自由の「漁場汁」。食堂の中央でグラグラと湯気をたてる特大の鍋は、インパクト大! なかには魚のアラやカニなどがたっぷり、だしの良い香りがただよいます。お好みでワカメを入れて。 pic.twitter.com/hcrDATjAD1

2015-09-07 21:43:57
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*佐渡・金島記*両津港ターミナルを出てすぐの所にある佐渡おけさの像には「おけさの島 佐渡両津港」とあり、近くには力強い筆文字看板が印象的な「おけさばし」も。九州地方のハイヤ節が伝わったとされる佐渡おけさは、日本の代表的民謡です。 pic.twitter.com/6DtxIoGVL0

2015-09-08 21:03:29
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*佐渡・金島記*両津港から車で約10分、新穂潟上の牛尾神社は792年創建の古社。深い木立に囲まれた丘陵地の広い境内には、見事な彫刻が施された拝殿、県指定文化財の能舞台、御神木の安産杉など見どころが多く、歴史と信仰の深さを物語ります。 pic.twitter.com/1whuDY4oX1

2015-09-09 21:58:50
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*佐渡・金島記*牛尾神社奥の鳥居の前に置かれた、威厳ただよう狛犬。向かって右の狛犬は口を大きく開け、今にも飛びかかってきそうな猛々しさです。左の狛犬は目を大きく開いて、鳥居をくぐる者たちを見極めているかのよう。足も太く、たくましい。 pic.twitter.com/iKuIiPaEkD

2015-09-09 22:00:09
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*佐渡・金島記*牛尾神社の鳥居をくぐって進むと、参道の左に天満宮(太子堂・薬師堂)が見えてきます。訪問時は雨が降りしきり、茅葺き屋根がしっとりと輝いていっそう美しく感じられました。雨宿りしたくなるような風情ある佇まいのお堂です。 pic.twitter.com/A5boQLF4F2

2015-09-11 23:27:24
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*佐渡・金島記*牛尾神社の天満宮をお参りすると、学業成就を祈願する絵馬とともに、お椀の蓋か杯なのか漆器を連ねたすだれ状のものが吊るされていました。祈願の際に奉納されたものなのでしょうか、長い歳月の経過を感じます。 pic.twitter.com/c6pqRVukEM

2015-09-11 23:28:26
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*佐渡・金島記*牛尾神社の天満宮(太子堂・薬師堂)の手前に、大きな杉の木が立っていました。拝殿前の安産杉の樹齢ほどではないとはいえ、こちらも幹が太くとても立派。お堂を守っているかのような、力強さを感じました。 pic.twitter.com/poPSVW7xQX

2015-09-11 23:28:57
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*佐渡・金島記*新穂潟上の牛尾神社拝殿。明治32年に焼失し、現在の拝殿は二年後の明治34年に再建されたもの。随所に施された島内外の名工の手による彫刻が見事で、龍や鯉などの精巧で迫力ある姿や、全面に彫刻を施した美しい梁が目を惹きます。 pic.twitter.com/zuhCamS01p

2015-09-13 21:32:45
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*佐渡・金島記*牛尾神社の能舞台。明治34年の再建で、県の有形民俗文化財に指定。佐渡は晩年の世阿弥が配流された地としても知られ、江戸時代、初代佐渡奉行・大久保長安が能楽師を伴い来島し能を奉納して以来、能が広まったと伝えられています。 pic.twitter.com/9hPCEaCEwu

2015-09-14 22:27:44
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*佐渡・金島記*牛尾神社能舞台。初代佐渡奉行・大久保長安は金春流の能楽師の家系に生まれたことから能を愛好し、また、江戸時代の前期に佐渡の本間家が宝生流に入門したことで、やがてお能が農民など市井の人たちにも愛好されるようになりました。 pic.twitter.com/esVJsrkcnx

2015-09-14 22:28:28
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*佐渡・金島記*牛尾神社能舞台は、佐渡の演能の中心だった「国仲四所の御能場」のひとつで、島内に残る能舞台のなかでも規模が大きく、鏡板の立派な老松、長い橋掛りなど格式ある佇まいが美しい。いまも毎年6月の例祭宵宮に薪能がおこなわれます。 pic.twitter.com/yFiCHS2PRF

2015-09-14 22:29:34
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*佐渡・金島記*牛尾神社能舞台の天井には、能『道成寺』で使われる大鐘を吊るす鐘穴が設けられています。鐘の重さは80kgとも言われ、ここで実際に演じられる機会があるかわかりませんが、この舞台でおこなわれる薪能をぜひ観てみたいものです。 pic.twitter.com/EeTzmjVkLZ

