秋の運動会

刀剣商店街 @tk_shoutengai

前田「パンがどこにもない！」 鶴丸『！？？どういうことだ！？』 乱「どういうことー？？」 鶴丸『確かに用意したはずなんだが…っとここで長谷部が余裕のゴール！！』 長谷「4つは多かったな」 鶴丸『お前まさか全部食ったのか』 長谷「ああ」 鶴丸『なんてやつだ！』

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長谷「光忠の焼いたパンは誰にもやらん」 燭台「長谷部くん！それだと僕の仕事にならないよ！もう君何やってるの！！」 長谷「その時は俺が養ってやる」 燭台「は、はしぇべくん…♡」

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鶴丸『おーっと茶番はそこまでにしてくれな？まあ一応全部食っちゃいけないってルールはないからな…一等は長谷部だ一等には…燭台切のパンの…予定だったが…いるのか…』 長谷「いる」 鶴丸『そうだな…いくらでも持っていけ…』

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鶴丸『気を取り直して！次行くか！プログラム四番《二人三脚》、出場者は前へ。ルールはわかるな？片足ずつ結んで二人の息を合わせて走り一番にゴールした組の勝ちだ！走者は一番厚・薬研ペア、二番和泉守 ・堀川ペア、三番骨喰・鯰尾ペア。これはなかなかいい戦いになりそうだな！』

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厚「よーーっし一番取るぞ！」 薬研「こけないようにしないとな」 堀川「兼さん！頑張ろうね！」 和泉「おうまかせろ！」 骨喰「行こう兄弟」 鯰尾「余裕余裕！」 鶴丸『準備万端だな！いくぞ位置についてヨーイドン！！』

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鶴丸『速い！これはどの組も速いな！あーーだが少し和泉守・堀川ペアが遅れをとったか！？』 堀川「兼さん頑張って！」 和泉「ちょ、待って、国広はや、はやいって！」 堀川「え、あ、ちょっと、うわあ！」 鶴丸『あーーーっと転倒！和泉守・堀川ペア転倒です！』

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堀川「ごめん兼さん～～」 和泉「俺のせいだすまん…」 堀川「そんなことないよ！兼さん頑張ったよ！ちょっと僕らに二人三脚は身長差がありすぎたね」

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鶴丸『一方トップを走るのは厚・薬研ペアその後すぐを骨喰・鯰尾ペアが追いかけるぞ！粟田口の戦いになったな！』 薬研「ラストスパートかけるぞ」 厚「おう！」 鯰尾「流石にあいつらに勝てる気がしないな～」 薬研「いちにさんし！」 厚「いち、に、ゴールっ！」 鶴丸『一等は厚・薬研ペア！』

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鶴丸『トップの二人には倶利伽羅牛乳からコーヒー牛乳とフルーツ牛乳だ。好きな方を取って行ってくれ』 厚「俺フルーツ牛乳～」 薬研「あ、俺っちにもそっち一口」 厚「そっちも一口～」 薬研「ん」

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鶴丸『それではこれからお昼休憩に入ります。競技は一時から再開となりますのでそれまでに皆様お集まりになりますようにお願いします』

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秋田「いちにい～～！お腹すいた！！」 一期「はい、じゃあみんなでシート敷いて～」 「「「「はーーい！」」」」

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平野「唐揚げありますか？」 乱「タコさんウインナー！」 前田「たまごやき！」 五虎退「プチトマト…」 鯰尾「ブロッコリーは！？」 一期「全部用意してあるから喧嘩しないで順番に」

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獅子「おー…重箱の弁当だ」 一期「獅子王！うちは家族が多いですから、あ、獅子王も一緒に食べましょう」 獅子「いいの、か」 一期「もちろん」 獅子「へへへじゃあお邪魔しよっかな～！」

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獅子「何だこのおにぎり」 一期「これは弟たちが握ったんですよ。私はおかず係、おにぎりは弟たちの担当なんです」 秋田「一人みっつがノルマなんですよ！」 獅子「どーりで色んな形なわけだ！」

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博多「コロッケたい！」 獅子「ああ、今朝揚げてきたんだよな、食うか？ほいあーん」 博多「あーん…んん～～～！うまか～～！！」 一期「し、獅子王、私には」 獅子「お前なあ…はい、あーん」 一期「ん…おいひいです」 獅子「一番手のかかる兄だな」

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鶴丸『みんな飯はいっぱい食ったか？じゃあ午後の部を始めようプログラム五番《綱引き》、事前に紅白に振り分けた通りに綱の前に並んでくれ』

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鶴丸『チーム分けを紹介するぞ。紅組は三日月、岩融、大和守、陸奥守、太郎太刀、次郎太刀。対する白組は宗三、小夜、蜂須賀、大倶利伽羅、鳴狐、歌仙だ！』

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三日「ハハよろしく頼む」 岩融「瞬殺してやろうぞ！」 大和「ヨシやるぞおらーー」 陸奥「やる気満々じゃ」 太郎「これを引くのですね」 次郎「そうそう！アタシら同じチームで良かったのかねえ？勝てる気しかしないね！」

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小夜「兄様これもって」 宗三「手が疲れそうです」 蜂須「俺もあんまり力には自信ないんだけどなあ」 倶利「慣れ合うつもりは…」 鳴狐「チームだから頑張ろう」 歌仙「細身ばかりじゃないかこっち…」

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鶴丸『旗が倒れた方の勝ちだぞ、位置について、ヨーイはじめ！』

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鶴丸『勝負あり！勝者紅組！』 蜂須「はやっ！」 歌仙「勝てるわけなかった！」 次郎「やったよ兄貴～！」 太郎「あまり力いれてないのですが…」

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鶴丸『紅組の戦利品は鳴狐の油揚げだ！味噌汁にいれたいな～』 小狐「ずるい！」 鳴狐「小狐丸には後でたくさんあげるから…安心して」 小狐「流石わかっておるな♡」

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鶴丸『プログラム六番《玉入れ》これも二チームに分かれるぞ。紅組が青江、明石、長曽祢、燭台切、江雪。白組が今剣、蛍丸、愛染、加州、御手杵だ！』

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明石「なんで俺だけ紅組なん！俺も蛍と一緒がええ！」 愛染「わがまま言うなよくじで決まったんだから」 明石「嫌や～～」 蛍丸「国行良い子にしてて」 明石「…はぁ～い」 青江「尻に敷かれてるねえ」

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長曽「よろしくなあべっぴんさん方」 燭台「！？えっうあ、びっくりした、長谷部くんかと思った！声、似てるねえ」 江雪「たしかに、似ている気がします…」 長曽「そういうあんたらも似てる気がするけどなあ？」