- uchida_kawasaki
- 9590
- 4
- 0
- 1
先日、タイ産(タイで缶詰にしてある、と表示。タイで捕獲、とは書いていない)のツナ缶がお買い得だったので販売会社に産地の問い合わせをしたら、輸入元の問屋会社に問い合わせが転送され、ロット番号からインド洋で獲れたものだとわかった。
2015-10-30 11:09:36(続)その際、福島事故以来、北太平洋の魚介類には気をつけていると言ったら、その会社にも問い合わせが多いらしく、どのような返事をしているかを教えてもらったので、その内容を大雑把にですが、共有します。
2015-10-30 11:10:17(続)まず、商業用漁船の船長は、捕獲した魚がどの海域で獲れたかの証明書を提出せねばならず、その証明書は、捕獲した魚が揚げられる港の国の政府により、確認・認定される。 この輸入会社は、タイとフィリピン産のツナ缶を扱っており、まぐろの捕獲地は、北太平洋、南太平洋、インド洋のいずれか。
2015-10-30 11:11:38(続)タイでは、日本の漁船や日本近海で獲れた魚や、日本の会社から輸入されたまぐろには放射能検査が義務づけられているが、タイ独自の放射能検査ではなく、日本政府の認定書(厚生労働省の放射能検査認定書および、水産庁の輸入証明書)が必要とされており、
2015-10-30 11:12:15(続)これらの認定書により、もしもまぐろから放射能が検出されていても、世界的に知られている健康機関により設定された研究やガイドラインに基づいて人間が食べても安全であるとみなされる。なお、タイでは、日本漁船や日本近海由来でない輸入まぐろに放射能検査を課していない。
2015-10-30 11:12:39(続)フィリピンでは、すべての輸入まぐろは由来を問わず、フィリピン科学技術省の原子力研究ラボで放射能検査を受け、分析証明書と放射能不検出証明書が発行され、この2つの証明書により、もしもまぐろから放射能が検出されていても、
2015-10-30 11:13:36(続)世界的に知られている健康機関により設定された研究やガイドラインに基づいて人間が食べても安全であるとみなされる。 (フィリピンの放射能検査の情報は、値段や試料の分量などの情報以外の、検出下限値の情報などが見つからない。 pnri.dost.gov.ph/index.php/serv…) 以上。
2015-10-30 11:14:02