元彼シリーズ

あさこ。感傷に浸る秋の終･･･ @yoko_7d8u_asako

③ これは･･･ 「どーいうつもり？」 『ん？お前の手が空いてたら なんか握りたくなんねん♡』 ほんとに。 罪な男。 「そんな事してたら 彼女に嫌われるよ。」 『そう？もっとハマるんちゃう？ 女なんて独占欲の塊やから。 ･･･お前はちゃうかったけどwww』 #元彼忠義

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④ 私が忠義と別れたのは 誰にでも優しい忠義に 嫉妬ばかりの自分が 耐えられなかったから。 でも･･･ 悲劇のヒロインを演じたい女子なら そんな忠義にも ついて行くんだろうな。 そして時々与えられる優しさに どんどんハマって抜け出せなくなる。 「蟻地獄www」 #元彼忠義

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⑤ 『へ？』 「何でもなーいwww」 可哀想な彼女を思って 私はその手を離そうとする。 だけど･･･ぐっと掴み直されて そのまま耳元で囁かれる。 『なぁ･･･抜け出さへん？ お前に触りたいわ。 な？ええやろ？』 ほんとに。 「どんだけサカってんの？」 #元彼忠義

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⑥ 『褒め言葉やん？ 別れても抱きたくなる エエ女って事♡』 エエ女。 都合のエエ女でしょ？ 『それに･･･ お前とは昔ヤリまくっててんから。 今更1回や2回増えても 罪は軽いやろ？』 どーゆう意識だよwww でも。 そう言ってのける強欲さ。 嫌いじゃない。 #元彼忠義

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⑦ だから私は耳打ちし返す。 「･･･いいよ。 でも。終わったらすぐ帰るから。」 すると彼は不敵に笑って。 『終わったら･･･な？』 【元彼･･･ときどき、共犯者。】 #元彼忠義 pic.twitter.com/W04tkp6UzW

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【元彼･･･ときどき、亮ちゃん】 ① この季節になると 貴方を思い出す。 貴方を追いかけて 地元を離れて 一緒に過ごした短い時間。 貴方を得た事以上に 仕事の辛さや 家族のいない寂しさに耐えきれず 別れを決意したあの日。 思い出すと今も泣きそうになる。 #元彼亮ちゃん

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② 「じゃあ･･･」 荷物をまとめて玄関に向かう私。 紐のめんどくさい靴を 履くのに苦戦して座り込む。 そんな私を後ろから見つめ 亮ちゃんは笑う。 『今度からは シンプルな靴買いやwww』 亮ちゃんはバカにしながら いつも履くの待ってくれたよね。 #元彼亮ちゃん

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③ だめだ。 俯いたら泣きそう。 だから ぐっと立ち上がろうとしたら･･･ 後ろから亮ちゃんの手が回されて またその場に座り込む。 亮ちゃんの温もりも 亮ちゃんの匂いも まだこんなに惹かれてる。 なのに 出ていく事しか選べなかった 私を許して。 #元彼亮ちゃん

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④ 亮ちゃんの息が耳にかかる距離で 声が響く。 『忘れんといて。 お前のことずっと大事に思ってる。 だから･･･ 辛くなって投げ出したくなったり お前の命の危機の時は 絶対俺を呼んで。 ええな？約束やで？』 ･･･その台詞は ずるくない？ #元彼亮ちゃん

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⑤ だって今まさに 辛くなって貴方を 投げ出すんだよ。私は。 そんな私には 不釣り合いな台詞だよ･･･ 亮ちゃんの手を解いて 立ち上がる。 顔は見れないから背を向けたまま 「ありがと。 でも･･･もう亮ちゃんには 頼れないよ。」 そう言って部屋を出た。 #元彼亮ちゃん

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⑥ あれから時間が流れて。 私は別の人と結婚もした。 きっと貴方も 別の人が隣にいるよね。 だけど･･･ 辛くなって投げ出しそうな時は 貴方の言葉を思い出してる。 そしたらグッと 前を向けるから。 「それくらいなら 浮気ちゃうもんね。」 #元彼亮ちゃん

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⑦ 見上げた空に呟けば 貴方の声が都合よく 聞こえる気がする。 『せやな。 つーか。まだその靴履いてんの？ はよ、履きやすいの買えやwww』 【元彼･･･ときどき、おまもり。】 #元彼亮ちゃん pic.twitter.com/ApSryOq8D1

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【元彼･･･ときどき、丸ちゃん】 ① 夜中にLINEが飛び込む。 《やっほー♡そろそろ年末！ 飲み会企画してー♡》 高校の部活仲間で 元彼のあいつから。 毎年年末は仲間で集まるからね。 〈やだ！こっちは仕事もしてるし 子供いて企画どころじゃない！〉 #元彼丸ちゃん

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② 《そっか･･･ まぁ旦那さんもおるしな。 そんな飲み歩く嫁イヤやろうし。》 そのメッセージに 私はちょっと考える。 それから･･･試してみる。 〈旦那12月から単身赴任なん。 だからそこは平気♡〉 ･･･しれっと言ってみたけど なんて返ってくるかな？ #元彼丸ちゃん

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③ そしたらいきなり電話が鳴って。 慌てて家の外に飛び出す。 「急に電話やめてや！ 子供ら寝てるし！」 『あ、ごめん。 LINE打つん面倒になってんwww』 旦那も寝てるのに。 そう言いかけてそれは飲み込んだ。 「で？何？飲み会の事？」 #元彼丸ちゃん

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④ 『おん。今度一緒に飲みに行かん？ 会場の下見がてら。』 「わざわざ下見いらんやろwww」 『ええやん奥様♡ 旦那さんもおらんのやし。 ストレス発散♡ 外で飲むんは気分ちゃうやろ？』 確かに。それはそうだけど。 でも･･･ 「飲むだけならええよ。」 #元彼丸ちゃん

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⑤ すると彼は笑って 『飲むだけやってwww 期待してんの？エロー！ 人妻エローwww』 ちっ･･･言うんじゃなかった！ 「うるさい！もう切る！」 そしたら向こうから慌てた声。 『ごめん！ごめんて！ ちょ･･･待って！』 だから耳を傾ける。 #元彼丸ちゃん

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⑥ 『飲む以外もええなら。 俺は大歓迎やで？』 ･･･でた。人たらし。 「やだ。地獄落ちたない！」 『はぁ！？言い出したんお前やん！』 「いーのー。人妻の戯言♡」 『ずるー！！』 2人で笑って それから沈黙。 気まずくて 切ろうとしたら･･･ #元彼丸ちゃん

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⑦ 『俺はええよ？ 一緒に地獄落ちても♡』 「あほ！言ってろバカ！おやすみ！」 そう言って会話を切る。 だけど･･･まだ心臓鳴ってて １回くらいなら･･･とか思ったり。 【元彼･･･ときどき、悪魔の囁き】 #元彼丸ちゃん pic.twitter.com/EsqBBVfV6p

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