Kaz1379 さんによる翻訳Tweet:シリアにおける米露の件に関するドイチェ・ヴェレの記事

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平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
【ドイツ国際放送局ドイチェ・ヴェレ】米露のシリアにおける空域の安全に関する合意は対IS戦闘の共闘につながるという見方があるが、実際には内戦が激化するだけだ。bit.ly/1LNx2vX 続1 pic.twitter.com/Xpf6Navw0D
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平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
米露がシリア領空での衝突回避のための軍による直接連絡体制を築くことに合意したというニュースと、20日にシリアのアサド大統領がロシアを訪問したというニュースはほぼ同じタイミングで流れた。続2
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
これはシリアにおける米露連合の始まりを告げる出来事と言えるだろうか? また、内戦と欧州への大規模移民の解決につながるだろうか? その可能性はない。続3
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
米露両国にとって、欧州の難民問題解決は主要な関心事ではない。両国の関心は専らパワーポリティックスにあり、中東における国益の維持にある。続4
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
ロシアはシリアへの軍事介入を利用して、国内経済の停滞から人々の注意をそらしたいと考えている。この文脈では、対IS戦闘がウクライナの「ファシスト」との戦いというプロパガンダに取って代わるものになっている。続5
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
外交面でのロシアの関心は中東における影響力の拡大にあり、ロシアはシリアのアサド政権維持を外交方針としている。アサド大統領が2011年の内戦勃発以来、初めての外遊先にロシアを選んだという事実は、ロシアの政策の本質を表す明確なサインだ。続6
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
ただ、ロシアの中東政策はシリアだけにとどまらず、ロシアはシーア派連合(イラン、イラク、シリア、レバノンの民兵組織ヒズボラ)に加わって、特にペルシャ湾とシリアとイラクのIS支配地域においてスンニ派と対立している。続7
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
一方、米国の外交政策について見ると、過去数十年間の経緯に基づいて、米国は依然として中東における強力な軍事関与の継続を望んでいると考えられがちだが、アフガン、イラク、リビアへの介入が完全な失敗に終わった中で、オバマ政権は米国の中東政策の修正を図っている。続8
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
つまり、オバマ政権は、中東における主要な国益、すなわち、イスラエルの安全保障とイランの核爆弾保有の防止に傾注する必要があるという結論を下しているのだ。後者の問題は、今夏のイランとの歴史的な合意形成で態勢が整った。続9
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
サウジアラビアとイラクは現在、米国よりもイランとの関係に傾斜しており、米国にとって重要な国ではなくなっている。米国はシェールガスとシェールオイルによるエネルギー革命で1970年代の石油危機以来、初めてエネルギーの独立態勢を築いている。続10
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
それこそがオバマ政権の中東政策の転換の理由であり、オバマ大統領の反対派がよく口にする弱腰外交だからということではないのだ。だから、米露がシリアで近い将来連合を形成する理由などないということになる。続11
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
米国がシリアへの関与を弱め、中東から手を引く動きをこのまま続ける一方で、ロシアはスンニ派とシーア派の果てしない宗派争いに突き進んでいく可能性が高い。その場合、ロシアは米国が中東で学んだ苦い教訓を避けるための方法を見つける必要がある。続12
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
そういう中で、シリアでの戦闘はますます激化し、欧州へと向かう難民が増えていく。了

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