うさぎ小天狗さんの「復讐の果てに明日は来る」論

うさぎ小天狗(実写版) @USAGI_koTENGU

ああ、ぼくたちは復讐を成し遂げることで、復讐から自由になれるんだ。復讐の果てに明日は来るんだ。

うさぎ小天狗(実写版) @USAGI_koTENGU

復讐を完遂した果てに訪れる明日は、復讐者でありながら、復讐の記憶を持ちながら、復讐を行わなくてもいいと自覚できるヘイキンテキを保った状態なんだ。……つまり、ゼン(禅=然=全)だ。

うさぎ小天狗(実写版) @USAGI_koTENGU

「然」とは「然り」、すなわちすべてをあるがままに受け入れること。「全」とはその全てのこと。そのヘイキンテキ、調和こそ「禅」(心を静かにして動揺させないこと)である。

うさぎ小天狗(実写版) @USAGI_koTENGU

ああ、やっぱりぼくたちが『ニンジャ文芸誌本』で語ったことは間違ってなかった！語り口に不備があったとしても！

うさぎ小天狗(実写版) @USAGI_koTENGU

誤解を与えそうかなと思ったので追記します。 「この場合の『復讐』とは個人の気持ちの問題で、それが解決することが新たな復讐を呼ぶ、とは考えません。この場合の『復讐』とは社会的なコミュニケーションの中で負ったマイナスをゼロに戻す行為をさします。」

うさぎ小天狗(実写版) @USAGI_koTENGU

「仮に新たな復讐が生まれ、連鎖したとしても、それはまた別の問題です。そして、復讐者は、己の復讐の過程で新たな復讐が生まれたとしたら、それもまた己の問題として、今度は己を被復讐者として解決することができます。それこそニンジャスレイヤーのラストかもしれません。」

うさぎ小天狗(実写版) @USAGI_koTENGU

「つまり、フジキドはフジキドとしてラオモト・チバに殺されることで、復讐の連鎖を終わらせ、ナラクを真に鎮めることができると思われます。」