ゆうさみ鎮その6 ~秋刀魚漁に出撃~

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色んなゆうさみ @yubarisamidare

色々と思案していると、 雷「あら、おかえりなさい。」 雷ちゃんに後ろから声をかけられる。 夕「雷ちゃんただいま。」 秘書艦の雷ちゃんは、私達が秋刀魚漁に出てたことを知っている。 流石に無断出撃は出来ないからね。

2015-10-26 00:11:49
色んなゆうさみ @yubarisamidare

雷「それで、何をそんなに悩んでいたの?」 かくかくしかじか。 雷「なるほど。だったらあの人に頼んだら?」 夕「それ名案!よし、青葉頼んだ!」 青「えー、なんで私なんですかぁ。」 夕「私は五月雨ちゃんを部屋に運ばないと行けないし、古鷹は加古を、ね。」

2015-10-26 00:22:56
色んなゆうさみ @yubarisamidare

青「うー、わかりましたよ。」 衣笠は?とは言わないところは流石に一番艦(お姉ちゃん)だ。 夕「じゃあ一旦解散しましょ。お昼に食堂集合ね。」 古青衣「はい!」 夕「あれ?五月雨ちゃん?」 五月雨ちゃんも立ったまま寝てる…。

2015-10-26 00:30:33
色んなゆうさみ @yubarisamidare

訂正:食堂集合→間宮さん集合。

2015-10-26 01:04:11
色んなゆうさみ @yubarisamidare

そんな五月雨ちゃんをお姫様抱っこする。 夕「雷ちゃん、提督の朝ごはんは秋刀魚にしてあげてね。」 雷「わかったわ!後は任せなさいっ!!!」

2015-10-26 00:41:47
色んなゆうさみ @yubarisamidare

青葉がドラム缶を引っ張っていくのを横目に、軽巡寮に戻る。 まだ早い時間なので、廊下はすごく静かだ。 自室に入り、五月雨ちゃんをベッドに寝かせて、私もベッドに入る。 「五月雨ちゃん、今日はお疲れ様。」 頬にキスをして眠りの世界へとすべり落ちていく。

2015-10-26 00:45:28
色んなゆうさみ @yubarisamidare

--- ヒトヒトマルマル。 「おはようございます、夕張さん。」 頬にキスをされる。おはようのチューだ。 「おはよう、五月雨ちゃん。」 五月雨ちゃんは少し早く起きていたようだけど、まだ布団の中に収まっていた。 「お昼まで時間あるし、とりあえずお風呂いこっか。」

2015-10-26 00:54:29
色んなゆうさみ @yubarisamidare

--- ヒトフタマルマル。 お風呂で第六戦隊の4人と鉢合わせたので、そのまま間宮さんに向かう。 夕「食べたいと思ってからほぼ丸一日ね。」 五「そういえば、昨日のお昼ご飯が発端でしたね。」 間宮さんに入ると、鳳翔さんが出迎えてくれた。

2015-10-26 01:03:30
色んなゆうさみ @yubarisamidare

五「鳳翔さん?間宮さんで働き始めたんですか?」 鳳「ふふ、違いますよ。」 あー、五月雨ちゃんはあの時はもう寝ちゃってたか。 青「五月雨さん、秋刀魚を守るため、そして美味しく食べるために鳳翔さんにお願いしてあったんですよ。」 五「そうだったんですか。」

2015-10-26 01:06:40
色んなゆうさみ @yubarisamidare

着席して待っていると、雷ちゃんが入ってきた。 雷「じゃーん!」 え、なに? 夕「大漁旗?」 雷「作ってみたわ!」 古「よく出来てるね。」 雷「でしょ?これは私からのお礼。美味しい秋刀魚をありがとう!」 夕「私が食べたかっただけだから。」

2015-10-26 01:12:35
色んなゆうさみ @yubarisamidare

雷「それと、これは提督から。」 夕「四式水中聴音機じゃないっ!?やったぁ!!!」 雷「ちょっと!!!大漁旗と喜びようが違いすぎるんだけど!!!」 衣「新装備だしね、仕方ないんじゃない?」 夕「早速試…うっ。」 立ち上がって出ていこうとしたところを、五月雨ちゃんに止められる。

2015-10-26 01:16:07
色んなゆうさみ @yubarisamidare

五「ゆ・う・ば・り・さ・ん?」 夕「あっ、ハイ。ごめんなさい。」 こう見えて五月雨ちゃんは怒らせると怖いのよ。 衣「いつか尻に敷かれそうね。」 青「ですね。」 大人しく席に戻り秋刀魚を待つ。

2015-10-26 01:21:24
色んなゆうさみ @yubarisamidare

鳳「おまたせしました。秋刀魚の塩焼きです。」 夕「これよこれ!これが食べたかったの!」 五「美味しそうですね!」 古「ほら、加古起きて。秋刀魚だよ。」 夕「さぁ、食べましょうか。」 6人「いただきまーす!」 …完

2015-10-26 01:24:30