[INTER BEE CONNECTED] 企画セッション「放送同時再送信への取り組み」実況(もどき)まとめ(個人用)

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[INTER BEE CONNECTED]放送同時再送信への取り組み #InterBEE

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フジテレビ塚本氏:放送同時再送信の取り組みについてお話ししたい。今日のスピーカーはお三方とも放送同時再送信をやっている局にお越しいただいた #InterBEE

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塚本氏:10分ぐらい時間を借りてなぜいま放送同時再送信なのかを説明したい。言わずもがなだがテレビをめぐる環境が変わってきたこと。15年で7%テレビの視聴が下がってきた。地上波は12%減った。 #InterBEE

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塚本氏:有料多チャンネルも先行きが明るい訳ではない。この要因はタイムシフトとプレイスシフト。対応策としてビデオオンデマンドのサービスを拡充してCMをスキップさせないタイムシフトを楽しんでもらう。アメリカの傾向では視聴率計測の再検討 #InterBEE

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塚本氏:デバイスシフトでは放送同時再送信を真剣に検討しなければならない。これをテレビがテレビをとびだすと勝手に解釈している #InterBEE

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塚本氏:ラジコはビジネス化している。朝日放送と朝日新聞と合同バーチャル高校野球は同時再送信している。ひかりTVどこでもはプラットフォームサービス。アメリカで言うTV everywhere #InterBEE

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塚本氏:イギリスはiPlayer。韓国は90年代からウェブで放送同時再送信をしている。当たり前のことになっている。アメリカではCBS、HBOが独自の同時再送信をやっている #InterBEE

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塚本氏:海外では独自の同時再送信をやる中、日本でも動きが出てきている。NHKの同時再送信の動きをまとめてみた #InterBEE

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塚本氏:2014年の放送法改正で同時再送信が付帯業務から本業務になった。経営計画には推進するとはっきり書いてある。自民党の放送法の改正に関する小委員会の提言で、放送同時再送信のロードマップを作成し受信料を取るよう書いてある #InterBEE

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塚本氏:それを受けて総務省でも放送に関する諸課題の検討会が開かれた。NHKが先頭を切って、業界を巻き込む事態になる #InterBEE

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NHK近藤氏:公共放送のネットサービス～テレビ同時配信の現状と課題～ということで資料を用意させていただいた。 #InterBEE

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近藤氏:NHKのネットサービスはそれなりに歴史がある。NHKネットサービスは先日で丸二十年。前の放送法の枠の中でさまざまなデジタルコンテンツを提供してきた。映像系で言うと、既放送番組やそれをもとにした動画クリップを提供してきた #InterBEE

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近藤氏:先進的取り組みでいうとNHKハイブリッドキャスト。こうしたものは放送法の枠を飛びだすケースもあるので総務大臣の特認で進めてきた。 #InterBEE

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近藤氏:NHKのデジタルサービスは今年度から大きく転換した。以前は放送の補完に限定されてきた。世界的な流れを受け、放送中・放送の前でも放送番組を提供することが仕組み上可能になった。理解促進に繋がる動画も幅広く提供できるようになった #InterBEE

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近藤氏:制度的な裏付けは改正放送法。それにともない実施基準ができた。これはホワイトリスト。実施基準に基づいて毎年度なにをやるかを書いたのが実施計画 #InterBEE

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近藤氏:部内ガバナンスとしてガイドラインを作った。そのコンテンツは本当に必要なのか、提供して喜んでいただけるのか、運用体制はできているのか、お金はかかりすぎていないか、円滑な終了、個人情報・プライバシーなどに配慮した運営でなければならいというのがガイドライン #InterBEE

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近藤氏:これに基づき、ネット同時配信という事業を始めた。本格展開を視野に入れながら実施しているものと実証実験しているものがある #InterBEE

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近藤氏:実施は災害時などにおける同時提供。火山の噴火、地震など。実証実験はふたつのカテゴリに分けて実施 #InterBEE

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近藤氏:災害同時提供は今年度始めから随時。提供番組は総合テレビのニュース。見られる人は通信環境が整っている人。NHKのトップページにバナーを用意 #InterBEE

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近藤氏:4月30日の安倍首相アメリカ議会演説、口之永良部島など。災害「等」であって災害だけではない。ニュースバリューを考えて判断する。ニュースでも関係ない物には「ふた」するのが原則 #InterBEE

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近藤氏:試験的提供のBと呼んでいるもの。実施時期は10/19から11/15まで。提供する番組は総合テレビの午前7時から午後11時までの16時間以内。東京神奈川埼玉千葉で放送した内容。参加者は受信契約のあるNHKネットクラブのプレミア会員から募集。 #InterBEE

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近藤氏:著作権処理が課題。契約先に放送と同じ取り扱いを求めた。提供できない番組にはふたをかぶせた。スマホは無料アプリを提供。IDとパスワードを発行して個人認証 #InterBEE

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近藤氏:費用はこんな感じ(0.9億円)。検証結果はとりまとめて公表する。けっこうキレイに見えたという声もある #InterBEE

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近藤氏:(試験的提供)Aも実施する。フィギュアスケートと天皇杯サッカー。いずれもNHKがネット権をもつスポーツ番組。対象は通信環境のある日本国内の人。個人認証は行わない #InterBEE

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近藤氏:検証内容はサーバー負荷など。課題はいくつもあるが、本格実施をすると大変な課題の山になる。受信料との関係、著作権、リスク管理、新放送センター建設にも設備の問題は絡んでいる。 #InterBEE