M38Aに至るまでのイタリアンSMGs

簡単にまとめました。わりかし面白いと思います。
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みりたん @Military_tan

ベレッタ M38Aはイタリアのベレッタ社が警察向けに発売した製品で、改良が加えられた物がWW2にて多く使われていました。愛称は「モスキート」、性能はそれなり。 トリガーが2つありますが、後ろがフルオート、前がセミオートなんですよ。 pic.twitter.com/iNhUiz5mN1

2015-10-24 23:04:18
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みりたん @Military_tan

さて、M38Aの前身となったのはM18/30で、これも警察向け。フルオート機能なしのカービン銃です。使用弾薬は9mmグリセンティと言う、9パラに似た弾薬(互換性は無い。WW2時の故障の原因にもなった)を使っていました。 pic.twitter.com/TqLFUXRprM

2015-10-24 23:08:58
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みりたん @Military_tan

そしてM18/30の前身となった銃がベレッタM1918です。だんだん不穏になってきました。使用弾薬は9mmグリセンティもしくは.22LR。フルオート機能オンリーのSMGでした。 ……しかしアイアンサイトどうしてたんだろ? pic.twitter.com/wSen4I6jZm

2015-10-24 23:12:30
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みりたん @Military_tan

さらにM1918と同時期に開発されたのがOfficine Villar Perosa(OVP)と言うSMGです。資料がイタリア語だからよく分かりませんでしたけど、どういう構造してるのか気になります。アイアンサイトどうしてたんだろ? pic.twitter.com/LYQBi7e0CX

2015-10-24 23:16:01
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みりたん @Military_tan

それで、M1918とOVPの大本となった銃がビラール・ペロサM1915小型機関銃です。航空機用でした。見た目のインパクト大。やはりと言うか9mmグリセンティ弾を使います。分かりきってますが拳銃弾ですから威力不足でした。 pic.twitter.com/iCGwGbnepe

2015-10-24 23:20:30
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みりたん @Military_tan

この2つ銃が繋がったようなへんてこっぽい銃が進化し、最終的にイタリアの代表的なSMGに変化した訳です。結構面白いと思いません?

2015-10-24 23:22:57