平成27年度 文化審議会 著作権分科会 著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会(第3回)(2015年11月26日)

平成27年度 文化審議会 著作権分科会 著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会(第3回) 1.日時 平成27年11月26日(木)10:00~12:00 2.場所 続きを読む
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茂木 和洋 @kzmogi

椎名委員:我々はデータとしてモノを出しているので、補償金の必要がないという考え方を立証するような客観的データを是非示していただきたいと思う。

2015-11-27 01:51:04
茂木 和洋 @kzmogi

10:24 / 土肥主査:かつてご報告いただいた私的録音についてのデータは重要と承知。そうしたデータも必要であるが、契約の実態や技術動向について短い時間でも状況が変わるので、我々が実態を把握することは重要と思う。

2015-11-27 01:51:16
茂木 和洋 @kzmogi

10:25 / 華頂委員:映画製作者の立場から言うと、クリエイターへの対価還元の行われていない範囲があるかどうかで言えば「ある」。その補償すべき範囲は「テレビからの録画」で対価還元の手段は「コンテンツの再生産にかかる対償」になる。

2015-11-27 01:51:30
茂木 和洋 @kzmogi

10:26 / 土肥主査:華頂委員の発言は天上天下的な面があるので(委員席より笑い声)……議論の進め方のお願いも協力いただければと思う。

2015-11-27 01:51:43
茂木 和洋 @kzmogi

10:26 / 奥邨委員:1の現状把握はあまり価値判断を入れずにデータを提示していただくことが重要。補償すべきかどうかという価値判断に関しては続く2・3で議論すればよい。

2015-11-27 01:51:59
茂木 和洋 @kzmogi

奥邨委員:これまで出していただいたデータ重要だと思うし、それ自体否定されるものではないがそれに限る必要もなく、より新しい資料や異なる立場からの資料とこの場での議論を総合して、評価ではなく現状の把握ということを十分に行うべきではないか。

2015-11-27 01:52:12
茂木 和洋 @kzmogi

10:28 / 土肥主査:奥邨委員の想定している現状の把握は、どこかの機関が調べてということか、それとも我々が直に技術動向等のヒアリングを受けることを想定しているのか。

2015-11-27 01:52:26
茂木 和洋 @kzmogi

10:28 / 奥邨委員:そこまで深く考えてはいなかったが、既に出来合いの文書があるのであればそれを出していただければ良いし、今後の審議がどれだけ時間が許されているのかという事情にもよるが、可能であればこの場で伺うことがあっても良いのではないか。

2015-11-27 01:52:44
茂木 和洋 @kzmogi

10:29 / 榊原委員:時間の資産や予算といった事情があるのは承知しているが、客観的な現状を把握するということに賛成で、方法論として可能であれば第三者的な方が調査したものがあれば理想。それが可能であれば可能な範囲でやっていただきたい。

2015-11-27 01:52:59
茂木 和洋 @kzmogi

榊原委員:ただしデータだけあっても意味が分からなければ活用できない。ヒアリングも必要。以前権利者の方からコピーの数が膨大であるというデータを提示していただいたが、その意味、プライスインの有無が不明。

2015-11-27 01:53:12
茂木 和洋 @kzmogi

榊原委員:様々な流通経路の中で、コンテンツがどのような契約で流通されているかということが判る情報を調べるなりヒアリングするなりの手段で把握することが前提として必要ではないか。

2015-11-27 01:53:24
茂木 和洋 @kzmogi

10:30 / 椎名委員:数字ということでは、我々の資料でもカバーできていないものがある。我々は複製手段を提供している方々が上げている利益について言及したがデータの裏付けがない。複製機器および複製手段を提供することに関する市場規模の数字があれば是非提出していただければありがたい。

2015-11-27 01:53:49
茂木 和洋 @kzmogi

10:31 / 土肥主査:利益となると非常に微妙で、ヒアリングをしてどの程度ご意見を頂戴できるかという問題があって、利益や契約実態についてどこまで情報を出していただけるか想像がつかない部分がある。

2015-11-27 01:54:02
茂木 和洋 @kzmogi

10:31 / 椎名委員:ヒアリング設定の要望ではなく、客観的な統計の数字を拝見したいという意見。

2015-11-27 01:54:17
茂木 和洋 @kzmogi

10:31 / 松本委員:アニメーション市場の数字になるが、経産省でクールジャパン業界実態調査がある。アニメーション作品を作るプロダクションの収入を10とすると、商品を作るメーカーの市場規模が100で、クールジャパン全体のコンテンツ市場規模が20~40兆円。

2015-11-27 01:54:31
茂木 和洋 @kzmogi

松本委員:だいたい10倍10倍となっていて、プロダクションが10の投資で作品を作り、それをテレビ局が放送し、テレビ局はスポンサーからのCMで番組を調達している。スポンサーは関連商品を作成し、そこからロイヤリティ収入をコンテンツに対して支払っている。

2015-11-27 01:54:43
茂木 和洋 @kzmogi

松本委員:一方、テレビ放送を2週間分24時間録画可能という録画機が販売されており、2週間分自由に見られるというニーズに市場性があるが、録画機メーカーはゲームメーカーやおもちゃメーカーが払うようなロイヤリティは一切負担していない。

2015-11-27 01:54:58
茂木 和洋 @kzmogi

松本委員:コンテンツを利用して商売になるサービスをしながら全く負担をしていない。この実績を考えてもらって、数字が約一千倍あることを考えてもらえれば、業界全体からお金を集めれば数倍の作品ができることになる。

2015-11-27 01:55:13
茂木 和洋 @kzmogi

10:34 / 土肥主査:事務局にはそうしたデータを集めていただいて、松本委員によると本委員会に出せるはずだということなのでお願いする。

2015-11-27 01:55:28
茂木 和洋 @kzmogi

土肥主査:他にご意見がなければ1の現状把握に関しては皆の了解を得たということで次に進めたい。「2 対価還元の範囲」についてご意見をいただければ。

2015-11-27 01:55:39
茂木 和洋 @kzmogi

土肥主査:(発言を希望する委員が現れなかったため) 意見が無いようなので、この案の形で進めたい。「3. 対価還元の手段」についてご意見があれば伺いたい。

2015-11-27 01:55:53
茂木 和洋 @kzmogi

土肥主査:(こちらも発言を希望する委員が現れなかったため)意見がなければ、これで進めたいが……全体として論点案から「案」を取るということでよろしいか。

2015-11-27 01:56:09
茂木 和洋 @kzmogi

10:38 / 榊原委員:1についてか2についての意見になるのか不明確だが、プライスインされているかどうかという点について、経済学の方の意見を聞くいてはどうか。この場には法律の専門家の方はいるが、経済学の専門家はいない。

2015-11-27 01:56:23
茂木 和洋 @kzmogi

榊原委員:経済学の方の観点がなければプライスインされているか、対価還元されているか、市場の失敗が存在するか判断できないのではないか。そうした基準や考え方について経済学の専門家の方の意見を聞くことが必要。そうした点も考慮してほしい。

2015-11-27 01:56:36
茂木 和洋 @kzmogi

10:39 / 土肥主査:いまの要望は経済学の専門家の意見をこの場で聞けるようにヒアリングを設定してほしいということなので、事務局とどういった方が良いかを相談して進めたい。

2015-11-27 01:57:02
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