空想の街・ハンツピィの宴2015　準備号

空想の街公式アカウント @humptyhumtpy

【告知】空想の街告知です！10月24日〜26日、空想の街で遊んでみませんか？Wiki www4.atwiki.jp/fancytwon 主催@harasaraha @siduku_xxx 参加前に各自wiki（街・ハンツピィの宴）の確認をお願いします。 #空想の街

空想の街公式アカウント @humptyhumtpy

こんばんは。wiki 未記載だった、今年のハンツピィの宴の開始時間・終了時間を編集しました。今年のハンツピィの宴は25日（土）の17時～22時の予定です。参加予定の方はぜひ参考にして頂ければ。　#空想の街

三木　学@読書＆創作垢 @jackman0774

@humptyhumtpy こんにちは。参加させていただきたいです。質問なのですが、獣人族の設定だと、実を食べた場合、どうなるのでしょうか？

空想の街公式アカウント @humptyhumtpy

こんにちは。お返事遅くなってしまって申し訳ありません。ご質問ありがとうございます。獣人族ですが、ハンツピィの宴は人と獣が歩み寄る宴なので、基本的にはポムの星を食べても変化はないと思います。　#空想の街　@jackman0774

空想の街公式アカウント @humptyhumtpy

けれどポムの星による変化には個人差もあるので、獣の血が濃ければ獣に、人の血が濃ければ人になることもあるかも。そこは個々の采配にお任せしたいと思います。もし展開に不安があればまた公式にご質問頂ければ！　#空想の街　@jackman0774

𝚏/療養中 @nowhere72

昨夜から結局何も食べてない私。でもなんのその、その気になれば五メートルの五倍は跳べる。 #空想の街 まであとどのくらいでしょう？ 「すみません、そこのおばあさん！」私は外で日向ぼっこをしているおばあさんを発見。おじゃましてしまうのは申し訳ないですが聞き込みは大事です！ #ホップ

𝚏/療養中 @nowhere72

#空想の街 について尋ねようとした瞬間、私のお腹が泣きわめく。よりによって今ですかー！ おばあさんは優しく目を細めると、私にダイフクとオダンゴをくれました。おじいさんと一緒に作ったそう。なんて素敵なご夫婦でしょう！それに優しいです！むむむ、これはメモに残さねばですね。 #ホップ

𝚏/療養中 @nowhere72

「美味しかったです！ごちそうさまでした、ではー！」これで百人力です。おばあさんの隣に座ってしっかり食べて、お礼を言って立ち去る私。服屋さんがたくさん並ぶ場所へ来てぎょっとします。 「しまった！ #空想の街 のこと、聞きそびれました！」むむむやってしまった！不覚です！ #ホップ

𝚏/療養中 @nowhere72

「とほほです……」優しいおばあさんのことをノートにメモしながら、私はショーウインドウに映る自分に気づきます。控えめに言ってもくすんだ格好。 「 #空想の街 に白馬の王子さまはいるのでしょうか？もう少し可愛くないとだめでしょうか……？でもお色気なんてふしだらです……」 #ホップ

𝚏/療養中 @nowhere72

「ほっぷすてっぷする気も起きない……、ううんだめだめ！しっかり私！ #空想の街 はきっとすぐそこ！高い場所に跳べば見えるはず！」ほっぺを両手でぱしん！落ち込んではいられません。 さてどこの屋根にぴょーんさせてもらいましょうか？唸る私に見知らぬお兄さんたちが近づいてくる。 #ホップ

𝚏/療養中 @nowhere72

なんでしょう？もしかして道に迷った人でしょうか？団体旅行で #空想の街 へ行く若者集団……すてきです！ 勢い込んで尋ねようとすると、背のたかーいお兄さんが口を開く。「HEYじょーちゃん！頬叩くとかマゾ？まさかドレスほしいの？買ってあげるからさ～オレたちとデートしない？」 #ホップ

𝚏/療養中 @nowhere72

「……」まぞ？新しいお菓子でしょうか？私のことを言ってるみたい。なら種族？私に新しい名前が増えました！記念日です！ でもお兄さんたちはなんだかとっても馴れ馴れしくて、仲良しとは違うかんじ。「お兄さんたち、 #空想の街 について知りませんか？」私が訊いても笑うだけです。 #ホップ

