【ミイラレ!第十八話:町の神様たちのこと】(実況付き)

怪異に好かれる少年と退魔師の少女がなんやかんやするお話。昔話とか今後の対策とか。
0
前へ 1 ・・ 6 7 9 次へ
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

『仮にもこの国を代表する神ともあろうものが、そのような態度でおってよいのか?』渋い顔で呟いたのは蛇神。ヒルメはやや口の端を歪めたのみだ。「そういう格式張ったのは、本社にいる『あたし』に全部任せちゃってるよ。そうでもないと肩が凝って仕方がない」63 #4215tk

2015-10-10 19:18:11
たいむしふたーまくず @znntmk

ああついに土地神さまからのツッコミが #4215tk

2015-10-10 19:20:05
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

言いながらも、彼女の視線は四季に注がれている。見られた部分が熱くなるような錯覚すら覚え、彼は思わず身を引いた。「あの、なにか……?」「んー?いやいや、イナメが言ってた通りの子だなと思って。こう、自然と目を惹かれるんだよね。君、普段の生活大変だろ」64 #4215tk

2015-10-10 19:21:13
栗なご @kurinago77

形式ばったのは面倒だから当番制で本社担当してる神様とか居そうだなぁこの感じだと…。 #4215tk

2015-10-10 19:21:25
たいむしふたーまくず @znntmk

ま、まあ大変なんてものではない程ですが #4215tk

2015-10-10 19:22:36
栗なご @kurinago77

神様にもミイラレ!されちゃう四季君のモテっぷり…大変だなぁ…。 #4215tk

2015-10-10 19:23:49
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

思わず面食らう四季を見て、ヒルメが微笑を浮かべた。「まあ、数日前のことは君に感謝しなきゃならないだろうな。あのままだと面倒なことになってただろうし」「え……あ、トリルのことですか」「そう。ここ一応あたしの管轄だから、怪異が暴れたら対処しなきゃなんなくてさ」65 #4215tk

2015-10-10 19:24:11
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

女神はやや困ったように眉を下げた。「仮にもあたしも神。真っ向から戦ってもあの悪魔相手には立ち回れる。けど」「けど?」「……霊気がねー。まずこの土地からもらわなきゃいけないから、相当に影響出ちゃうんじゃないかってひやひやしてたんだ。うん、何事もなくてよかった」66 #4215tk

2015-10-10 19:27:32
たいむしふたーまくず @znntmk

なるほどなー…色んな弊害が起きそうだ。怪異の無法地帯になるとか… #4215tk

2015-10-10 19:28:36
栗なご @kurinago77

なるほど、それでギリギリまで粘ってたのね #4215tk

2015-10-10 19:29:53
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

ヒルメの言葉に四季は胆を冷やす。あのときは思い至らなかったものの、やはり大事につながる一歩手前だったのだ。なんとかできてよかった。「ま、それはそれとして。なんか用があるんだよね」「あ、はい!実は」勢い込んで話し出そうとする怜を、ヒルメは片手で制した。67 #4215tk

2015-10-10 19:30:07
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「うんうん、聞いてあげるよ。神様だからね。けど」と、彼女は背後を見やる。そこにやってきたのはイナメ。手に持ったのは盆に載せられたおにぎりとお茶。「ちょうどそろそろお昼時。ご飯くらい食べてきな。イナメのご飯は美味しいよ?」四季と怜は思わず顔を見合わせた。68 #4215tk

2015-10-10 19:33:04
たいむしふたーまくず @znntmk

さっすが豊作の神様!いい米使ってそう(現金) #4215tk

2015-10-10 19:35:16
たいむしふたーまくず @znntmk

オツカレサマドスエ!多少砕けすぎではあるが、いい神様たちじゃあないか。#ホントどこぞブッダよりも#4215tk

2015-10-10 19:37:09
栗なご @kurinago77

穀物の神が作ったおにぎりとな…絶対美味しいに違いない。 オツカレサマドスエ! #4215tk

2015-10-10 19:39:20


鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

ヒルメの言葉に四季は胆を冷やす。あのときは思い至らなかったものの、やはり大事につながる一歩手前だったのだ。なんとかできてよかった。「ま、それはそれとして。なんか用があるんだよね」「あ、はい!実は」勢い込んで話し出そうとする怜を、ヒルメは片手で制した。67 #4215tk

2015-10-11 20:14:08
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「うんうん、聞いてあげるよ。神様だからね。けど」と、彼女は背後を見やる。そこにやってきたのはイナメ。手に持ったのは盆に載せられたおにぎりとお茶。「ちょうどそろそろお昼時。ご飯くらい食べてきな。イナメのご飯は美味しいよ?」四季と怜は思わず顔を見合わせた。68 #4215tk

2015-10-11 20:16:02
@hiiragi_r_t_d

そりゃまあ、お米のかみさまですし? #4215tk

2015-10-11 20:16:32
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

……「ごちそうさまでした」満腹感と満足感で溜息をついた四季は、ゆっくりと頭を下げる。怜も同様に。「あら、もういいの?まだ足りないんじゃない?」首を傾げて聞いてくるイナメに、彼らは笑って首を振る。彼女のおにぎりは格別に美味かった。が、これ以上は食べられまい。69 #4215tk

2015-10-11 20:18:11
@hiiragi_r_t_d

いいなあ女神の握るおにぎり。格別だろうなあ #4215tk

2015-10-11 20:18:59
前へ 1 ・・ 6 7 9 次へ