The Elder Scrolls V: Skyrim シュトラール放浪譚（15）

いかちゃん @ikachan77_game

その後、ハラルドという名の王はゴールドールの３人の息子に対して追手を差し向けたことが記されている。以上のことから、ゴールドールは子息によって殺されたという説と、ゴールドールの力を妬んだハラルド王によって一族諸共、根絶やしにしようと企んだ説の２つがあるようだ。 #skyrim

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そして３人兄弟の１人はソリチュードの麓にあるフォルガンスール遺跡で倒されたらしく、残る２人も行方不明もしくは始末されたらしい。後にハラルド王はゴールドールの名前と功績、その息子３人のあらゆる記録を抹消したことから真実は隠蔽されてしまったようだ。 #skyrim

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従って、この本を含めて僅かな資料しか残されておらず、伝説となって後世に伝わっているようだ。もしかすると遺跡の中には真実が眠っており、発掘されるのを待っているかもしれないと本書は締め括られており、冒険心をくすぐられる。 #skyrim

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「フォルガンスール」という遺跡はウィンドスタッド邸の西方、先日、アストリッドに捕らわれた「廃屋と化した小屋」からも近い場所にあるようだ。いつの日か赤鷲の伝説と併せて「ゴールドールの伝説を調べる」ことにしよう。 #skyrim

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アーンビョルンの私室へ移ると、化粧台の上に珍しい石が飾られていた。これには見覚えがある。確か今から４～５ヶ月前に「ストーニークリーク洞窟」で見つけた物と同じ石のようだ。一度詳しく調べてみたい。その為には「珍しい石を鑑定人のところに持っていく」必要があるだろう。 #skyrim

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ヴィーザラの居た空間には、言葉の壁があった。まさかこんな所にまであるとは意外だった。少なくとも暗殺者の中にドラゴンボーンがいなかったことだけは確かなようだ。もしかするとドラゴンボーンを誘い入れる、またはおびき寄せる目的で利用しようとしていたのかもしれない。 #skyrim

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今となっては確かめる術は無いけれど、私を暗殺しようとしていたことと何か関係があるのかもしれない。言葉の壁には闇の一党の聖域に相応しい「殺す」の文字が刻まれており、「死の標的」というシャウトを会得した。敵の鎧と生命力を弱めることが出来るらしい。今度、試してみよう。 #skyrim

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最後に始末したガブリエラとフロストバイト・スパイダーの居た部屋の西側に、天井から滴り落ちる雫で出来た水溜りがあり、そこにガストン・ベレフォートという人物が書いたものと思われる走り書きされたメモを見つけた。遺体は既に白骨化しているようだ。 #skyrim

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このメモに拠ると闇の一党の聖域を発見し、聖域へ通じる不吉な黒い扉の突破を次の目標として掲げていたようだ。しかし暗殺者の連中に捕まってしまい、残念な形で成し遂げることになったようだ。まさか単独で侵入を試みようとしていたのだろうか？ #skyrim

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これで闇の一党の聖域は一通り調べ終わるも随分と遅い時間になってしまった。長い間、リディアを外で待たせていることから、一旦、レイクビュー邸へ帰ることにした。聖域から出払っている者が戻って来るかもしれないので、明日もう一度だけ調査することにしよう。 #skyrim

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第四紀202年薄明の月10日、再び闇の一党の聖域へ。昨日の今日ということもあって何ら変化は無かった。ここで得た物を持ち帰り、途中ファルクリースで不要な物を売り捌いた後、レイクビュー邸へ戻った。荷物を整理した後、直ぐにドラゴン・ブリッジに向けて出立した。 #skyrim

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夕方にはドラゴン・ブリッジのペニトゥス・オクラトゥス基地へ到着し、闇の一党の聖域にいる暗殺者全員の一掃を「マロ指揮官に報告する」。彼は本当に成し遂げるとは思っていなかったと敬嘆しつつ、３０００ゴールドもの報酬を支払ってくれた。 #skyrim

