ボールスクリーンに対するディフェンス紹介

NBAのボールスクリーンディフェンスの簡単なまとめ
2
マササ・イトウ @ma_sa_san

ボールスクリーンへのディフェンスには流行があり、5年前ぐらいまではエア~ボールさんがまとめたように(airball2.blog.fc2.com/blog-entry-320…)ヘッジからどう守るかがメインのトレンドだった。ここで参考としているプレイはJVGが2006年に出したDVDなどが元になっている。

2015-11-10 19:34:00
マササ・イトウ @ma_sa_san

でも2010-11年以降、この手の話はシボドーブルズが変えてしまったと言っていい。私がまとめたものはアイスも含まれているが、ビッグマンが下がった方がディフェンスがよくなることが証明され、こぞって各チームが取り入れていったのだ。bfij.net/2014/09/11/col…

2015-11-10 19:37:00
マササ・イトウ @ma_sa_san

現在の流行としては、まず①ビッグマンがドリブルを遮る、または②ビッグマンが下がるという大きな二つの内、②になってしまったということだ。ちなみに①はショウ、ヘッジ、②はゾーン、ドロップバックなどと呼ばれている。①を主力で使っているチームはバックス、キャブスの一部など限定的。

2015-11-10 19:41:04
マササ・イトウ @ma_sa_san

さらにドリブルを守る選手が(a)スクリーンの上を通るか(b)下を通るかという分類がある。(a)はオーバー、(b)はアンダーと呼ぶ。ドリブルからのシュートを捨てる場合には(b)、そのシュートの邪魔をしたければ(b)。①②と組み合わせて、ショウオーバー、ゾーンアンダーなどと呼べる。

2015-11-10 19:44:39
マササ・イトウ @ma_sa_san

ダウン、アイスやブルーといったディフェンスは特にサイドスクリーンを使わせず、一方のサイドしか敵に使わせない守り方で、古くはジャズ対ブルズのファイナルでジャズが使っていたりしていてかなり長く使われている。 basketballhq.com/how-to-down-a-…

2015-11-10 19:49:03
マササ・イトウ @ma_sa_san

そして、このアイスという守り方は2010-11年ブルズの数字が成果を証明し(hangtime.blogs.nba.com/2015/09/30/the…)、今では当たり前のディフェンスになってしまった。一方、ペイサーズのようにこの概念を否定するチームもあった(bfij.net/2014/09/26/col…

2015-11-10 19:53:46
マササ・イトウ @ma_sa_san

アイス対策はいくつか既に出てきていて、例えば、スクリーンをかける方向を読みにくくするハンドオフやフラットスクリーン(ほぼ後ろからスクリーンをかける方法)なども当たり前になってきている。youtube.com/watch?v=iP2eu4… ウォリアーズのウィーブなどもその要素が強い。

2015-11-10 19:58:54
拡大
マササ・イトウ @ma_sa_san

アイスは後ろにいるビッグマンが位置につくことが重要で、そうでなければ前を抜かれることはここで語られている youtube.com/watch?v=Uk8oMY… また、それを待たずにやるとどうなるかは下にお手本がある。 twitter.com/ma_sa_san/stat…

2015-11-10 20:03:44
マササ・イトウ @ma_sa_san

後ろに誰もいないのに横に飛び出すウェストブルックは、こういうプレイの宝庫 しかも味方に文句言うから怖い pic.twitter.com/DxgxkXs60J

2015-11-06 14:49:52
拡大
ラム諦 @jl3_dr1

そういえば昨日の練習で、 「#MarkTonight で聞いたアイスやってみよう…」 と思って黙って1人でスクリーナーの横に立ったら、見事に真ん中ブチ抜かれた。声かけの重要さを実感。

2015-11-10 15:57:15
マササ・イトウ @ma_sa_san

ザックロウ(笑)によると、ディフェンストレンドとしてはスイッチだろうということは数年前からコーチの間ではささやかれていたらしい。しかし、今のオフェンスはスクリーンの方向を読ませにくいため、スイッチの難易度も上がっているかもしれない grantland.com/features/packi…

2015-11-10 20:06:56
マササ・イトウ @ma_sa_san

もう一つの話として、最近はドリブルからのスリーを主力に使う選手が出始めてきている(カリー、ハーデン、リラード)主力というのは一試合に5本も6本も打つという意味だ。こうなるとドロップバックでは駄目で前に出て守らざるを得ない。ここは今後のディフェンスに大きな影響を与える気がする。

2015-11-10 20:11:04
マササ・イトウ @ma_sa_san

それから並みの下がり目ディフェンスは、レジー・ジャクソンとドラモンドが一斉にに突っ込んできたときに殺されることもあったので、そういう凄い選手がディフェンスを変えると考えるとワクワクしますね。カーメロさえいればいいですけど。おしまい

2015-11-10 20:15:25