黄昏町のダ・メーポ

ゲーム垢の方の、物語風の黄昏町。自己満注意。黒歴史になるかもな!
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カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

とりあえず、ここから出よう。町へ戻って、あの役場へ… そう考えた時、あの住人たちの姿が思い浮かぶ。怪物を排除しようとする、あの姿が。 「あいつも、この爪を見たら俺のことを殺そうとするのだろうか……」 そういえば名前を聞き忘れたな、と思い少し苦笑いをしてしまう。 #黄昏町の怪物

2015-10-08 10:44:59
カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

「もし拒絶されたら、その時にはおとなしく去ればいいか。」 とりあえず学校を出ようと思い昇降口を探す。 不思議なことに、昨日とは違いあっさりと昇降口は見つかった。 「そういえば、俺、靴はどうしたんだっけ。」 ふとドアのほうを見ると、見慣れた靴が置いてあった。 #黄昏町の怪物

2015-10-08 10:47:28
カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

「ああ、これは俺の靴か、よかった。」 不思議なことが起こりすぎててマヒしているのだろうか、俺はすんなりとその事実を受け入れる。 「さて、と、上履き、ありがとうございました。」 誰のかは知らないが、気付いたら履いていたものだった。丁寧にそろえて、置いておく。 #黄昏町の怪物

2015-10-08 10:51:06
カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

ドアを開け、校庭へ向かう。学校を出たら無事に役場へと向かえるだろうか、少し心配である。 閉まっている校門に手をかけ開けようとするが、びくともしない。 鍵がかかっているのかと確認しようとしたその時、空を切る音とともに背後から巨大な影が迫った。 #黄昏町の怪物

2015-10-08 10:55:15
カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

[学校]校門は堅く閉ざされている。背後から迫る竜が、君ごと鉄柵を突き破る。《力6以上で竜に勝利【異形『竜尾(力+5)』を入手し[町/説明文参照]へ移動(診断は翌日から)】、力5以下は死亡【魂-2】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541542

2015-10-08 10:55:32
カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

「…え?」 振り向こうとしたが、遅かった。絶望的なまでの暴力によって、俺の身体は校門にたたきつけられ、その校門ごと吹き飛ばされた。 その瞬間に、俺は再度死を迎えることになる。 #黄昏町の怪物

2015-10-08 10:57:50
カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 4日目 死亡2回 【魂10/力2/探索0】 所持異形: 爪(力+2) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2015-10-08 10:58:39

5日目 ~さらなる力~

カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

[ハンドアウト]気が付くと、君はガードレールに腰かけ自分の影を見つめている。頬が濡れていたが、何故なのか分からない。《開始地点[町]shindanmaker.com/541547#黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541552

2015-10-09 22:48:47
カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

気が付くと、ガードレールに座っていた。俺はさっき竜のような怪物に襲われて死んだはずでは…? あれは白昼夢というやつだったのだろうか。 ふと顔に冷たいものを感じた。どうやら俺は泣いていたようだ。 「いったい何が起きたってんだ…」 #黄昏町の怪物

2015-10-09 22:50:36
カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

立ち上がろうとすると、ポケットに違和感を感じた。探ってみると、あの紙が入っていた。 「何だってんだ、この紙は…」 そこにはいくつかの数字の変化と「爪」という記述があった。ゲーム通りだとすれば、これが今の俺の状態というわけか… そう思った時、不意に声をかけられた #黄昏町の怪物

2015-10-09 22:53:13
カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

「発車時刻です、お急ぎください」 少し離れた場所に、変な毛玉がいた。何なんだあれは……。 恐怖を感じず、むしろ興味を持っている自分に驚く。この世界に馴染み始めたというのか。 #黄昏町の怪物

2015-10-09 22:55:17
カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

[町]車掌鞄を引き摺った毛玉が君の足元へ来る。「発車時刻です、お急ぎください」《【異形強化の診断[電車](shindanmaker.com/547682)へ移動できる。しなくても良い。】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541547

2015-10-09 22:55:30
カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

お急ぎください、と、近づいてきた毛玉は再度そう言った。 「その電車はどこへ行くんだい?」 「それは貴方様次第です。」 乗るべきか、乗らないべきか悩んでいるとその毛玉は最終通告かのように繰り返した。 「わかった、今は乗らないことにするよ、役場に行きたいしね。」 #黄昏町の怪物

2015-10-09 22:59:31
カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

「かしこまりました。ご縁がありましたら、ご利用お待ちしております。」 そう言うと毛玉はどこかへといってしまった。 「何だったんだ、今のは?」 やはり好奇心が沸いてくる。 「しまった、役場の場所でも聞いておくんだった…」 早くも毛玉と別れたことに後悔する俺であった。 #黄昏町の怪物

2015-10-09 23:02:05
カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

その時俺は知らなかったのだ、電車に乗るということが何を意味するのかを、そして、俺が何を回避したのかを。 果たしてこの選択が吉と出るか凶と出るかは、誰にもわからない。 そしていつしか俺は、自分が生き返ったことにすら疑問を持たなくなっていた。 #黄昏町の怪物

2015-10-09 23:04:29
カードバトラー ダ・メーポ @da_mepo

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 5日目 死亡2回 【魂10/力2/探索0】 所持異形: 爪(力+2) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #黄昏町の怪物

2015-10-09 23:34:30