𝚏/療養中 @nowhere72

「 #空想の街 ？まーそんなんよりまずお茶でも飲みながら仲良くなろ～」 あわわ私が聞いているのにそれを無視しました！無視はいけないのです！そんなん、とは言語道断不届きな！ 肩をがっしり掴まれた私、ホイッスルも吹けません。これじゃジャンプもできない……、 でも負けません！ #ホップ

𝚏/療養中 @nowhere72

大切な #空想の街 をそんなん扱いした罪は重い！そもそも街というものはどんな場所でも大事です！ 「ちぇい！」掛け声ひとつ、帽子を投げる。「たあ！」もういっちょ！鞄も投げる。「この世の宝は街という街すべて！エスコートはスマートに！できない人は……！」私はお兄さんを背負う。 #ホップ

𝚏/療養中 @nowhere72

「こうして、こうです！」私に投げ飛ばされたお兄さんたちの山を見て私はため息。落ちてきた帽子と鞄をキャッチしてまた身につけ、手をふります。 「 #空想の街 が私を呼んでいます……！お兄さんたちは改心したら来て下さい！」こうしている暇はないのです。思ったより遠いみたい。 #ホップ

𝚏/療養中 @nowhere72

屋根の上から屋根の上へ。もっと高くもっと上に！そうすれば #空想の街 も見えるはず！ 私は近くで一番高い電波塔の上にゆきます。ここから双眼鏡で全方角を見渡せばきっと見つかりますよね！ ……ちょっと待って。 「……何が目印なのか、貼り紙もらってくるの忘れました……！」 #ホップ

𝚏/療養中 @nowhere72

「ああ、青空はこんなにきれいなのに、 #空想の街 の場所を教えてくれないなんて……！」 もう一度、振り出しに戻る。私は貼り紙をまずもらわなきゃいけません。案内するにはまず案内される側になるのです。でも悔しい！ 秋の空にお辞儀をしてから私は背中からダイビング。 #ホップ

𝚏/療養中 @nowhere72

案ずることなかれなのです、私はほっぷすてっぷが特技。なんなく着地して貼り紙のあった場所へとって返します。 「 #空想の街 のお祭り、間に合います用に！着いたら終わってたなんてごめんです！」世間ではフラグと呼ばれる言葉を呟きながら急ぐ。 ……おっと、何やら泣いてる少年が。 #ホップ

𝚏/療養中 @nowhere72

「これは放っておけません！私はみんなの味方！」むむむ。あの男の子を助けなきゃ。 #空想の街 はそのあとです。ごめんなさいまだ見知らぬ皆さん、私はトラベラーでガイドだけど、ポリスやヒーローでもあるのです！ ……この分じゃ、着くのは遅くなりそう。私はほっぺを掻くのでした。 #ホップ

木船田ヒロマル @hiromaru712

「 #空想の街 ？」 「ダメよ！その言葉を軽々しく口にしちゃ！」 「え？」 「今その街の名前を口にした瞬間、ぼんやりとでもその街を思い浮かべたでしょう？この街に関しては、それが危険なの」 「またまたぁ」 「あぁ……手遅れだったわ」 見れば窓の外の景色は、すっかり変貌を遂げていた。

木船田ヒロマル @hiromaru712

「これか」 「間違いないアル。でもとても危険ネ」 ワンと呼ばれるその人物は鍵付きの古びたアルバムを慎重な手つきでテーブルに置いた。 「 #空想の街 の写真が収まってるアル。先払いで頼むアルよ。持ち主が次々と消えるイワク付きのアルバムアルからナ」 私は分厚い封筒をその隣に置いた。

木船田ヒロマル @hiromaru712

「 明日からさ、 #空想の街 に行けるとか言うのよ？ヤバくないww」 「うわそれチョーヤバい。マジどんびきだわー」 ミカはケタケタ笑った。 「明日から空想の街⁉︎」 塀の上の三毛猫がハッキリそう言った。 「いかん。支度せねば」 猫はすっくと立ち上がり塀の上を二本足で走って行った。