【核燃料サイクル】プルトニウム保有量、プルサーマル関連/核武装

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momo4leaf @Momo4leaf

引用: 日本は再処理の多くを英仏に委託しており、実際の保管は英国に21トン、フランスに16トン、日本国内に10トンだ。これらのプルトニウムは今、使い道のめどがない。その状態で六ヶ所の再処理工場を稼働させれば、プルトニウムはさらに積み上がる。 その点にこそ、国際社会の懸念はある。

2018-03-09 08:43:22
momo4leaf @Momo4leaf

引用: 「核分裂性物質に関する国際パネル」(IPFM)のフランク・フォン・ヒッペル委員は「日本の余剰プルトニウムの増加は東アジアの安全保障の脅威になる」として、六ヶ所再処理工場の中止を日本政府に要請している。 ヒッペル氏は言う。 「このままでは、日本は悪いお手本になってしまいます。」 pic.twitter.com/ldEKHDvgHy

2018-03-09 08:44:47
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momo4leaf @Momo4leaf

引用: ヒッペル氏「北朝鮮が核開発を続ける中、韓国でも核武装を求める声が高まっています。韓国政府は『自分たちも日本のように再処理の権利を獲得すべきだ』と主張しています。韓国以外にも、このような国が増えると、核不拡散体制の崩壊につながる危険性があります」

2018-03-09 08:45:17
momo4leaf @Momo4leaf

引用: 実は、日本政府には半世紀も前から“潜在的核抑止力”に通じる考えがあった。 1969年に外務省がまとめた「わが国の外交政策大綱」には、「当面核兵器は保有しない政策をとるが、核兵器製造の経済的・技術的ポテンシャルは常に保持する」と書かれている。当時の対中関係などから“潜在的核抑止力”に pic.twitter.com/NflgKd0kRU

2018-03-09 08:46:18
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momo4leaf @Momo4leaf

引用: ついて日本外務省の官僚たちが議論していたことをうかがわせる。 長崎大学の鈴木センター長は、これに警鐘を鳴らしている。 「今もこうした考えが日本政府の中に残っている可能性があります。極めて危険です。東アジアでプルトニウムの製造競争となり、核拡散につながる懸念が消えません」

2018-03-09 08:46:53
momo4leaf @Momo4leaf

引用: 核燃料サイクルは複雑で見えにくい仕組みだが、莫大な税金や電力会社の電気料収入が投入されている。エネルギーや安全保障の観点から、どうすべきか。避けて通れない問いが、私たちの前に横たわっている。archive.is/XAibZ

2018-03-09 08:48:18

▪️原発から出る原子炉級のプルトニウムが核兵器に利用できないと思うのは誤解

rima @rima_risamama

[寄稿] プルトニウムと核拡散リスク (鈴木達治郎)nuclearabolitionjpn.wordpress.com/2015/08/03/plu… 「原子炉級プルトニウムであっても、分離プルトニウムは国際規制上最も厳しい管理を必要とするのであり、万が一盗難や紛失が起これば、日本政府も厳重な対応を迫られる。」

2015-08-04 15:14:22
rima @rima_risamama

引用: 「この点で国際社会の合意は明らかであり、だからこそ、日本政府も「余剰プルトニウムは持たない」との政策を明示しており、核セキュリティサミットで「核兵器に転用可能な核物質の在庫量をグローバルに最小化させていく」ことに合意しているのである。」

2015-08-04 15:15:25
rima @rima_risamama

引用:「筆者は、原子力委員会委員長代理を務めていた際、この問題を明確にする必要を感じ…核燃料サイクル技術等検討小委員会にて、議論の結果、「純度の低いPuでも軍事転用が可能」という記述が評価の「まとめ」に含まれた。これがこの問題では、政府文書として最も明確に記されたものと思われる」

2015-08-04 15:17:15
rima @rima_risamama

引用: 「今後も、この原子炉級プルトニウムの核拡散リスクを過小評価し、それを根拠に核燃料サイクルの正当性を主張すればするほど、日本の原子力政策、核不拡散政策への信頼感は失われ、ひいては日本の「非核政策」についての疑念もかえって高まるだろう。さらに、他国の核燃料サイクルのリスクを」

2015-08-04 15:19:01
rima @rima_risamama

引用: 「過小評価したり、その推進を助長することにもなりかねない。政府をはじめ、専門家は「原子炉級プルトニウムの核拡散リスク」を正当に評価し、きちんと国民や国際社会に説明する義務がある。曖昧な対応をとることは、核拡散リスクを高め、政策への信頼性を失うことを認識すべきである。」

2015-08-04 15:19:29
rima @rima_risamama

3・11後のサイエンス:原発と核兵器の深い関係=青野由利-毎日sp.mainichi.jp/shimen/news/20… 「ここへきて急に外堀が埋まりつつあるように見えるのは気のせいだろうか。日本が抱える余剰プルトニウムの問題である。」11/26

