SHIRASU NIGHT vol.6 藤村龍至さん
藤村:今もまた発注の形式が変わりつつある時代。島田:水谷ゼミに以前参加した。今日の話をふりかえると、僕は幸運に独立してすぐ集会場の仕事。地方の村の人間関係でできてた。政治的なもつれからうまくいかず後悔。ソーシャルアーキテクト的な動きはうまくないと思っている。#SN006
2015-10-17 21:17:25藤村:ここで水谷さんが興味ふかい。神戸市の基本設計(六甲アイランド)をやりつつ、住宅の設計をおこなっていた。そのようなロールモデルを呼び覚ますべきではないか? #SN006
2015-10-17 21:14:26丹下さんは建築から都市まで扱っていた。当時も発注の仕方が変化していた時代。計画が形式化されていた。戦後民主主義、地域性を取り込んだ建築とはというのを庁舎建築の中でアトリエ事務所のプレゼンスを発揮。その時に取り入れたのが、集団設計。#SN006
2015-10-17 21:12:49藤村:妹島さんが再春館製薬の寮の時にもランゲージをつくっている。自分も少しずつ実践していた。エレメントを構成するスキルがあればいくらでも統合できる。そうするとたいポロジーが生まれる。その他の要素もふくめて統合化。実は丹下さんも同じようなことをやっていた。#SN006
2015-10-17 21:10:54白須:アレクザンダーンのパタンランゲージは建築ではなくコンピューターで花開いた。それはオブジェクト指向。コンピューターの中の命令をパッケージすることで、素人でも操作可能になる。今の建築に置き換えると、パッケージ化して扱いやすいように提供してもよい?#SN006
2015-10-17 21:08:24辻:一方で白須さんは住宅のエレメントによってどのような枠組みをつくろうとされているのか?藤村さん:それはないという設定だと思いますが、、、#SN006
2015-10-17 21:05:56辻:社会的状況と建築家の専門性を掛けあわせる。藤村さんの活動は最初仕事ではなかった。それが今は社会化されている。仕事の枠組み自体が建築の上流、与条件をつくることを設計を開くことでつくる。その枠組みの作り方の可能性を感じている。#SN006
2015-10-17 21:04:43白須さん:辻さんからコメントを。辻:前半にあった住宅に意味があるか、というところから話す。住宅というのが特殊なビルディングタイプ。本来の生活を切り分けていく仕組みの中でうまれた住宅生産という前提。建築家が住宅をやるかどうかは特殊解として認識。 #SN006
2015-10-17 21:02:59藤村:例えば磯崎さんの住宅論は自己批判としての論。 ポジショントークは避けた方がいい。フリーペーパーを作っていると言論スキルが高まる。今必要なのはポジショントークではなくそこじゃないか。官庁工事の経験の有無ではなく、言論の生み出し方。 #SN006
2015-10-17 21:00:42藤村:建築的な知性が投入されないといけない場は住宅のリノベよりも都市に開かれている。都市計画や土木の分野の人たちと議論すると、突っ込まれる。彼らは 100%公共。建築は宙に浮いた議論になりがちで それに無自覚だと危うい。最近改めて自覚的になっている。 #SN006
2015-10-17 20:58:36白須:六甲アイランドの仕事と住宅の設計は、思われ方が違う。コミュニティの場にいくと建築家だと認識されない。単体だけでは解決できないことが多い。藤村:住宅政策はないのか。リノベーションが盛り上がっているがそれは本当に政策として公金を使ってやるべきか。 #SN006
2015-10-17 20:57:11白須:ここから議論を開いて行きましょう。藤村:六甲アイランドの設計活動を何故白須さんが外したのか。議論の場を設計した経験、住宅から考えていた設計経験は、公共建築の設計や具体的な設計につなげていけるような気がしている。白須さんはどうか。ソーシャルアーキテクトになれば? #SN006
2015-10-17 20:55:06都市を前向きに動かすためにはトップの見識も重要。NYでいうブルームバーグ、イギリスオリンピックパークでいうキャメロン首相。市民参加、演劇性、前向きな合意形成、政策の統合。それらの原点にあったのはRAJでおこなった議論の場の設計、メディア的な振る舞い。 #SN006
2015-10-17 20:52:47アメリカは先行事例が多く、悪い意味だとデトロイト。良い事例はNY。勝ち負けがはっきりする。岡崎を引っ張るNPOも若い人が担う 現代のイニシアチブは御上ではなく個人の意志が作り出せる。プライベートなイニシアチブをパブリックがサポートし専門家がそれをつなぐ。 #SN006
2015-10-17 20:50:45国内は公共バブル。おりた助成金の使途をまとめて、分配する。自分自身はよそ者だが、専門家のネットワーク、有識者として入って行ってコーディネートする職はこれからどんどん若い人に開かれてべき。 #SN006
2015-10-17 20:49:26それが今岡崎のプロジェクトにつながっている。五カ年99億。おとがわプロジェクト2015。このプロジェクトは実際に動くプロジェクト。議論のきっかけとしてのデザインシャレットを行い、意見交換。市民にも成果を開示。最終的には提言書にまとめる。これから一年が勝負。#SN006
2015-10-17 20:48:21