MISO COMBAT ~夕餉の戦火~
@nonarei 歌仙は屋根の和泉守を睨みつけた。「和泉守、君は白味噌派なのか」「あいにく京都生まれなもんでね」歌仙は己の刀に手をかけた。刻まれた銘『濃州関住兼定作』長らく九州で暮らした歌仙であったが、この銘ある限り、彼は赤味噌派なのだ。
2015-11-27 16:00:37@nonarei 一触即発。誰もが開戦のきっかけを探る中、響き渡る開門の鐘の音。今外出しているのは、遠征に出ている第四部隊と…審神者。審神者は拙い。こんな大騒ぎをしていることが知れたら間違いなく怒られてしまう。審神者ならば即時解散せねばならぬ。どちらだ。どちらが……!
2015-11-28 00:42:49@nonarei 「なーにやってんの?」帰還したのは加州清光率いる第四部隊だった。新たな戦力の登場に各陣営は色めき立つ。第四部隊を率いれたものこそ、この味噌戦争に勝つのだ。三日月、鶴丸、一期はこれまでのことを話し、自陣に入るよう促す。清光、大倶利伽羅、同田貫、小夜の答えは…
2015-11-28 00:50:53@nonarei 最初に口を開いたのは大倶利伽羅だ。「馬鹿馬鹿しい…なんでもいいだろう」その言葉に歌仙は鯉口を切るが、燭台切に押しとどめられる。「大倶利伽羅はね、僕らが作るのなら何でも美味しいって言ってくれてるんだよ…」優秀な翻訳に歌仙の毒気も抜けた。
2015-11-28 00:56:41@nonarei 「いろんな味噌食わしてもらってるけど、どれも美味いしなぁ…十人十色ってやつ?」同田貫の言葉に小夜も頷く。「贅沢はよくないと思う。…いざとなったら僕を売ればいいけれど」江雪と宗三が駆け寄り抱きしめた。「私たちが…我儘でした…」その言葉に全員がハッと息をのむ。
2015-11-28 01:02:40@nonarei 「まーね…好みがあるのはわかるけどさ、きちんと食べられるってすごいことだと思うよ?」川の下の子の説得力すごい。燭台切と歌仙は頷きあう。「本当にその通りだよね。」「加州、今日の献立は第四部隊で決めてくれないか」思わず顔を見合わせる第四部隊。
2015-11-28 01:07:29@nonarei 「じゃ、アレにしない?遠征途中で食べたいな~って言ってた…」「いいんじゃねぇの?」「僕も構わないよ」「…好きにしたらいい」清光は満面の笑みで答えた。「今日は、けんちん汁で決まり!」 今日も温かな夕食になりそうだ。
2015-11-28 01:11:35@nonarei 「…ん?夕餉は決まったのか?」「今日はけんちん汁だそうですよ、鶯丸様。…どうぞ、お茶が入りました」「うん、平野の茶ァは格別だな」第五勢力はいつも平和です。
2015-11-28 01:14:59@nonarei ご愛読ありがとうございました!!れいん先生の次回作にご期待ください!!! おわった!!!やった!!!!!!なんだこれ!!!私なにやってんだ!!!!やっと我にかえることが許された!!!!
2015-11-28 01:16:35途中、Mさんに「(スパイが入り乱れて)よくわからなくなったから勢力図を書いてくれ」と言われて書いた残念な図。
#MISO_COMBAT は友人が「エーコンのBGMでかっこいいPV作りたいwww」と言ったのに対して私が「MISO COMBATかよwww」と返したのが始まりであり、ネーミングセンスの悪さの全てが私の責任なのではないと主張したい
2015-11-25 11:25:06あと東京住みの友人に「東京は何味噌?」と聞いたら「わからない」と返ってきました。実はこの返答次第で虎徹をどちらの布陣に入れるか、または分離させるか決めようと思ってましたんで、結果そねさんとはっちは敵同士になりました。
2015-11-27 10:48:34Mさん「こんな時こそアンケートとれよ」
私「誰が投票してくれるんだよ」
結局アンケートをとることに…
調べてみたらどうやら蜂須賀公ゆかりの御前味噌(赤)というのがあるみたいです。はっちは絶対譲れない戦いなんですね。そねさんがはっちに協力した形です。
2015-11-27 15:08:10どうでもいい設定だけど、物吉くん(赤味噌派)に「白味噌みたいなツラしやがって」って言うとブチギレるから気をつけろ #MISO_COMBAT
2015-11-25 21:19:24