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３０００ゴールドは、これまでに受け取った報酬額の最高記録を更新した。そして、この功績については皇帝の耳へ入れてもらえることになり、今日、第四紀202年薄明の月10日は闇の一党を一掃した記念すべき日としてスカイリムの歴史に刻まれることとなった。 #skyrim

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マロ指揮官と別れると、今晩は宿屋「フォー・シールズ」で一泊した。第四紀202年薄明の月11日、ウインドヘルムの錬金術師ヌレリオンに頼まれていた白き小瓶の探索をようやく再開すべく、ドラゴン・ブリッジから東進することにした。 #skyrim

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特に大きなアクシデントに見舞われることなく、夕方には宿屋「ナイトゲート」に到着した。８日前とは異なり、今晩は安心して就寝できるだろう。もうアストリッドを筆頭とした闇の一党の連中に拉致されることや寝首を掻かれる心配は無い。 #skyrim

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第四紀202年薄明の月12日未明より、「見捨てられた洞窟」の探索を開始した。中は氷の洞窟で松明を全く必要としない明るさだった。洞窟内には熊の遠吠えが響き渡り、ユキグマ２頭を次々に射殺す。その先には鉄の扉があり、ここからは氷の洞窟から古代遺跡へと打って変わった。 #skyrim

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螺旋階段を下りた先はカタコンベだった。辺りをうろうろするドラウグルの足音も聞こえてくる。これまでの経験を活かし、徘徊している、または壁の隙間で微動だにせず立ち尽くす、或いはカタコンベで横たわっているドラウグルやドラウグル・ウォーカーを始末しながら前進する。 #skyrim

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途中、施錠された鉄の扉を見つけて開錠するも、宝箱の中に大した物は無かった。ドラウグル・ワイト計２体を倒した先に「見捨てられた墓地」へと続く扉を発見する。まだ夕方には早い時間帯ではあるけれど、慌てる必要もないと考え、今日のところはここで引き上げることにした。 #skyrim

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第四紀202年薄明の月13日、「見捨てられた墓地」から探索を再開する。徘徊もしくは棺から現れた計３体のドラウグル・ウォーカーを倒し、更にドラウグル２体のいる部屋へ着く。危なげなく射倒すと、円形の床が目に入る。縁に足を乗せてみたところ、案の定、床がせり上がってきた。 #skyrim

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慌ててせり上がる床から飛び下り、振り返ると針天井であることが分かった。少しでも遅れていたらサンドイッチにされていたことだろう。近くには熟練者でなければ開錠できない鉄の扉を見つけるも、その部屋の宝箱にあるのは２０ゴールドのみだった。 #skyrim

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期待外れの宝箱から引き返すと、鉄柵で囲った空中廊下を渡り、通路で待ち構えているドラウグル・ウォーカーを含む計４体のドラウグルを片付ける。鉄の扉を見つけて開けたところ、２枚の刃が振り子のように動き出した。スイングブレードの罠だ。 #skyrim

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扉を開ける前は静音だったことから、開扉を引き金に作動する仕掛けになっているのだろう。リディアには扉の前で待機してもらい、サイレントロールで刃の罠を掻い潜ったところ、スイングブレードの罠が止まると同時に正面の棺から蓋が跳ね飛ばされていった。 #skyrim

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しかし棺の中から誰も現れる様子は無い。辺りを見回すと左右の壁の窪みにドラウグルが潜んでいる。そして、棺の奥からは言葉の壁特有の気を感じ取った。正面の棺を気にしながら左右のドラウグルを先に射掛ける。すると棺の中から何者かが姿を現した。 #skyrim

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その正体は、白き小瓶の製作者であるクラルミル本人だった。少しずつ後退して距離を取りながら、手を休めることなく矢を速射したところ、クラルミルを倒すことに成功した。言葉の壁に刻まれていたのは、闇の一党の聖域で会得したシャウト「死の標的」の２番目の文字「搾取」だった。 #skyrim