#リプされた単語を組み合わせて即興でキャラ設定つくる

リプライでいくつかの単語を集め、それを組み合わせてキャラクター設定やストーリーを構築する遊び。キャラ設定の構築の練習になる気がするぞ! やってみよう!
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オットー・ジャーク @4483_otto

続)そんな能力の代償は、まるでトラブルに好かれているかのように騒ぎのほうから彼を巻き込みにやってくることだ。ある日、遺跡調査を終え街へ帰る途中、彼は巨大な地震に襲われ、彼の立つ大地が崩れ落ちた。静寂と暗闇のなか、怪我なく起き上がった彼は波乱を予感しつつ、周囲を調べはじめた……(終

2015-12-09 01:43:40

第32回、2015/12/10 23時ごろ

オットー・ジャーク @4483_otto

#リプされた単語を組み合わせて即興でキャラ設定つくる 「ラージシールド」 子供たちに読み聞かせる英雄譚でも、その戦士ほど勇壮なものはそういない。人は住まうべき新たな土地を探し、都市の半分を送り出す大規模な人口移動を試みた。都市の支配者はもっとも信頼を置く守り手として、己の息子(続

2015-12-10 23:39:14
オットー・ジャーク @4483_otto

続)を人々とともに行かせた。彼は1つの大盾を持っていた。彼の魂と同調したこの盾は、彼自身の思うままにその形を変える。旅は苦難の連続であったが、彼はその盾ですべての問題を退けた。ワイヴァーンが炎のブレスを吐きかけると、彼は盾に念じ、山をも越える高さまで盾を巨大化させて人々を守り(続

2015-12-10 23:43:44
オットー・ジャーク @4483_otto

続)、そのまま盾を叩きつけてワイヴァーンを圧し殺した。ジャイアントに襲われても、彼はすべての攻撃を盾で受け、疲れ果てたジャイアントに降参させて大河を渡る手伝いをさせた。人々はやがて豊かで穏やかな土地に辿り着き繁栄を謳歌した。新たな都市には英雄の、彼らの守り手の名がつけられた。(終

2015-12-10 23:49:57

第33回、2015/12/12 22時ごろ

オットー・ジャーク @4483_otto

#リプされた単語を組み合わせて即興でキャラ設定つくる 「カエル」「羊」 蛙人族の王子ケロルはこの日も城を抜け出すと、林へ駆ける。隠れて待っていた羊のメイワンと合流すると、その背にのって繰り出した。「今日は東の街に連れてくよ!」「よっしゃ!」(続

2015-12-13 04:04:20
オットー・ジャーク @4483_otto

続)東の街へ向かう道中、二人はおばあさんに出会った。「どうしたんだい、おばあさん?」「足首を痛めてしまってね、帰るに帰れないんだよ」「それならメイワン、乗せてあげてよ。それで一緒に行こう!」「まあ、いいの?ありがとう!」メイワンの背におばあさんを載せると、ケロルは隣を歩いて(続

2015-12-13 04:09:59
オットー・ジャーク @4483_otto

続)しばらく、東の街に到着した。おばあさんの自宅を訪ねると、家から男性が現れる。「あれ、母さん、どうしたのさ羊に乗って?」「この子たちに連れてきてもらったんだよ」「!?」男性にはケロルに見覚えがあった。というより、彼はふだん衛兵なのだ。「王子!なぜこの街へ!?」(続

2015-12-13 04:16:41
オットー・ジャーク @4483_otto

続)結局ケロルはそのまま城へ送り返され、東の街を見て回る時間はなかった。しかし別れ際のおばあさんの「ありがとう」と笑った顔に、ケロルは満足と充実を得ていた。さあ、帰ったらじいのお小言だ。(終

2015-12-13 04:18:38

第34回、2015/12/13 23時ごろ

オットー・ジャーク @4483_otto

#リプされた単語を組み合わせて即興でキャラ設定つくる 「隕石」 少年には名前がなかった。彼は記憶を持っていなかったからだ。わかるのは、彼が森に落ちた隕石のそばで倒れているのを、発見した村人に介抱されたらしい…ということだけだ。(続

2015-12-14 03:57:22
オットー・ジャーク @4483_otto

続)だが、彼は人間ではない。地球侵攻を企てるはるか遠くの星からの調査機であり、人間に限りなく近いロボットだ。尤も、そんなことは地球人も、少年自身も知らない。知る由もない。……少年は高原にある、地域の有力者の邸宅に保護されることとなった。そこで彼が出会ったのは有力者の娘の少女で(続

2015-12-14 04:02:16
オットー・ジャーク @4483_otto

続)あった。――やがて少年は知るだろう、己の本来の目的を。少女との日々は彼の内面を変えるのか。《使命》と《家族》のどちらを取るべきか、きっとその時を迎えた少年は迷うことはない。(終

2015-12-14 04:06:36

第35回、2015/12/14 23時ごろ

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