140字SS

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最初なんて覚えていない。ただ痛みと恐怖だけだった。 数え切れないほどの存在と方法で嬲られたこの身体。汚れてるなんてもんじゃない。壊れてると言ってもいい。もう痛みしか感じることができないと思っていた。 だけど先輩は初めて純粋な快楽をくれた。そしてこの身を預けるのはこの人で最後。

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貴方はクリスと先輩で【 おかえりなさい 】をお題にして140字SSを書いてください。 shindanmaker.com/415755

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来た。 知らせがあったわけでもない。だけど直感が告げていた。 それを一切疑わずにクリスは玄関へと駆け出す。 足音が聞こえたことに確信。待ちきれなくて扉を開けば驚いた顔の翼がいた。 「おかえり、せんぱいっ」 可愛らしい出迎えに翼は微笑み「ただいま、雪音」と愛しい温もりを抱きしめた。

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貴方は翼とクリスで『空腹に効くクスリってありますか』をお題にして140文字SSを書いてください。 shindanmaker.com/375517

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「いてぇ、よ」 帰宅した翼に突然抱き締められ首を噛まれてクリスは呻く。 もがけば牙は離されたがべろりと濡れた舌で舐められ背筋が震えた。 「今、私は、空腹だ」 「じゃあメシにしよう、な？」 「雪音が食べたいんだ」 再び噛み付かれクリスは諦め、小さく喘ぎ翼の頭に手を伸ばし髪を撫でた。

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あなたはつばクリで 【身も心も。 / 無理やり】 をお題にして１４０字ＳＳを書いてください。 shindanmaker.com/468263

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無理やり押さえつけられ、ろくに触れられることもなく胎内へ突き立てられてもこの身体は先輩を受け入れてしまう。 多少の痛みこそあれどもそれすら気持ち良くて、先輩に犯されてると思えば心は踊る。 もっと犯してと求めれば笑って中を突き裂いてくれる先輩に、自然と喉から悦びの音が鳴った。

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貴方は雪音と先輩で『永遠を現実にしてしまう人』をお題にして140文字SSを書いてください。 shindanmaker.com/375517

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「どこにいても、何があっても、私はお前と共にいる。たとえ地獄の底だろうが一緒だ。嫌とは言わせんぞ」 先輩の言葉になんだよそれ、と笑ってしまいながらも自然と涙がこぼれ落ちてしまう。 永遠なんて無くて、失われてしまうかもしれないという不安すら、この人なら大丈夫だと思える気がした。

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貴方は翼とクリスで【 待ってた 】をお題にして140字SSを書いてください。 shindanmaker.com/415755

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「遠慮はいらん、ぶっ放せ！　雪音ッ！」 ああ、この声だ。戦場でもどんな時でもこの声は、存在は、あたしを鼓舞してくれる。 「その言葉を待っていたッ！」 待ち望んだ先輩からの掛け声に高揚しながら、その興奮さえも込めて、敵の軍勢めがけ全ての想いを乗せ、守る為の銃弾をぶっ放した。

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貴方は先輩とクリスで『わかったか、あほ』をお題にして140文字SSを書いてください。 shindanmaker.com/375517

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「雪音、今、なんと言った？」 顔に上る熱を耐えて想いを伝え、想いに応えたのに目を丸くする先輩に頰が引きつる。 愛慕をぶつけるように精一杯背伸びをして半開きの唇を塞ぐ。 「これでわかったか？先輩」 「いや……もう一度、頼む」 惚けて身を屈めてくる先輩に、笑いながらもう一度口付けた。

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あなたはクリスと先輩で 【髪をかきあげて / いきたいの？】 をお題にして１４０字ＳＳを書いてください。 shindanmaker.com/468263

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「ね、せんぱい、出したい？」 自ら突き上げようとせず戸惑いと情欲で顔を歪ませる翼の、汗で濡れた髪をかきあげながら問うと小さく頷かれクリスの胎内はきゅうと締まる。 「いいよ」 「ひ、ぐぅ、ゆきね」 腰を激しく揺らせば程なくして吐き出された熱と蕩けきった瞳にクリスは興奮と共に果てた。

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貴方はクリスと翼で『無理をするのは得意』をお題にして140文字SSを書いてください。 shindanmaker.com/375517

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「まだ、いけるか？　雪音」 「へっ！　誰に聞いてんすか？　センパイ」 頼もしい声に自然と口元が緩む。 傷だらけで身体も重く、未だ終わりの見えない戦い。絶望的な状況でも雪音は笑って隣にいてくれる。それだけでいくらでも戦える。 そして私達は希望を胸に抱き、共に歌い、戦場を駆けた。

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貴方はクリスと翼で【 手をつなごう 】をお題にして140字SSを書いてください。 shindanmaker.com/415755

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いかないでくれ。 「先輩？」 言いようのない不安に襲われ無意識に雪音の手を掴んでしまった。 何故掴んだのだろう。わからない。だが、離したくない。 「手を、繋いでもいいか？」 「もう繋いでるじゃないっすか」 可笑しそうに笑い握り返された手に不安は掻き消え、温かなものが胸を満たした。

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貴方は先輩と雪音で『いっそ心中する？』をお題にして140文字SSを書いてください。 shindanmaker.com/375517

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きっと最期は閻魔様のとこ行くんだろうな。 なんとなくそう口に出していた。 天国なんて場所はきっと似合わない。行かせてもらえない。 ぼんやりと思っていると大好きな手に頭を撫でられる。 「案ずるな。どこへ行こうと私も一緒だ」 それなら地獄でも極楽浄土になりそうだ。なんて、笑い合った。

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貴方はクリスと翼で『香水』をお題にして140文字SSを書いてください。 shindanmaker.com/375517

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「せんぱいくさい」 「何？　……ああ」 あたしの言葉に先輩はすんと鼻を鳴らして納得したように頷く。 「おふろ、いこ」 「わかったからそんなに引っ張るな」 困ったように笑う先輩を早く早くと急かす。 知らない匂いで気分が悪い。 先輩の匂いを返せ。他の匂いをつけていいのはあたしだけだ。

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貴方はクリスと翼で【 せめて笑顔で 】をお題にして140字SSを書いてください。 shindanmaker.com/415755

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「先輩大好き」 「……せめて笑ってくれないか」 感情のない声に文句をつけると「急に無茶言うな」とこれまた愛想のない言葉が返る。 納得いかないので押し倒した。 「おい」 「これなら可愛い声で言えるだろう？」 「ふざけ……っ、ぁ」 「いい声だ、雪音」 嗚呼、今宵も楽しくなりそうだ。