- johnyoko2009
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人の気持ちを考えるのは後でいい。思いやるのも後でいい。危ないと思ったら、とにかくまずは逃げろ。無視をしろ。怖さを察知したらすぐに危険回避行動をとれ。安全が確保できたその時に人の気持ちを考え、思いやれ。それが、ネット時代のモラル、情報モラルだ。(本日の教職実践演習の講義内容)
2015-11-04 10:42:44情報モラル教育と呼ばれるものは交通安全教育と同じだ。交通ルールを守らず暴走する自動車を察知した時、運転手の気持ちを考え、思いやるバカはいない。やるべきことは暴走自動車に轢き殺されないよう危険回避をすることだ。そして、安全になったら、その事実を警察に報告することで被害が予防できる。
2015-11-04 10:55:01ネットを利用しウィルスにPCが感染した場合、まずすべきことは被害の拡大を防ぐことだ。まずPCのネット接続を外すことが重要だ。個人情報が自分のPCから漏えいしたことがわかったときも同じだ。そして、流出した情報をできるだけ速く削除(要請)する。それが、ネット時代のモラル、情報モラル
2015-11-04 11:01:56ネットは情報発信者の動機や人間性よりも情報発信した結果が問題だ。たとえ、とてもいい人で、善い動機であっても情報を受信した人を傷つけ、危害したりすこともありうる。だから、情報モラルの涵養に「善い人づくり」を目指した道徳教育は通用しにくい。
2015-11-04 11:13:54だから、情報モラル教育をやるのであれば、人の気持ちを考えよう、善き心を育もう、という綺麗ごとのスローガンでお茶を濁してはいけない。情報発信した結果どうなるかを予測でき、善き情報発信(者)となるための知識やスキル(リテラシー)を身につけることがまずは必要だ。
2015-11-04 11:30:44最後に、小中学校で、どうしても「効果的な」情報モラル教育をやりたいってんなら、怖くて暗くて、禁止・制限・ルール押し付けだらけの情報モラル教育ではなく、楽しくて面白しくて、「笑っちゃう」情報モラル教育を目指すべき。
2015-11-04 12:19:21