2015-11-28 14:27:58
rima @rima_risamama

引用: 「「原発から出る原子炉級のプルトニウムが核兵器に利用できないと思うのは誤解だ」。今月、東京で開かれたシンポジウム「原発と核」で、米ローレンスリバモア国立研究所のブルース・グッドウィンさんは指摘した。核兵器開発に携わった専門家で「兵器級でなくても核兵器は作れる」と断言する」

2015-11-28 14:29:46
rima @rima_risamama

引用: 「元米国防総省核不拡散政策副長官のヘンリー・ソコルスキーさんは、日本の再処理が韓国や中国に影響する可能性に触れ「大量のプルトニウムが東アジアに蓄積すれば何らかの挑発が起きた場合に使われるかもしれない」と懸念を表明した。元ホワイトハウス科学技術政策局国家安全保障担当次官の」

2015-11-28 14:30:34
rima @rima_risamama

引用: 「している点だ。日本では「原子力政策は米国の意図に沿ったもの」との見方が強いが、シンポジウムを主催した民間シンクタンク「新外交イニシアティブ」事務局長で弁護士の猿田佐世さんは「日本には核不拡散にさほど関心がない知日派の声ばかりが拡大されて伝えられ、大きな勢力である」」

2015-11-28 14:33:43
rima @rima_risamama

引用: 「「核不拡散派の声が届いていない」と分析する。  ただ、状況は変わりつつあるかもしれない。ソコルスキーさんら14人の元政府高官は9月、米国内の余剰プルトニウムを原発燃料に加工する計画の中止を米エネルギー省長官に書簡で訴えた。日本の再処理延期も後押しできると述べ、」

2015-11-28 14:34:52
rima @rima_risamama

引用: 「知日派で知られるジョセフ・ナイさんも名を連ねている。  猿田さんは「日本では原発と核兵器が別々に論じられているが、英語では同じ『核』」と指摘する。日本もこの二つを明確に結びつけて考えないと国際情勢を見誤るかもしれない。」archive.is/O2rU7

2015-11-28 14:36:07
▪️核燃料サイクルのイメージ-朝日新聞(2015/11/14)

引用:「原子力機構によると、もんじゅが消費できる量は年0.5㌧」「電気事業連合会はプルサーマル発電の軽水炉16~18基で年5.5~6.5㌧を消費できると試算している。とはいえ、プルサーマルは東日本大震災前に4基しか導入できず、今後の見通しも不透明」

▪️東京新聞朝刊(2015/11/14)2面

「原発系・高速炉系 問題山積」 「回らぬ2つの輪」

引用:「もんじゅを中心に国が10兆円以上の巨費を投じて推進してきた核燃料サイクル事業も重大な岐路に立った。」 「核燃サイクルをめぐる現実は厳しい。「図のように、ウラン資源を循環させる2つの輪から成り立っている。」

続き)
「輪」といっても未完成か白紙、問題山積のものが多く、現実にはほとんど循環しない。
 1つは「原発→再処理→混合酸化物(MOX)燃料に再生→原発」の通常の原発系の輪で、もう1つはもんじゅを中心とした高速炉系の輪だ。
 もんじゅの新たな担い手が見つからず、廃炉や長期停止を迫られれば、高速炉系の輪は消滅する。
 原発系の輪も、再処理工場(青森県六ヶ所村)はトラブル続きでいまだに試運転中で、MOX燃料工場も未完成。新規制基準による審査も終わっていない。
 仮に完成しても、再処理工場で分離されるプルトニウムは、MOX燃料に再生して原発で「プルサーマル発電」と称して使うくらいしか道はない。
 ただ、通常の核燃料より5割ほどコストが高く、電力会社からは「メリットはない」との声も聞かれる。使用済みMOX燃料は、通常の使用済み核燃料よりやっかいな放射性物質の量が数倍多く、冷めるまでの時間も長い。最終処分場は全くの白紙状態だ。
 日本はプルトニウムを47.8㌧(うち海外保有量が37㌧)と、核爆弾5千発分を超える量を保有し、非核保有国としては最多。原発を再稼動させ、使用済み核燃料の再処理を進めれば、さらにたまる。国際社会に「平和利用する予定」と強調して理解を求めてきたが、不信を招くことになりかねない。

▪️立地自治体へ162億円超=交付金、7県10市町村に-プルサーマル〜時事通信(2016/1/23)

「ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を通常の原発で使うプルサーマルを推進するため、国が立地県・市町村に支出した関連交付金が計162億円以上に上る」

▪️MOX燃料の価格、ウランの9倍 高浜原発で1本9億円〜朝日新聞(2016/2/28)

東京新聞朝刊(11/17)2面:東京電力原子力部門の元トップ「誰があんな高いMOX燃料を使いたいものか。使用済み核燃料の体積を減らす処理は必要だが、使用済みMOXはやっかいな存在だ。通常の核燃料より、冷めるまで時間がかかり、有害物質が大幅に増え、最終処分にも影響が出る」

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