甲状腺がん(遺伝子レベル)*個人用メモ

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rima @rima_risamama

引用: 「アメリカでは甲状腺がんと同様にこの変異が5 割を超えてみられるメラノーマでこの薬が認可されている.この薬はBRAF だけでなく,RAS などの変異があると逆に悪性化を促す問題をもち,ゲノム解析なしには使ってはいけない.」

2014-11-25 12:42:47
rima @rima_risamama

引用: 「環境省専門家委員会などの議論では,甲状腺検査について原発事故との関連で増えているかなどの議論が中心で,もっとも重要な甲状腺がんと診断された子どもの治療方針が議論の中心になっていない.」

2014-11-25 12:45:35
rima @rima_risamama

引用: 「福島の子どものためには,甲状腺がんの増加を踏まえゲノム解析からの正確な評価をもとにした治療方針を検討し,不確定さのあるなかでセカンドオピニオンを保証し,患者とその家族の希望に答えた最新の治療が選択できるようにするべきである.」

2014-11-25 12:46:00
rima @rima_risamama

メモ)第27回日本内分泌外科学会総会(5/28-29) jstage.jst.go.jp/article/jaesjs…「小児・若年者甲状腺癌に見られる遺伝子変異」光武範吏、鈴木眞一、山下俊一 「対象は小児・若年者甲状腺乳頭癌で手術が施行された65例…男性22例、女性43例、平均年齢17.4歳」

2015-06-08 10:26:51
rima @rima_risamama

見逃してた。あとで読も。 メモ) 山下俊一の3月11日英語基調講演の完全書き起こし、および和訳(2013/4/8) fukushimavoice.blogspot.jp/2013/04/311.ht… パワポ:docs.google.com/file/d/0B3fFCV… pic.twitter.com/XBZT0FlgAD

2015-06-08 18:43:20
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rima @rima_risamama

【重要】早野龍五氏「チェルノブイリ事故のあと多くみられた「RET/PTC3」と呼ばれる遺伝子の変異は、1人も見つからなかった」 ⬇︎が… 2015年5月、内分泌外科学会において、鈴木眞一、山下俊一らはRET/PTC3:が1例あったと。twitter.com/risa_mama117/s…

2015-08-29 06:39:49
rima @rima_risamama

【六号通り診察所所長のブログ(2013/5/22)】BRAF V600E遺伝子変異の甲状腺乳頭癌の予後に与える影響についてrokushin.blog.so-net.ne.jp/2013-05-22BRAFの変異があって、遠隔転移などのある患者さんは、同じ甲状腺乳頭癌であっても、かなり明確に予後の悪い傾向

2015-11-27 07:14:30
rima @rima_risamama

引用: 「同じ遠隔転移があっても、BRAFの変異のあるなしで、明確な死亡リスクの差が見られるのですから、これを同一の種類の癌と捉えるのは、臨床的には誤りだ、ということになります。」

2015-11-27 07:15:12
rima @rima_risamama

内分泌甲状腺外会誌 30(4):276-280,2013|「小児甲状腺乳頭癌:充実型/充実濾胞型の 病理学的特徴と遺伝子異常」-山梨大学医学部人体病理学 近藤 哲夫らjstage.jst.go.jp/article/jaesjs… pic.twitter.com/3jMqaU2wxv

2015-11-27 12:52:35
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rima @rima_risamama

引用: 「本邦の小児・若年甲状腺癌でもRET/PTCが認められるが,欧米諸国の報告と同様に本邦でも通常型では RET/PTC1の頻度が高く(35%,7/20症例),充実濾胞型ではRET/PTC3の頻度が高い(35%,2/ 6症例)。組織亜型に関してチェルノブイリ原発事故」

2015-11-27 12:57:26
rima @rima_risamama

引用: 「周辺地域では充実型/充実濾胞型が多く,日本では乳頭状構造が優勢な通常型が多いことは既に述べたが,通常型だけで比較してみると日本とベラルーシ・ウクライナでRET/PTC1陽性率が33~45%と大きな差がなく,また充実濾胞型における RET/PTC3の頻度も33~50%の」

2015-11-27 13:04:00
rima @rima_risamama

引用: 「範囲にある。これはヨード摂取量などの地理的要因,放射線被爆の有無などによって乳頭癌の増殖パターンは変わるとしても,増殖パターンが同じであれば被爆の有無,ヨード摂取量の違いに関わらず同じ遺伝子異常のパターンを持っていると考えることができる。」

2015-11-27 13:08:29
rima @rima_risamama

「甲状腺がん: 放射線関連甲状腺乳頭がん、特に原爆放射線被曝に関連した分子的特徴」2015年濱谷清裕(放影研)ら rerf.or.jp/library/scidat… twitter.com/miakiza2010090…

