こんな時間に制服を来た中学生が一人でスーパーにいるのはおかしい。なにか事情があるのだろうか。 pic.twitter.com/38NGMpEyWZ
2015-10-31 22:21:22俺が答えを聞くのを諦めようとしたとき、彼女は口を開いた「...家出したの。親と喧嘩して」なるほど、このぐらいの歳の子なら、よくあることだ。俺はそれ以上詮索はせず、老人を呼ぶことにした。
2015-10-31 22:25:17「俺はオサムだ。君は?」「ホタルです」「ホタルちゃんか。さっきおじいさんと会ったんだ。その辺にいるはず...」 俺は辺りを見回したが、老人の姿がない。おかしい...俺の様子を見て察したのかホタルも周りを見回している。
2015-10-31 22:29:35俺は近くの棚を探すことにした。俺の後をホタルも着いてくる。 pic.twitter.com/rr2jm40K3P
2015-10-31 22:38:57俺は動きを止めた。相手を刺激しないように、静かに話し掛ける。 pic.twitter.com/tY2Pjf0AkC
2015-10-31 22:47:41「...なんてな!はははは!!おい!なんだよ!冗談だよ!はははは!!」声は楽しそうに笑っているが、全くなんてやつだ! 俺は振り返りそいつを見た。セーターを来て、ニット帽を被った背の低い男が立っていた。歳は俺と同じくらいだろうか。
2015-10-31 22:52:33俺はそいつに掴みかかろうとする。「おい、おまえ!...」だが、俺の声は遮られた。「ふざけんじゃないわよ!!あんた!!」大声で怒鳴りかかったのはホタルだ。俺は唖然として動きを止める。
2015-10-31 22:55:17「この状況でなに考えてるの!?全く笑い事じゃないわよ!!死ぬほど怖かったんだから...」ホタルはそのまま泣き出してしまった。ニット帽の男もこれには驚いたようだ。「ああ、悪かったって!謝るよ!なぁ、おい」ホタルが聞き入れないのを見ると、そいつは困ったように俺の方を見てきた。
2015-10-31 23:00:01ああ、面倒なことになった。とにかくおじいさんを探そう。彼ならこの状況もなんとかできるかも知れないしな。 pic.twitter.com/BOTXZlaeJC
2015-10-31 23:10:10「おじいさんを探してくる」俺は二人を残して、探しに行くことにした。「あ!おい!待てよ!!あー、くそ!どうしろってんだよ!なあ、謝ってるだろう!?悪かったよ...」男の声を後に俺はおじいさんを探すために少し離れた棚を見に行った。
2015-10-31 23:12:29「...!?」俺は棚の奥に倒れる人影を見つけた。その服装には見覚えがあった。あのTシャツは、老人が着ていたものだ!そんな、まさか!
2015-10-31 23:14:17ピンポンパンポーン♪本日はTLADVに参加頂き、まことにありがとうございます。 睡眠は大切であり、寝ることで健康だと思うので、続きは明日の夜やろうと思いますぜ!
2015-10-31 23:15:50