武谷三男「許容量について〜リスク・ベネフィット論の偽り」
許容量について 1. blog.goo.ne.jp/kayamatetsu/e/… pic.twitter.com/F89V901K9y
2015-10-31 23:25:12許容量について 2. blog.goo.ne.jp/kayamatetsu/e/… pic.twitter.com/Q9GV2QOrjp
2015-10-31 23:25:51「許容量」というのを たとえて 言えば、学者や 政府の 側からすれば「人間は ここまで 暴力を 使っても 死なない 量」という 意味である。(武谷三男)
2015-10-31 23:59:25「おれは おまえを ぶんなぐるが、それによって おまえは 病気にもならなければ 死にもしない。 なぜなら おれの 暴力は、許容量を 越えないからだ」というわけである。(武谷三男)
2015-11-01 00:01:39これを われわれの 実感から 解釈すると、じつは「暴力に 対して がまんしなければならない 量」ということになる。(武谷三男)
2015-11-01 00:03:18もっと 極端に 言えば、われわれの 生命の 上に 線を 引いて「こっちから こっちまでは 大丈夫で、この 線を 越えれば 人間は 死んでしまう。 しかし、その 線を 越えないかぎりのことは、何をやってもよろしい」ということである。(武谷三男)
2015-11-01 00:06:03これに 対して 当時、私は「許容量」というものを 根本から 考えなおすべきであると 主張した。 放射能の 場合、ここまでの 量は すべての 人間にとって 大丈夫というような、基準になる 量を 規定して、それを「許容量」とすることはできない。(武谷三男)
2015-11-01 00:14:19そんな 基準値内でも 人間に、ある 確率で、白血病、がん、遺伝障害を もたらす。 さらにまた、その 人間が 幼児であるか 大人であるかによって、放射能による 障害の 発生率は 全然 ちがってくる。(武谷三男)
2015-11-01 00:17:22個人の 体質によっても ちがってくるだろう。 わずかな 放射能を 受けただけで 白血病になる 人もいれば、そうでない 人もいる。(武谷三男)
2015-11-01 00:19:13そういうことを 完全に 無視して、核実験や 原発事故などで 被曝した 人に 対して「これは 許容量を 越えていないから 大丈夫である」などとは 言えない。(武谷三男)
2015-11-01 00:22:13追記 2. twitter.com/seki_yo/status…
2015-11-01 09:28:48「こういう 比例則というのは、これを 普通に 分かるように言えば、たとえば ピストルの 弾丸が 100発 ある。 ここに 100人の 人を 並べておいて、1人ひとり ポンポン 撃っていけば 100人の 人が 死ぬわけです」(武谷三男)
2015-07-03 00:40:36追記 3. twitter.com/seki_yo/status…
2015-11-01 09:29:40「これを じゃ 1000人の 人が そこへ たむろしておる。 これに パンパン 撃っても やはり 100人 死にます」(武谷三男)
2015-07-03 00:43:02追記 5. twitter.com/seki_yo/status…
2015-11-01 09:31:19「ところが ふつうの 毒物ですと、これは 100人の 人の 致死量を 1000人の 人に 分けたら、それは 死なないわけです」(武谷三男)
2015-07-03 00:47:22追記 6. twitter.com/seki_yo/status…
2015-11-01 09:32:10「1000人に 分ければ これは 死なないと いうことが ふつうの 毒物には 成り立つのですが、放射能の 問題においては、これは 白血病の 発生率との 比例則が 成り立つという」(武谷三男)
2015-07-03 00:50:08追記 7. twitter.com/seki_yo/status…
2015-11-01 09:33:00「つまり 薄めて 多くの 人に ばらまいても、発生する 人間の 数は ほぼ 同じというようなことに なり得るのであります」(武谷三男 1957年)
2015-07-03 00:53:07(参考) Shing02 さんの グラフィックイメージ「卓上で希釈される放射能」 e22.com/atom2/avg.htm 「平均化」で ないことにされる 被ばくの 影響、わかりやすいです。
2015-11-01 10:16:28