2015-12-16 09:23:47
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

論文解説: 甲状腺がん: 放射線関連甲状腺乳頭がん、特に原爆放射線被曝に関連した分子的特徴 rerf.or.jp/library/scidat… (PDF) 2015年、濱谷清裕(放影研)ら。 元論文(無料)はこれ → twitter.com/miakiza2010090…

2015-12-15 19:03:06
rima @rima_risamama

「甲状腺乳頭がんでは、その発生の初期段階においてMAPK シグナル伝達経路の恒常的活性化が引き起こされ、その恒常的活性化が甲状腺細胞のがん化に寄与すると考えられている。甲状腺乳頭がんでは、MAPKシグナル伝達経路の恒常的活性化を」rerf.or.jp/library/scidat…

2015-12-16 09:31:00
rima @rima_risamama

引用: 「引き起こす遺伝子変異として遺伝子再配列(RET ならびにNTRK1 遺伝子再配列)および点突然変異(BRAF ならびにRAS 遺伝子点突然変異)がよく知られている。 通常、これらの遺伝子変異のいずれかひとつが甲状腺乳頭がんに見出されるが、ひとつの甲状腺乳頭がんに」

2015-12-16 09:33:00
rima @rima_risamama

引用: 「これらの遺伝子変異が複数個見出されることはほとんどなく、これらの遺伝子変異は相互排他的に生じると考えられている。」

2015-12-16 09:35:42
rima @rima_risamama

メモ) BRAF点突然変異: BRAF遺伝子の 1799番目の塩基チミンかアデニンに変化する変異で、その結果 600番目のアミノ酸バリン(V)がグルタミン酸(E)に変化する事象。突然変異型BRAF遺伝子は恒常的に活性化した状態になり、甲状腺がんやメラノーマなどの発がんに関与する

2015-12-16 09:44:30
rima @rima_risamama

引用: 3.チェルノブイリ小児甲状腺がんにおける遺伝子変異の特徴 チェルノブイリ原発事故後に発生した小児甲状腺がんの多くは、乳頭腺がんである。 小児甲状腺乳頭がんでは、典型的な乳頭構造を示す症例に加えて、充実性構造(腫瘍細胞が濾胞状・乳頭状構造を示さず、

2015-12-16 09:54:30
rima @rima_risamama

引用: 充実性、島状あるいは索状に密集して増殖する形態) あるいは濾胞構造(腫瘍細胞が一層に配列する腺腔状構造を示して増殖する形態)あるいはこれらの構造が混在する組織的な特徴を示す症例が多く見られることが知られている。遺伝子変異としては、遺伝子再配列、

2015-12-16 09:56:31
rima @rima_risamama

引用: 特に散発性(放射線被曝に関連のない)でよく観察されるRET/PTC1 再配列ではなくなく、RET/PTC3 再配列が高頻度に観察された。さらに、散発性甲状腺乳頭がんでは見出されなかったBRAF遺伝子再配列が、チェルノブイリ小児甲状腺乳頭がんの一部に見出された。」⬅︎重要。

2015-12-16 10:00:13

【訂正】○:再配列ではなく、✖︎:再配列ではなくなく

rima @rima_risamama

引用: チェルノブイリ小児甲状腺乳頭がんでは、RET/PTC3 再配列が主要な変異であるのに対し、原爆被爆者の成人甲状腺乳頭がんではRET/PTC1 再配列が主要な変異であった。チェルノブイリ小児甲状腺乳頭がんで見出されたBRAF遺伝子再配列は、原爆被爆者の成人甲状腺乳頭がんでは

2015-12-16 10:08:01
rima @rima_risamama

引用: 見出されていない。また、若年で原爆に遭われた被爆者の甲状腺乳頭がんは、成人で被爆した人々のがんに比べRET/PTC 再配列の頻度が高いことが示唆された。 子供の時に高線量の原爆放射線を浴びた被爆者での成人甲状腺乳頭がんの発生には、 放射線によって引き起こされたであろうと

2015-12-16 10:10:19
rima @rima_risamama

引用: 考えられる遺伝子再配列、特に RET/PTC1 再配列が強く関与したと推測される。 rerf.or.jp/library/scidat…

2015-12-16 10:11:54

▪️内分泌甲状腺外会誌 31(2):125-129,2014
特集2 甲状腺の細胞診の新しい報告様式と技術
「甲状腺腫瘍の遺伝子診断と細胞診」杏林大学医学部病理学
菅間 博ら
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaesjsts/31/2/31_125/_pdf