2015-09-15 21:03:25
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*佐渡・金島記*牛尾神社能舞台の床を見ると、あちこち擦れていて荒々しいその肌はまるで大地のようで、水平線に立つ老松はまさに神宿る木といった風情です。野外にある能舞台は風雨の影響を免れませんが、それがまた独特の味わいを生んでいます。 pic.twitter.com/wNQc7hsltb

2015-09-15 21:05:00
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*佐渡・金島記*牛尾神社拝殿の前にそびえ立つご神木は、佐渡市指定天然記念物で樹齢千年もの大木です。「安産杉」とも呼ばれ、古くから子授け・安産にご利益があると信仰を集めてきました。幹を抱えたり樹皮を煎じて飲んだりして祈願をしたそう。 pic.twitter.com/k5KQdVyVMt

2015-09-16 22:03:14
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*佐渡・金島記*牛尾神社の安産杉。しめ縄の下には、安産を願う人たちが思いを寄せた絵馬がたくさん掛けてあります。太い幹の根元はゆったりと大きくうねり、その内には生命力が満ちているよう。安産杉と呼ばれる所以が伝わってきます。 pic.twitter.com/tSUKMe8B55

2015-09-16 22:04:44
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*佐渡・金島記*牛尾神社の拝殿には、参拝客のためのお守りや絵馬がたくさん置かれています。静かな拝殿のなかには他にも、かつての奉納品やお札などが壁一面に掛けられていました。そのなかで、かわいらしいこどもおみくじを発見! pic.twitter.com/9LU5ggrslw

2015-09-17 21:53:27
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*佐渡・金島記*牛尾神社では境内の安産杉をお参りする人が多いためか、子授け・安産のお守りが充実。ほかには「合格」と「五角」をかけた、五角形の合格祈願絵馬がめずらしく、的に命中した矢じりがハートマークになっている絵柄がかわいらしい。 pic.twitter.com/jj6n86V92c

2015-09-17 21:54:11
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*佐渡・金島記*牛尾神社には、翁の能面が二面(白色尉と黒色尉)、所蔵されています。「雨乞いの面」とも呼ばれ、普段は見ることができませんが、室町時代末期の作と伝えられ、県指定文化財に指定。佐渡とお能の深い関わりや歴史を物語っています。 pic.twitter.com/20z3yCljY9

2015-09-17 22:16:17
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*佐渡・金島記*両津港から車で約20分、新穂地区の「トキの森公園」。佐渡トキ保護センターに隣接し、園内にはトキの保護増殖や野生復帰について紹介する「トキ資料展示館」と、間近でトキの生態を観察できる「トキふれあいプラザ」があります。 pic.twitter.com/Ln5PAtQVvc

2015-09-18 22:35:29
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*佐渡・金島記*トキの森公園の敷地を歩いていると、イラスト入りの看板や写真、車止め、歩道の石にまで、トキづくしがつづきます。なかなかその姿を見る機会のない、本物のトキに出会うまで、いやがうえにも期待が高まる仕掛けがいっぱい。 pic.twitter.com/sH3fOIv0Gl

2015-09-18 22:38:12
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*佐渡・金島記*トキはかつて日本各地で見られましたが、明治以降、狩猟や農薬・開発による環境悪化で激減。2003年に日本の野生トキは絶滅しました。しかし中国から贈られたトキの人工飼育が成功し、現在も野生復帰の努力がつづけられています。 pic.twitter.com/ZaylKoA7m4

2015-09-18 22:39:03
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*佐渡・金島記*新穂地区のトキの森公園にある、トキ資料展示館を見学。資料館の展示室入口では、両津港で出迎えてくれたご当地キャラ・サドッキーが再びお出迎え。よく見ると常設の人形でしたが、真っ赤な足が長靴を履いているようでかわいい。 pic.twitter.com/HciNv2wWCB

2015-09-19 22:22:00
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*佐渡・金島記*トキ資料展示館では、トキの保護増殖や野生復帰への活動、その生態について学ぶことができます。展示されていた「朱鷺色」といわれる羽根は、ため息が出る美しさ。佐渡トキ保護センターのケージで暮らすトキを見学できる観察回廊も。 pic.twitter.com/xyzOE2ODrV

2015-09-19 22:23:10
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*佐渡・金島記*トキ資料展示館の見学中、リアル・サドッキーに遭遇。両翼をパタパタさせながら来館者との記念撮影に応じ、人気を集めていました。両津港でも出迎えてくれたサドッキー、トキの野生復帰をアピールし支援する使命を持つ彼は大忙し! pic.twitter.com/oGnVo7HRNh

2015-09-19 22:28:47
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