小惑星 2015 TB145の地球ニアミスについて、 「地球滅亡」的な煽りと、そのカウンター(月軌道より遠くはよくある)ばかり聞かれるのはどうかと思う。 大きさ470m、相対速度35km/s規模の小天体が、衝突20日前まで発見されなかったという事実は結構重いんじゃないのかな?
2015-10-24 01:01:50要点は以下: ・今回の2015 TB145は地球に衝突しない。 ・最接近距離としてはよくある規模 ・しかし逆に、大規模災害レベルの衝突イベントもわずか20日前にしかわからない可能性を示唆している。 ・このレベルの衝突イベントが予想されたとき、どのように情報を伝達し、避難させるか?
2015-10-24 01:06:50@kirikuzudo 自動望遠鏡等で探しまくっています。 この小惑星も小天体を発見するための自動望遠鏡「Pan-STRRS」で発見されたようです。en.wikipedia.org/wiki/2015_TB145
2015-10-24 01:09:38「2015 TB145衝突で地球滅亡」はともかく、「衝突しないから心配はいらない」も少し違っていて、 「2015 TB145から500mクラスの小惑星も接近(衝突)20日前まで見つからないことがあると分かった。小天体全天探索の拡充、万一に備えた情報伝達・避難想定が必要」なのでは?
2015-10-24 01:27:53@kirikuzudo 私もここはもっと議論されてしかるべきところだと思います。 軌道計算されても10日で衝突コースからそらすのは難しいでしょうね…。 (ICBMも高度数千kmまでしか届かないし、そこで起爆しても手遅れ) 避難情報をどう出すか、というほうが課題なのかなと。
2015-10-24 01:38:37チェリャビンスク後の拡充話出るかと思ったらコレだからなぁ ”NASA、小惑星監視団体との提携を打ち切り。小惑星リスクは投資に見合わず” science.srad.jp/story/15/10/09…
2015-10-24 01:40:13@kirikuzudo もっと小規模な例で言うと、チェリャビンスクの小惑星衝突では1000人がけがをしましたが、同規模の2008 TC3では20時間前に小天体が発見されています。 軌道計算後10時間あるとして、国や自治体がどう行動できるか…。
2015-10-24 01:40:33例えば今回と同規模の小惑星(500m)が衝突まで20日と仮定したとします。 20日後に衝突による衝撃波、熱、大津波が来ると分かったとして、 国と自治体、自分は何ができるでしょうか? ちょっと考えてみると、避難するだけでも難しい気がします…。
2015-10-24 01:46:32ちなみに今回と同規模の小惑星(500m)が衝突まで20日と仮定した場合、 衝突を回避するのは難しい気がします。 弾道ミサイルも届いて低軌道まで、高度3500kmまで弾道飛行しても衝突100s前レベル。圧倒的に時間不足!
2015-10-24 01:52:16@kirikuzudo そうなんです。大規模長距離避難、場合によっては国境越え。 自治体、国、国際機関…何の準備もない現状で一週間レベルで対策を立てられるとは到底思えず…。
2015-10-24 01:53:44小惑星接近はロシアにおちたあとは恐怖感からかけっこう案(だけ)はみたきがするけど、まだまともそうなのは某宇宙資源開拓ベンチャーの地球早期警戒レーダ衛星を配備できれば高価値な資源小惑星の判断にもつかえて一石二鳥とかゆうのくらいだったきがする。
2015-10-24 01:57:07@kirikuzudo 言いえて妙ですね。まさにそれです。 (日本の場合太平洋に小惑星が落ちると津波が来るので、直撃以外でも結構あり得るシナリオだと思うのですよ…)
2015-10-24 01:59:52