#リプされた単語を組み合わせて即興でキャラ設定つくる

リプライでいくつかの単語を集め、それを組み合わせてキャラクター設定やストーリーを構築する遊び。キャラ設定の構築の練習になる気がするぞ! やってみよう!
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オットー・ジャーク @4483_otto

#リプされた単語を組み合わせて即興でキャラ設定つくる 「イカ」 黒井 佳代(くろい・かよ)は友達とのおしゃべりと甘いものが大好きな一見普通の女子高生。でも、彼女には友達にも言えない秘密がありました。実は彼女――(続

2015-10-26 01:59:52
オットー・ジャーク @4483_otto

続)*ドカーン!* 「大変だ! 街で怪獣が暴れてるぞ!」「逃げろ!」 逃げ惑う人々のなか、流れに逆らい怪獣へ向かう影がひとつ。それはビルの陰に飛び込むと、かばんから仮面を取り出した。「イ仮面、ドライブ!」一瞬にして女の子の姿がまばゆい光に包まれていく!(続

2015-10-26 02:04:42
オットー・ジャーク @4483_otto

続)そう、佳代は変身ヒーローなのだ!「私が来たからにはもう暴れさせないぞ、怪獣め!」彼女は大きく跳躍すると、右手を怪獣に向ける。「テンドリルス・ホールド!」右手がイカの足のように複数の触手になると、怪獣の首をとらえ、締め上げていく!「ぎゃおおおおお!」怪獣の頭部を圧迫し粉砕!(続

2015-10-26 02:09:14
オットー・ジャーク @4483_otto

続)「また街を救ってしまった…」くずおれる怪獣を背に、イ仮面はどこへともなく飛び去った。ありがとうイ仮面、ありがとう黒井佳代! いつか友達と平和な世を暮らすその日まで!(終

2015-10-26 02:12:03
オットー・ジャーク @4483_otto

今回は単語が1つだけだったから緑単みたいなシンプルな内容になりましたね

2015-10-26 02:12:50

第4回、2015/10/26 24時ごろ

オットー・ジャーク @4483_otto

#リプされた単語を組み合わせて即興でキャラ設定つくる 「下位魔族」 地上界の勇者が地獄を平定して10年が過ぎた。強大な魔族はそのほとんどが殺されるか、力を失い消滅したが、地獄とも別の次元とも関わりの薄い下位の魔族は行くあてを失くし、各地をさまよっていた。(続

2015-10-27 00:16:26
オットー・ジャーク @4483_otto

続)そんな魔族による強盗や暴力事件が地上界で数多く起きていたものだから、傭兵や便利屋の仕事の種は、道を歩けば小石を蹴飛ばすくらいには数多く存在した。一方で、人間族のもとへ降伏し、彼らのために労働することで日銭を得る魔族の集団も各地にいた。(続

2015-10-27 00:22:26
オットー・ジャーク @4483_otto

続)ラミアのボニーも、そうして人間に下って生きながらえた魔族の一人だ。彼女たちは昼は人間たちの力仕事を手伝い、夜は村落の男たちにひとときの夢を与えた。肉体労働を繰り返す彼女は自身のありかたに疑問を抱きながらも、生きるためそれを胸の奥に押し込んでいた。(続

2015-10-27 00:28:33
オットー・ジャーク @4483_otto

続)ある日、村をコボルドの一団が襲った。コボルドたちは人間はもちろん、それに服従するラミアたちも快く思っていなかった。コボルドは人間とラミアとに無差別に大鉈を振り下ろした。三種族がほぼ均一に死んでいくなか、コボルドのリーダーは村の青年を捕えたままボニーに語りかける。(続

2015-10-27 00:37:02
オットー・ジャーク @4483_otto

続)「俺たちと来い。お前らだって、人間共にいいように使われるなんてまっぴらだろう?」「や、そ…その人を放して…」青年は村で唯一、ボニーに友達のように仲良く接してくれていた。その記憶が彼女に身動きをさせなかった。「手前ラミアだろォ!人間にずいぶんケツ振るんだなァ!?」コボルドは(続

2015-10-27 00:41:18
オットー・ジャーク @4483_otto

続)青年の首に鉈を下した。「――!」その瞬間、彼女は絶望と怒りにとらわれた。己の蛇の下半身を鋭く伸ばし、コボルドの頭部をつかんだ。頭部のひしゃげたコボルドが崩れ落ちてから、彼女は我に返った。彼女は滅びた村を飛び出した。(続

2015-10-27 00:46:00
オットー・ジャーク @4483_otto

続)彼女には己を突き動かした衝動の原因がわからなかった。青年を殺されることが嫌だったのは確かだ。彼女は宛てなく荒野をさまよいつづけながら、己に問い続けた。(終

2015-10-27 00:49:20
オットー・ジャーク @4483_otto

(余談)ちなみに「青年のような人間はいない。コボルドは難なく鎮圧できるが人間はとどめをボニーに任せる。首を晒しながら彼女に“そうするのがお前らにとって正しいのか”と語りかけるコボルド」という、ボニーの心にとって味方となる陣営が変わる別ルートも思いついていたけどダイスでこのルートに

2015-10-27 00:53:09
オットー・ジャーク @4483_otto

明日も起きてれば24時前後にするよ。単語1つだとバニラアイスみたいにシンプルになっちゃうからどんどん単語投げてね!

2015-10-27 00:54:22

第5回、2015/10/27 24時ごろ

オットー・ジャーク @4483_otto

#リプされた単語を組み合わせて即興でキャラ設定つくる 「忍術」 伊賀の忍びに連なる洋司(ようじ)少年は幼いころからあらゆる分野の技術を教え込まれてきた。しかし彼はいわゆる落ちこぼれであった。水に入れば溺れ、天井板は踏み抜き、木を見れば落ちた。(続

2015-10-28 00:24:54
オットー・ジャーク @4483_otto

続)次の試験で失格となれば、里は彼を見切り、追放すると言い渡した。夜、ひとり必死に修行をする彼に、どこからか声がかけられた。「大変そうだね、協力しよっか?」見回せど姿はない。「アハハ、ここだよ」池の水面が揺れると、そこからは小さな少女のような姿の生物が飛び出した。(続

2015-10-28 00:36:33
オットー・ジャーク @4483_otto

続)彼女は水の精だという。次の水遁の試験に協力する代わり、友達である石の精を助けてほしいと持ちかけた。まるで術のコツが掴めない彼は、申し出を二つ返事で受けた。試験は成功し、そのことに若干の罪悪感を覚えはしたが、精霊の力をもっと借りられれば試験も平気なのではとくわだてた。(続

2015-10-28 00:44:22
オットー・ジャーク @4483_otto

続)翌日、彼は勇んで石の精のもとへ出発した。新たな精霊に力を借りるためだ。里の忍びたちに露見するかも、ということなど、この時の彼はまるで心配していなかった。(終

2015-10-28 00:47:05
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