「うちの子」、万年筆、ゲームの話

電子 @_densi_

「おまえのキャラの魅力を、ストーリー形式でプレゼンせよ」と言ってるわけじゃん？ みんくるの魅力を語るのにストーリーは必須じゃないんですよ。あのフォルムだけでいいの。キティちゃんだってそうだろう？

哉村哉子 @bkyd

ゆるキャラには「何から」「何のために生まれて」「今後何のために生きることが運命付けられている」という明確なストーリーを盤石の態勢で無限に長期連載しなくてはならない使命があり、雑なラノベのキャラクターよりよほどストーリーテリングされていると言うこともある意味で可能です

哉村哉子 @bkyd

単純なストーリーのほうが強度が高くて信仰を集めやすいって河合隼雄が言ってました（言ってました論法）

電子 @_densi_

「ストーリーをまとめてくれ読みたいから」って時はある。あるけどだからって声高に要求していいほど、この界隈における「読者」は偉くない。あなたのお子さんが好きです、とそっと☆を飛ばすに留めるのが大人の交流じゃないのかい？

電子 @_densi_

うちの子は用途が「交流」のアバターなんですよ。

哉村哉子 @bkyd

なのでうちの子文化の脆弱性というものがあるとしてそれを論破するためにストーリーがないことを持ち出すというのは悪手だと思います

電子 @_densi_

逆にストーリーに従事してる子の話をしようとすると、生まれて死ぬまでのライフストーリー以外に何も話せないんだよね…。現パロでもしない限りは。

電子 @_densi_

うちに「生活のために子供を売った親」という脇役のキャラが居ますが、外見や趣味嗜好、萌えポイントの話はできないです。うちの子って感じがしない。名前と年齢性別その他のパーソナルデータはある。生きてる。でもビビットに活きてない。他の生き方ができない子。見せびらかせる子じゃないんです。

電子 @_densi_

交流や「解放」によって変質し、「子を売った親」という役割を逸脱されたら困るので、ストーリーに従事するキャラは外に出しません。私の場合はね。

哉村哉子 @bkyd

ところでオリキャラ界隈に限らずゲーオタはうちの子って言うのでは？という指摘があり、ところで万年筆界隈は「うちの○○」と言う、これは万年筆がソシャゲであることの完全な証明

電子 @_densi_

万年筆がソシャゲであるならば、私の初期刀…祖母にいただいた初期筆は私のＬＶでは満足に扱えず永い眠りについてしまっていて、チュートリアル鍛刀のカクノちゃん１口目は不慣れな扱い故に折れてしまい、新しくお迎えした２口目のカクノちゃんを近侍にしていることに。

電子 @_densi_

するするとストーリーが紡げる！ 万年筆沼はゲームだった！ #証明完了

電子 @_densi_

誤解の無いように言うと、初期筆は誕生日に何が欲しい？と聞かれて万年筆と答えたので祖母と２人で万年筆売り場に行って買ってもらい、その場で銘入れしてもらった私の愛刀…もとい愛筆です。祖母のお下がりではなく、最初から私の物です。カクノちゃんには銘が無い。

電子 @_densi_

カクノちゃん２口目は、自分が二重の意味で永遠の二番手で、一生かけても主の一番になれない宿命を負ってなお「万年筆なんて文字が書けりゃあいいんだよ」と言ってくれる健気な万年筆ということになります。…って本当にするするストーリーが書ける。なんだこれ凄い。不思議！

電子 @_densi_

こわ。擬人化なんて軽率にするもんじゃない。あぶない。

電子 @_densi_

「うちの子」のストーリーが語れない理由の一つは「まだ完結してない現在進行形で続いている物語であるから」かもしれないなぁ。

電子 @_densi_

私と共に歩み、生きているパートナー、アバター、イマジナリーフレンド、我が子、そういう、私の人生と不可分の存在であるように思う。

電子 @_densi_

いま私と共に暮らし、生きている２口目のカクノちゃんのようにね。