誰そ彼の町で

犬猫大回転千駄ヶ谷支部 @skk_Albizia

[ハンドアウト]時刻を告げるチャイムが廊下に響き、君は意識を浮上させる。時計はいつまでも、午後6時6分を示したままだ。《開始地点[学校]shindanmaker.com/541542》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541552

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[学校]満杯のプールの真ん中に、小さな上履きが浮いているのを見つける。書いてある、名前は…。《水耐性所持の時【魂+1/名前の後ろ半分を失くしている場合、思い出す】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541542

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×××は本来、既に死んだ存在です。なんの因果か見覚えのない町で、あらゆる記憶を無くして目覚めました。

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×××は金髪ボブカット、褐色肌の見た目は12歳ほどの少女です。学校の制服でしょうか、白い半袖のブラウスと紺のジャンパースカートを着ています。靴は何の変哲もない黒いローファーです。 #誰そ彼の町で

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チャイムの音で、目が覚めた。なにか長い夢を見ていたような気がする。周りの景色に見覚えはなく。微睡みの中のような、未だ夢を見ているかのような、柔らかな夕陽の中を少女はゆっくりと歩き出した。 #誰そ彼の町で

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行くあても無く校内を彷徨ううちにたどり着いたのはプールだった。水面に上履きが浮いているが手を伸ばしても届かず。映り込んだ姿が自分のものだという実感も湧かない。「特に手がかりは無しかぁ」 #誰そ彼の町で

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一日目 ××× 魂10 力0 探索0 異形 なし 死亡0回 #誰そ彼の町で

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しぬたびにおもいだしてく方式をとろうとおもいました。初日死亡回避するとは思わなんだ。

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黄昏の町で。 pic.twitter.com/rOdFamEGJT

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[学校]黒煙を細く吐き出す焼却炉の中に、小さな上履きが入っているのが見える。書いてある、名前は…。《火耐性所持の時【魂+1/名前の前半分を失くしている場合、思い出す】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541542

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プールサイドにはほかに目ぼしいものはなく、細く立ち上る煙を目指して歩いていた少女。はたしてそこには小さな焼却炉があった。手をかければ扉は容易く開き、中で一足の上履きが燃えていた。 #誰そ彼の町で

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「またうわばき？」怪訝な顔をするのも無理はないだろう。上履きを見つけるにはあまりにもそぐわない場所だ。「誰かいないのかな…」 #誰そ彼の町で

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二日目 ××× 魂10 力0 探索0 異形 なし 死亡0回 #誰そ彼の町で

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[学校]乱暴に教室へ君を投げ入れた後、巨大な顔がゆったりと入ってきた。《力6以上で竜に勝利【異形『竜尾(力+5)』を入手し[町/説明文参照]へ移動(診断は翌日から)】、力5以下は死亡【魂-2】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541542

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「え？」突然、体がふわりと浮いたかと思うと教室に投げ入れられた。そう表現するほかない。無様に床に尻もちをついた少女が顔を上げると、割れた窓の外から、大きな口がこちらに向かってくるのが見えた。 #誰そ彼の町で

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それは竜だった。少なくとも少女はそう直感した。或いは、いつかどこかで見たことがあったのかもしれない。逃げなきゃ。どこに？あれから逃げられる場所なんてあるの？竜に背を向けて走り出そうとした少女を炎が包み込んだ。そこで少女の意識は途切れる。(ああ、この炎は違う…) #誰そ彼の町で

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??「というわけで謎の少女死亡一回目っす。いやぁ、誰なんすかね。なんか知ってるようなしらないような……え、僕っすか？僕は次回予告担当の一般人っす。予告したら帰っていいって言われてるんでサクっと終わらせるっすよ！次回はどこから始まるんすかね。じゃあまぁ、次回【舞　あっ文字数がっ！」

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キャスト 謎の少女：××× 次回予告の一般人(本編登場予定はない)：??????

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三日目 ××× 魂8　力0　探索0 死亡1回 　#誰そ彼の町で

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[ハンドアウト]気が付くと、君は古びた銭湯の脱衣所にいる。大型の扇風機は、一度スイッチを切ると、もう動く事はなかった。《開始地点[町]shindanmaker.com/541547》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541552

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[町]武装した大勢の自警団が君に迫る。《所持異形5かつ力9以上で惨死【魂-4/異形『巨躯(力+1/通常診断後、診断名の後に「2」をつけ一日に二日分の診断ができる)』入手】、前述以外は見逃される【魂+1】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541547

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何かのうなり声のような音で少女が目を覚ますと、そこは脱衣所だった。衣服に乱れはない。確かに焼かれたはずなのに。うなり声のような音の正体は目の前の扇風機だった。「うるさいなぁ」かちり。紐を引くと扇風機は動きを止めた。 #誰そ彼の町で

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『どこ行きやがった！』『あん畜生！俺の娘を！』『まだ遠くには行ってないはずだ！探せ！』人の声だ。戸を小さく開くと、目を血走らせた男の一団と目が合った。各々が武器になりそうなものを手にしている。『おっと、ガキか。嬢ちゃん、ここいらで化け物を見なかったか？』 #誰そ彼の町で

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「ううん、何も見てない」『そうか。この辺は危ないぞ。暗くならねぇうちに家に帰りな』この町に夜は訪れるのだろうか、少女の家はこの町にあるのだろうか。何も、思い出せない。踵を返した少女を男の一人が呼び止めた。『きみ、名前は？娘の知り合いだったりしないか？』 #誰そ彼の町で

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「あたし？えっと…」思い出せない。そもそも名前などあっただろうか。いや、記憶の底から浮かび上がってくるものがある。顔も声も思い出せない誰かが呼んでいる。「舞花…です。あたしは舞花」少し誇らしげに、彼女は名乗った。まだそれが自分の名前だと確信できてはいないが。 #誰そ彼の町で